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72/102

discreet

アイシテル…


最後に言ったのは

いつだろう



交わした量に圧倒されながら

人差し指で

メールをスクロールする



私たちが愛し合うのは

四角い箱のなか


時間が来ると

元通りに身繕いして


並んだ靴に足をいれる



乗り換えの駅で

後ろ姿はすぐに

人混みにのまれて


流れに逆行して

振り向いたままの私は


見ず知らずの

たくさんの目に

追いたてられながら


いちばん端のホームへと

流されていく




電車の到着を知らせる

アナウンスに連動して

モバイルが小さくうなる


『きみの電車が先にきた』


私は安心して電車に乗り込む


今日は見送らなくて

良かったと…



私たちは

僅かな時間の共有を

繰り返す


繰り返す…




古い唄のタイトル


あれはそう



パートタイムラバー…




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