表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リセット〜絶対寵愛者〜【完結】  作者: まやまや
第2章〜奴隷編〜
16/424

買い物

無事に愛用となる自分の武器の強化が出来た。

もっと私のレベルが上がり、『武器作成』のスキルに込められる魔力げ増えれば、その都度にでも武器を強化していこう。



「ふふ、このレイピアも最終的には伝説(レジェンド)幻想(ファンタズマ)、それに最高峰のレア度である神話(ゴッズ)にしてみたいな。」



私のスキルなら、それも可能だと思うんだよね?

楽しみである。



「将来、冒険者に疲れたら武器職人として暮らすのも悪く無いかも。」



ポーション作りも楽しそうだし。

やりたい事がたくさん。

でも、それが嬉しくて堪らない。



「ふふ、私、今すごく幸せで充実した生き方をしてるよね?」



毎日が絶望だった日々。

今は、どう?

明日への楽しみに溢れている。



「さて、うん、体調も悪く無いし、次は買い物に行こう!まずは服とタオル。ーーーー後は、歯ブラシも買いたいかな?」



1番大事だしね!

今日は、同じ服を着たく無いし。

輝く未来。



「後は、冒険に必要なものも買いつつ、街の散策も、だね!」



市場を見て歩くのも悪くない。

そうと決まったらなら、さっそく必要なものを街へ買いに行こう!!



「そして、その後は新しく強化した武器を試しながらレベル上げ!」



これからの未来に期待を膨らませながら、私はソファーから立ち上がった。

部屋から出て、宿の1階へ。

そこで、にこやかに女将さんが出迎えてくれる。



「ーーあぁ、おはようございますお客様。これから何処かへお出掛けでしょうか?」

「はい、あの、街に服を買いに行きたくて。この近くにおすすめの良いお店はあります?」

「えぇ、ありますよ。ここから右に出て、真っ直ぐ進んで10分ぐらいで洋服を扱っているおすすめのお店にたどり着きます。」



女将さんがおすすめだと言う洋服屋さんの行き方を教えてくれる。



「教えて下さり、ありがとうございます。さっそく、そのお店へ行ってみますね。他にも買いたいものが色々とあるので、ついでに街中をぶらぶら歩いて来ます。」

「分かりました、お気を付けて。お客様のお帰りまでお部屋の鍵を私どもでお預かり致しますよ。」

「よろしくお願いします。たぶん帰りは夕方になると思いますので。」



鍵を差し出す。



「確かに、お部屋の鍵はお預かり致します。お帰りになった際は、鍵をお返ししますのでお声を掛けて下さい。」



優しく微笑む女将さんに見送られ、いざ、念願の街への買い物へ!



「今日も賑やかね。」



今日も活気ある街の中を歩きながらさっそく向かうのは、女将さんに教えてもらった洋服屋さん。

女将さん曰く、おすすめらしい。

洋服の商品の品揃えも良く、けっこうお値段も安いのだとか。



「良い服がいっぱいあるかな?」



今回買う予定なのは普段用と、戦闘用の洋服を数枚。

後は下着やタオル類。

わくわくしなが、店内へ。



「ーーーーいらっしゃいませ。」



明るい店員さんの声が、店内へ入った私を出迎えてくれる。

さて、じっくり服選びを始めますか!

物色する事、数十分。



「・・・はぁ、ちょっと洋服を買いすぎちゃったかな?」



目の前には、たくさんの洋服たち。

どうしよう。

私の空間収納の事は、まだ秘密のままにしておきたいし・・・。

悩む。



「ーーーーん?」



ふと、目に付いた()()()()()に近づいて見る。

そして、鑑定すればーーーー




ポシェット

レア度:普通(コモン)

マジックバック。

中に物を入れられが、生き物は入れられない。





ーーーまさかの、マジックバックでした。



「えっ、まさか隣のバックとかも、マジックバックなの!?」



とりあえず鑑定、っと。




ショルダーバッグ

レア度:普通(コモン)

マジックバック。

中に物を入れられが、生き物は入れられない。



ウエストポーチ

レア度:普通(コモン)

マジックバック。

中に物を入れられが、生き物は入れられない。




鑑定結果に大興奮。



「やっぱり、どっちもマジックバックだ!!あの、すみません!!」

「は~い、お客様、いかがなさいましたか?」

「このマジックバックなんですが、売り物ですか?」

「あぁ、マジックバックのバックですね。マジックバックなので、他のバックなどよりは値が張りますがお売り出来ますよ?」

「おぉ!!



・・・なんと売り物とは。



「買います!」

「は、はぁ、畏まりました。では、ショルダーバッグとポシェット、ウエストポーチとありますが、どれにになさいますか?」

「ウエストポーチで!」



迷わず、即答。

ショルダーバッグやポシェットの方は、戦闘中に少し邪魔になるしね。

ここは、ウエストポーチでしょう!



「っっ、はい、ただいま、商品のご用意をいたします!」



店員さんに引かれながらも、見事、マジックバックのウエストポーチをゲットです!

ふふ、やったね!!

その結果ーー。



「ーーーーはは、たくさん、買っちゃったよ。」



一緒に、洋服たちも大量購入です。

だって、必要な物だし。

まぁ、後悔は全くしてないけどね?

マジックバックのおかげで、荷物は全て収納する事が出来たし。



「ありがとうございました!」



ほくほくの店員さんの声を背に、ルンルン気分で店を出る。

その足で雑貨屋に向かい歯ブラシなどの日用品を買い込み、マップで確認しながら人通りの少ない路地裏に入り、そのまま森へと転移した。

今日の目標。

ーーーー目指せ、レベル30!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ