初戦闘
「………遠いな…」
目を開けると透き通る様な青空がそこにあった
俺は大きな草原に寝転んでいた
「さてと…探しますか!」
ふと、下を見ると小さな袋が置いてあった。
「…なんだこれ?」
袋にてを突っ込むんで一枚の紙を掴んだ。
紙にはこう書いてあった。
おう!元気でやってるか!
その世界には………(以下略
神様からの、手紙だな
要するに
この世界には魔物がいる
ワープした先は何処になるかわからない
神様はもう干渉できない
その世界の言葉と文字は理解できる
その袋はアイテムボックスだから有効に使え
装備一式と食料10日分くらいをボックス中に入れとく
異世界人ということはできれば隠した方がいい
職業というのは身体能力が上昇するもの
職業はかあることが出来る
スキルは個人個人が一つ以上持ってる
スキルはとある条件を満たせば獲得することができる
魔法は誰でも使える
魔法はイメージ
魔法とは種類がありその種類しか使えない
ただし無属性は除く
お前の空間魔法は空間を掌握する魔法
銀貨10枚やる
その世界の通貨は
銅貨100円
銀貨10000円(1万円
金貨1000000(100万円
白金貨100000000(1億円
娘は気ままに生きてるだろうから、急がなくていい
強い魔物にあったら逃げろ
娘のことをよろしく頼む
とまあこんな感じだった
とりあえず、現在地の情報は無しか…町か村に向かおうとしたんだが…っと装備品はー
「おお?」
動きやすそうな皮の鎧一式と二本の鉄の剣かな?まぁ、10日間はなんとかなるみたいだからとりあえず自分の情報を整理しよう、そう意識をすると目の前に文字が浮かんできた…
これは…ステータスかな?
名. 蒼間(ソーマ
性. 男
職業. 魔法双師
スキル.加速
魔法. 空間魔法
あれ?名前のところ苗字がないんだ、魔法双師、魔法と双剣使いってところか、スキルの加速?まあ、そのまんまだな、魔法属性は空間魔法か…主に空間を支配して戦う魔法だったよな、まあ、魔法の練習でもしてみるか
「………」
…どうやって発動すんの?これ
「…魔法発動!」
…しないよなぁー
「空間魔法発動!シュワワワワーー」
……氏にたい
どうするか…そういえば魔法はイメージって書いてあったな、イメージ……
空間魔法は空間を操ること…
空間を支配する…どんな感じに?
「あーーーわからん」
魔法のない世界からきた蒼間にとっては難しい注文だった。
気が付いたら日が落ちていた綺麗な青色だった空も、今は赤くなっている、今までの世界とは違う光景に思わず見惚れていた
気がつけば夜だった
「………どうしよ」
とりあえず散策ついでに歩きながら食事を取っていると
「グルルルルゥゥゥゥ」
「へっ? おお…かみ?」
その姿は狼のように鋭い爪と鋭い目つき、銀色の毛皮をもち狼よりもふた回り近く大きい生物だった
「こ、これが魔物…なのか?」
気付いた時には俺はその場から逃げ出していた、
「怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い」
こけても立ち上がり身体中傷だかけになりながらも足が動かなくなるまで走り続けた
「はぁ、はぁ、はぁ」
俺は肩で息をしながら辺りを見回してみた、ここは平原じゃなく森の中にだった
「に、逃げ切れたのか?」
緊張が切れた瞬間、安堵と体の疲れでその場に倒れるように寝てしまった。
「んっ! んっーーーー」
体を伸ばしながら起きると全身が痛かった、見れば傷だられだ
「いつっ ふぅーあれが魔物か」
心を落ち着かせながら昨日みた狼を思い出した、
「とりあえす、飯にしよう」
腹一杯飯を食べたらまた眠くなってきた
「…このまま寝るか訳にはいかないよなぁー」
昨日みたいな魔物が襲ってくるかも知れないし、何より地面に雑魚寝は痛すぎる
「まあ、人がいるところを探しますか」
しばらく歩いていると人がいた、いや、人ぽい魔物がいた、あれはゴブリンかな?緑色の表面に、小さなツノ、全身に木の装備を着ているみたいだ、ゲームとかでよく出てくるやつかな、周りには他のゴブリンもいない…はぐれゴブリンなのか…
「よし…やってやるか…」
ゴブリンはゲームで見慣れてるし、人型と為、狼よりは怖くなかった…まあ、怖いものは怖いんだが
俺は鉄の剣を両手で一本ずつ持ち、素振りしてみた
「あれ?思った以上に軽いく振れる…」
調子づいて思いっきりふていると、はぐれゴブリンがこちらに気づき、近づいて来た
………怖い、……落ち着け、相手は1人、人型、攻撃手段は手に持っている小剣だろう、骨格は人間と同じだ、攻撃方法も予想がつく、観察しろ、動きを予想しろ
「ゴギガァァァァ」
叫び声と共にゴブリンが小剣を振り下ろして来た
……怖い
思わず、バッグジャンプで後ろに思いっきり逃げてしまった…が
「これが今の身体能力か…」
手が届かなくなるぐらいの距離を取ろうと思いっきり飛んだら、その10倍以上は後ろに飛んでいた、
「あぁ、だから逃げられたのか」
狼に追いかけられた時を思い出したて、思わず苦笑してしまった
「ふぅー……3……2……1っ!」
気持ちを落ち着かせ、思いっきり前に飛んだ、すると、ほぼ一瞬で10メートル以上の距離が無くなった
「はあぁぁぁぁぁーー」
掛け声と共に振った剣がゴブリンの首を飛ばした
「はぁ、はぁ、はぁ」
息を整えながらゴブリンを見ていると、ゴブリンは蒸発したかの様に体から煙を出し、消えていった、…よく見ると煙のしたに何かあった
「はあ、はあ、なんだこれ」
拾い上げてみると、形が変化した。
「…ゴブリンのツノ…かな、あと装備していた剣…だな、一様回収して置くか」
ドロップアイテムをアイテムボックスに入れた
「身体能力がすごい上がってるな…一対一ならゴブリンは余裕があるな。とりあえず、集落探しを続けるか…」