44/102
Rain
夜明け前に降りだした雨
垂れこめる雲は
この街を覆いつくして
君を最後に見たホームのはしで
濡れたベンチにとどまり
始発からもう何本も
各駅停車を見送った
笑い声は快活だけど
泣くときはいつも
声を殺していた
くしゃくしゃのハンカチを
放ってやると
黙って鼻におしあてた
君が降らせ
ぼくが受けとめる
雨の心地よさ
容赦ない真夏の陽射しも
哀しみの滲むみぞれも
うまくやり過ごせているよ
違う角度から見上げる
空の色も
どこかで溶け合う
同じ空
夜明け前に降りだした雨
垂れこめる雲は
この街を覆いつくして
君を最後に見たホームのはしで
濡れたベンチにとどまり
始発からもう何本も
各駅停車を見送った
笑い声は快活だけど
泣くときはいつも
声を殺していた
くしゃくしゃのハンカチを
放ってやると
黙って鼻におしあてた
君が降らせ
ぼくが受けとめる
雨の心地よさ
容赦ない真夏の陽射しも
哀しみの滲むみぞれも
うまくやり過ごせているよ
違う角度から見上げる
空の色も
どこかで溶け合う
同じ空
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。