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情報通のなんでも屋は(仮)  作者: 魔法少女フィジカルボーイ
1/1


出来が悪いのは触れないでいただきたく。



「....つまらねぇ。」


「神代くん、さぁ。

 まともに授業受けてくれないのってその所為だったりするのかい?」


 ____おっと、不意に口から溢れた言葉が聴こえてしまったようだ。

 

 まぁ、ぶっちゃけその所為なんだけどね。

 

「というか、入学してそんなに経ってないのに既に卒業資格持ってるキミからすれば退屈かもしれないけど私も仕事だからね。それに基礎は大事だし、復習のつもりでもいいから授業くらいきちんと受けてくれないかな?」


「??? 授業に出てるだけいいじゃないですか。」

 

「っ何不思議そうな顔しちゃってんのよ、此処は学校であなたは生徒なんだから当然だろう!?」


「あれれ〜、おっかしいな〜。二人称は『キミ』、じゃ〜ありませんでしたかね〜?

 ....ああそれと、授業が止まっているので進めてください。」


「ッッ!!! 元はと言えばキミのせいだろう!?!?」


 やはり彼女を弄るのは間違ってはいない。実に唆るし可愛い。趣味と実益を兼ねてまさに一石二鳥だね!


 ____失礼、見苦しいものを見せてしまったね。

 はじめまして、僕だ.......いやすまない、神代空乃だ。

 なんでも屋をやっている。

 この学園に問わず活動範囲は世界中何処でもだ。

 気分と報酬さえ良ければなんでも請け負うから、今後ともヨロシクね?」


「....お前、誰に向けて話してんだよ。」


「決まってるでしょう、読者の皆様ですよさちこちゃん♡」


「さちこちゃんゆーなし!!!」


 またも口から溢れた言葉に反応してくれたのは隣の席の三船沙智、渾名・さちこ。

 女子バスケ部員で一年なのにレギュラー入りを果たしているエース。

 ちみっこでギャル風な言葉使いと裏腹にその成績は上位に食い込む、まさに文武両道。

 少し前の練習の時に人数が足りないとかで助っ人依頼の時に知り合い、手のひらで転がしてたら目を付けられた。

 以来助っ人で来た時はだいたい彼女にone on oneを挑まれるため、程よく戯れていたら仲良くなった。


「沙智、授業中。....静かにして。そして空乃くんも揶揄うのやめて。」


 それを注意したのは彼女の幼馴染の大本清華。

 彼女は自他共に認める才女で学園でも知らない者はいないくらい有名。

 口数は少なく冷たい雰囲気の持ち主だが、それがまた彼女の魅力でもある。

 昔イジメられていた彼女を助けたのを覚えていたらしく今でもその節は、と言い何かと世話を焼きたいらしい。

 学園では三船と合わせて彼女らのことを『ハイスペック美少女な幼馴染コンビ』と呼んだり、

 略して『スペコン』と呼び人もいるらしい。

 ....スーパーコンピュータを略したみたいな呼び方だなぁ、なんて思うのは僕だけなのだろうか?



ー=ー=ー=ー=ー=ー=ー=ー=


 僕が通う中高一貫の学園。


 『国際合同特殊学園』、通称・『学園都市』のはとある特殊なルールや授業が存在していた。


 学園に通う生徒たちは最先端を歩く自覚や誇りを持ち、勉学と鍛練に勤しんで日夜自らを磨き、いつかは自分たちが先駆者として世界を駆ける事を夢見ている。


 それ故今日も教師たちもまたその歴史的出来事に関われることに誇りを持って教鞭を振るっている。





   

更新の目処がたっていません。


ホントにすみません....。

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