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Tea Time
あなたの腕のなかで
微睡む
上腕の筋肉に触れながら
少しだけ噛んでみる
カーテンの隙間から
午後の陽射しが
うすく差し込んで
少し冷たい肩の
やわらかなうぶ毛が
金色にひかる
アールグレイは
残っていたかな…
裸のまま
キッチンにたつと
ステンレスのケトルに
乳房が映る
右手で触れて
そっと円を描くように
まるく撫でる
上体を起こした
あなたの表情は
おいで・・・・
続きをしよう
そんな風に
語りかけているの?
火にかけた
ケトルが鳴き出すより早く
私の身体が先に
声をあげてしまいそう・・




