002話 たまには毒者になってみよう
まただ。
またですよ。
また、今日も私の好きな作品の感想欄で、下品な言葉で毒舌をまき散らしている毒者がいる。
宜しい! ならば仇討ちだ!
この毒者の作品を読んで、おかしな箇所があったら突っ込み捲って私がこいつの毒者になってやる!
…えっ第1話と言ってる事が違う?
作者を生かす話はどうしたって?
某ドラマの主人公は言っていたよ。
「何事にも例外はある!」ってね(笑)
目には目を! 歯には歯を! 毒者には毒者を!だよ。
だいだい自分は嫌味、皮肉、毒舌で批判するのは構わないけど、自分の作品が嫌味、皮肉、毒舌で批判されるのは嫌だなんて自分勝手な我儘は言わせねぇ!
まさか、そんな覚悟も無しに嫌味、皮肉、毒舌で感想を書いていたと? ふざけろ。
でも、そういう輩って結構いるんだよなぁ。
前に会社にいたよ。そういう奴。自分はさんざん同僚や上司を批判してドヤ顔していたけど、逆に自分が批判される側になると、えらく驚いて狼狽してるんだなぁ。後でそいつに話を聞くと、まさか自分が攻撃されるとは思ってなかったとか言ってたけど、甘いよ。
攻撃したら反撃されるのは当たり前。右の頬を打たれたら左の頬を差し出す奴なんて滅多にいない。世界は自分を中心に回ってない事を自覚するべきなのだよ。
自分が同じ痛い目にあわないと、相手の痛みはわからないという事はあるものだ。
そう! 毒者を毒者の立場から叩くのは、同じ目に合わせて自らの行為を自覚させ毒者の人間的成長を促すためなのだ!
毒者をよりよい「読者」へと導こうとする崇高なる行いなのだ!
そう、これは「愛の鞭」なのだ!
…えっそれは本当かって?
…………ホ・ン・ト・ダ・ヨ(笑)
さぁて、そういう訳で、まずは毒者のネームをクリックしまくりますか。
ぼちっとな。この毒者は感想だけで作品は無しか。
ぽっちとな。この毒者も作品は無しか。
ぽっちとな。こいつも同じか。
ぽっちとな。こいつもか。
ぽっちとな。こいつも。
まったく、どいつもこいつも短編一つ書いてない。
自分は安全な場所にいながら他人の作品にケチつけて喜んでるしょうもない人間って事かな?
まいったなぁまったく。
これはあれかな、特に人気作品にケチつけてる輩は、自分がそれだけの作品を書けず、相手に人気があるのに嫉妬して妬んで、嫌がらせの感想書いてるって事かな?それで作品の削除、作者の退会、またはエタらせる事を狙ってるのかな?
自分が相手と同じ場所に立てないのなら、相手を引きずりおろしてやろうという魂胆かな?
あぁそれとも他者を批判するだけしか自分の存在意義を見出せない毒者もいたりしてね。
実生活では誰からも相手にされず、必要もされてないから、ネットでしか自分の存在を主張できない哀れな毒者だったりして?もしくはストレスの捌け口かな?
まっ、ともかくクリック続けますか。
ぽっちとな。あっこの毒者、活動報告だけ書いてる。
おいおい、この毒者は毒感想だけでなく、誤字脱字をも作者に指摘してもいる癖に、自分の短い活動報告にある誤字には気づいてないのか? しかも変な日本語使ってる。そんな言葉は広辞苑にだって載ってないのに。まっ活動報告だからスルーしますか。
ぽっちとな。無いなぁ。
ぽっちとな。無い。
…えっ毒感想書かれてる感想欄で毒者を叩けって?
いやぁそれは駄目でしょう。感想欄が荒れるだけで、何の罪も無い作者さんに迷惑だよ。
だから狙いを毒者の作品に絞るのさぁ。
ぽっちとな。
ぽっちとな。
はぁーーーーっ。ほんと毒者は作品書いてないのが多いなぁ。
まっそのうち見つかるかもしれない。
それを楽しみにクリック続けますか。