秘伝のスープ
初めての投稿でわからないことがたくさんなので間違ってたらごめんなさい笑
ラーメンが大好きなのでラーメンに関係する小説が書いてみたいと思い投稿しました!
文章力が乏しいのですごく読みにくいと思いますが…笑
読んでもらえたら嬉しいです(^o^)
続けられるかもわからないし更新は不定期ですが…汗
よろしくお願いします!
「チョロいな」
夜中二時半、俺は盗んだバイクで道路を走っていた。
くそみたいな俺のくそみたいな人生。誰にも期待などされない
社会のゴミ。
中卒で仕事もせず、遊んで、悪いことばかりして今日まで過ごしてきた。
俺は佐藤 弘也18歳。俺と同じくらいの奴らは高校で恋だったり部活だったり、青春を謳歌しているんだろうか。
……まあ、俺には関係ない。
しばらく走っていると、美味しそうなラーメン屋を発見した。営業中と書いてある。
「ラーメンか、食いてえ」
…と言うのも、俺はラーメンが大の好物なのだ。俺は思わずバイクをおり、吸い込まれるようにそのラーメン屋に入った。
ガランガラン
「いらっしゃいませ」
夜中だったせいか、お店には客はおらず、車椅子に乗った店長らしき厳つい若い男性一人だけがいた。
いかにもラーメン屋の店長って感じだ。
メニューを見ると、豚骨や味噌などの定番メニューが載っていた。が…よく見るとメニューの右下に小さな字で“秘伝のスープ”と書いてある。
秘伝のスープとはなんだろう。美味いのかな
「あの、、この秘伝のスープってやつください」
俺がそういうと、車椅子の店長はなにも言わず調理に取りかかった。
返事もねえのか。愛想がないな
それにしても一人で大変じゃないのだろうか。
そんなことを考えていると、ラーメンが出された。
豚骨のいい匂いがする。
俺はスープを蓮華ですくい、口に運んだ
のどにまとわりつくように濃厚で、すこしきつめの豚骨の香りもいい。確かにこれは美味い
そう思った瞬間。体に電気が流れたような衝撃が走った。そしてフラッシュバック。
…気がつくと俺の前に、さっきの店長ではない女の人がいた。
アシンメトリーな髪型が特徴の金髪の女性。
………?
女の人の方も目を見開いてきょとんとしている。
………
「あーっっっっ!!!!!!!!」
突然その女の人が叫んだ
「きっ、君、秘伝のスープ飲んでここに来たの!?!?」
「あ?飲んだけど、ここに来た、って?」
「うおーー!!!じゃあ君も”選ばれし者“なんだね!」
………は?選ばれし者?
「RFCへようこそ!!」
……は?RFC?
「そう!RFC!」
「なんすか、突然絡んできて!RFCって一体…」
ドゴンッッッ
その時大きな爆発音。
「!?!?」
俺が驚いていると、彼女はニヤリと笑って言った
「百聞は一見にしかず。だね。」
そう言うと彼女は店を出た。爆発によって出たと思われる白い煙が部屋に充満する。
煙で何も見えない。どうにかこうにか外に出ると、彼女が男性のこめかみに人差し指を当てていた。
「ばーん♪」
彼女がそう言うと、その男性は倒れた。
そしてカランカランと、何かが転がる音がした。
「あー、あっけない。煙で隠れようとしたのかもしれないけどあたしには効かないし。ほんと、バカだよね~」
男性は頭から血を流して倒れている。
俺はあまりの衝撃に、思わず口をぽかんと開けてその光景を見ていた。
そんな俺に向かって彼女は言った
「RFCっていうのはね、こういう団体なんだよ!」
「………はぁ?」
「詳しい説明は戻ってからにしよう」
そういうと、彼女は魔法瓶を取り出した
中身をコップに注いで俺に差し出す
「さぁ、冷めないうちに!」
「あ、はい」
ゴクリ。思わず飲んでしまった
これは、さっき飲んだ秘伝のスープ…美味い
と、その瞬間、またもやフラッシュバック
「うわっっ」
気がつくとさっきのラーメン屋さんにいた。
「おかえり」
店長のような人物が俺に言った
隣の席にはさっきの彼女が座ってニコニコ俺を見ている
「あたしは前川 千秋。よろしくね!そんでこっちは瀬川ラーメンの店長の瀬川 泰樹店長だよ」
「よろしく」
無愛想だった店長が歯をみせてニヤリと笑った。
続く
読んでくれてありがとうございました!
二話も読んでくれたら嬉しいです(^o^)