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抱擁

重ねたからだ



重ならない部分が

ひんやりと冷たい



わたしの上で

寝息をたてるあなたの



いのちの重さのぶんだけ

身動きがとれない



それぞれの体温が

ゆずりあい同化して



主張し合わない

やすらぎにたどり着いた



遠くで鳴く警笛に

針の見えない時計を見つめ



薄いケットを

たぐりよせ



痩せたあなたの

肩を包む




ねえ…

そんなに無防備に

わたしにあずけてしまって良いの



ゆっくりと

顎の向きをかえて



シーツに吸わせる

ひとすじの涙



重ねたからだ



愛の重さは

量らないでおこう




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