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天才馬鹿の禁じ手〜breaking the rule 〜  作者: ジャステリー
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白昼夢

気軽に見て頂けると幸いです。

最近、眠いなと思い、毎日早起きで自転車通いしています。コンタクトレンズを装着に、手間取りながらする今日この頃です。

昔、父親から教授された。

「我が息子よ。お前は、かっこいい男になって、女の子にちやほやされたいという願望を思ったことがあるか?」

少なからず、俺には幾度となくそのような経験があった。一部を除き男なら、誰しもあることだろうが....。だが、当時小学校に入りたての俺には、それが誰かに晒してはいけない感情のように思えて、彼の言葉に反応しなかった。

すると、彼は、

「まあ、今は分からないだろうがそれでいい、そのうちわかるだろうからな。その時は、勉強ができて、運動神経が良くて、色白肌のイケメンになれ!そうすれば、お前が欲しいものすべてが手に入るぞ!特に女達がな!」


その彼の教えを理解した俺は、次の日からそれに従い、あわよくば全世界のくノ一を手玉にを掲げ、全力で所謂モテ男になるために、精進した。




そして、数年の時を経て彼は高校生になった。小学校6年生の頃には、勉強では才能があったのかいつの間にか神童と呼ばれていたが、運動神経では毎度の事、スポーツテストではC判定が返却されていた。中学になる頃には、運動神経では阿保や馬鹿と罵られるであろう珍獣と化した、努力により神がかりを見せ、中学3年生頃には一度、男子フェンシングで全国優勝することができ、同性から喝采を浴びた。しかし、勉強ではいつの間にか中の上程度となっていた。そのため、何とか学問に関しては、巻き直しを図り、やっとの事で、自称極限にまで達した 所謂、全知全能が高校になって、体現したのであった。


「だが、なぜだ? なぜ?女の子達は俺を見ない。俺の勘違いなのか?いや、現実だ。」


と入学式から一週間経った俺は授業中ながらに思った。今まで、生物の競争本能のままに生きてきた俺にとって、誰も話しかけてくれる女子がいないという想定外の光景は衝撃以外の何物でもなかった。


その後、チャイムが鳴ると廊下の窓に走り、ロックを外し


「何じゃこりゃーーーーーーー。」


と今まで溜め込んだ性欲の鬱憤を晴らしたかのように、窓の外の景色そして境遇に叫んだのだった。


見て頂きありがとうございます。

頭にぱっと思いついたものを、帰納法で結んでみました。まだまだ未熟な不束者ですが、今後ともどうかよろしくお願いします。

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