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プロローグ
変わった幼なじみによる、変わった異世界生活のスタートです。
俺は今、魔王と対峙している。
何も無い焼け野原。背後からは仲間からの熱い視線を感じる。
「...やっと ハァ... 辿り着いた... ハァ...」
今までの旅の記憶 敵との死闘 仲間との絆
様々な感情が織り交ざった刃を魔王に向けて放った。
魔王は、下を向いたまま
「...どうして」
女の声だ。それもどこかで聞いた懐かしい声。
俺は地を駆け、そして剣を魔王に向け...
振り下ろした。
「...キョーちゃん」
魔王が俺の名前を呼んだ。
...呼んだ？
混乱していた俺はやっと気づいた。
「お前は！？キサラか！？」
俺は魔王...彼女を知っていた。
魔王の名は
────キサラ
俺の幼なじみだ。
プロローグです。１話ではありません。
読んでくださりありがとうございます。
初投稿なので、初心者感ハンパないですが
これからもよろしくお願いします。
