001話 たまには毒者を叩いてみよう(その①毒感想について)
まただ。
またですよ。
ここ(小説家に○○○)でまた一つ、
私が面白いと思った小説が消えてしまった。
毒者のせいだ。
作者が最後に感想で叩かれた事を理由に削除すると言っていたから間違いない。
ホント、言いがかりとしか言えないような感想書かれてたしね。
私の他、何人かが作者を援護するための感想を書いてたけどダメだったか…
無念だ。
はぁーっ(溜息)
しかもその後、作者さんは、ここを退会されたようだ。
またまた、
はぁーっ(溜息)
残念至極だ。
ホント、毒者には勘弁してくれと言いたい。
今まで、私が「お気に入り」(現在はブックマーク)に登録した作品がどれだけ削除され、作者さんが退会したのか、もう数えきれないくらいだ。
その総てが毒者が原因という訳では無いだろうが、かなりの割合にはなるだろう。
活動報告や後書きで、捨てゼリフ的に文句を言って消えていった作者もいたのだから。
基本的に読者が感想で作品を批判するのは結構だ。
感想欄にだって「悪い点」という項目があるし、悪い点を指摘して作品が良くなっていく場合もある。
しかし、批判に過度な「嫌味」や「皮肉」や「毒舌」を塗すのはいかがなものだろうか。
そもそも読者は作者の事を詳しく知っているわけではない。
せいぜい、作品を読んで、活動報告などからその性格の一部や生活の一端を伺い知るだけだろう。
実際の作者さんがどんな性格でどんな思想を持ち、どういう考えをしているのかは詳しくは知らないだろう。精神的に強いのか、弱いのかさえもわからない。
そして、ここで書いてる人の中には弱い人だっているのだ。
それなのに、よく知りもしない相手に「嫌味」と「皮肉」と「毒舌」を浴びせている。
ネットの匿名性を隠れ蓑に相手を平気で傷つけている。
ただ、叩けばいいと思っている。
悪い点を指摘するのに、批判するのに「嫌味」も「皮肉」も「毒舌」も必要ない。
暴言などはいらないのだ。
そんな言い方、書き方をしなくても十分に作者に問題点を伝える事はできるし、もしできないというのなら、その方が問題だ。きっと実生活でも他人とトラブルになってばかりになるだろうから勉強する事をおすすめする。
よく知らない、詳しく知らない相手には配慮した言葉を使うべきだろうし、それが良識ある人の行いというものではないだろうか。実生活にしてもそうだろう。
批判や悪い点を指摘するのなら、相手を少しは思いやり作者を手助けするような言い回し、表現を使えば、作者も「箴言」の一つとして受け入れやすくもなるだろう。
批判や悪い点を指摘する場合は、作者を殺すのではなく、生かす方法をとってほしいと切に願わずにはいられない。
かつて、アメリカの建国の父の一人であるベンジャミン・フランクリンは言った。
「どんな馬鹿でも、アラを探したり、難癖をつけたり、苦情を言ったりできる。そして大抵の馬鹿がそれをやる」
ここの読者には、そうはならないでほしいと心より願わずにはいられない。
まぁ私もこの文章でそういう事をしてるだろと指摘されれば、頷かざるをえないのだが(苦笑)
ともかく、作品を批判する場合は表現と言葉を選び「箴言」として作者を育てるようにしてほしい。
それが私の細やかな願いだ。