表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/102

an alley cat

pearl white moon

今宵も

魔法のように降り注いで

薄汚れた僕の身体を

ビロードのように錯覚させるだろう


pearl white moon

誰からも

愛されやしない 僕だから


自らかきむしった爪痕を

隠す必要もないんだよ


ここは誰もがせわしなく

時間ばかり気にする station


かすれた警笛とともに

滑り込んで来る 錆びた列車が

吐き出した分だけ 吸い込んでいく


来た道を 引き返すでも

先に進むでもない 僕の足どり


じゃれあったことも 遠い記憶

永遠にひとり

ひとりぼっち


pearl white moon

今宵も

魔法のように降り注いで


漆黒の身体はいよいよ軽く


一晩中でも 走り続けるよ


pearl white moon

誰からも

愛されやしない 僕だから


ある日突然 消えてしまっても


言い訳なんて 要らないんだ・・・・


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ