紅旭の虹 人名辞典
■アエティウス・ダルタロス・セナ
南部四衆のひとつ、ダルタロス家の現当主。金の髪もまぶしい青年貴公子。
傑物として知られ、初期の有斗に代わって全軍を指揮していたこともある。
南部に来た有斗をどういうわけか後援し、見事玉座へと返り咲かせた。そのため王の腹心と見られている。
【統率】88【武勇】95【政治】78【謀略】76【交渉】82 【副将】【一騎打ち+】
■アエネアス・ダルタロス
赤い髪がトレードマークの有斗の親衛隊長。自称、ダルタロスの赤い薔薇。
アエティウスの従妹。となっているが、本当はアエティウスの叔父に娼婦が押し付けた子供。血縁関係は極めて疑わしい。
乱暴者でがさつ、言動も褒められたものではない。特に有斗に対する振る舞いは限度を超えており、宮廷では白眼視されているものの、ダルタロス家と王との関係の深さから黙認されている。
口を閉じて座ってさえいればダルタロスの立派なご令嬢なんだけど、とは有斗の談。
【統率】71【武勇】88【政治】43【謀略】37【交渉】52 【兄思い】【一騎打ち】
■アクトール・バイオス
河北の小諸侯。河北に侵攻した有斗と出会い味方となる。河北の豪族らしく騎兵を得意とする。
どのような不利な戦場でも躊躇うことなく突撃することができる度胸の持ち主。
【統率】84【武勇】75【政治】65【謀略】56【交渉】48 【不屈】
■アストリア
オーギューガの将軍の一人。牧野が原の戦いで山を越えて来たザラルセン隊を迎え撃つが、パルティアンショットの前に敗れ去る。
【統率】78【武勇】85【政治】58【謀略】65【交渉】54 【騎兵+】
■按察使亜相
亜相で地方政治を監督する按察使を兼ねている者をこう表記される。
1 カヒを退けた後、有斗を御幸させようと梅の花を口実に自宅に誘った。
■アドメトス
関東の亜相。ラヴィーニアのことを有斗に告げ口し、歓心をかい、後に右府になる。
カヒに通じ、アドメトスの乱と言われる反乱劇を巻き起こすが失敗。最後は自害する。
【統率】61【武勇】28【政治】64【謀略】76【交渉】75
■アリアボネ
南部出身。カシューシの御名を持つ名家の出。容姿端麗で頭脳明晰。
隣に立つと他の美女が霞むとまで言われる超美人。
アエネアスとは私塾で同期生であり、その関係でアエティウスとも親しかった。
科挙で史上最年少で榜眼になった神才。南部の神童と呼ばれていたことも。
同じ科挙で探花となったラヴィーニアとはお互いの才を認め合う仲でもある。
結核を患い、南部に隠棲していたところを有斗と会い、軍師となる。
初期の内政を一手に仕切り、官房を切り回しただけでなく、王都攻略戦や長征にて献策をし、勝利に導いたことはつとに知られている。
【統率】73【武勇】8【政治】94【謀略】96【交渉】98 【美人薄命】
■アリスディア・ペンテシレイア
若くして後宮の総取締役である尚侍に抜擢された才女。濃緑色の髪を持つ。
南部出身。アリアボネやアエネアスと仲が良い。通称アリス。おっとりしていて人当たりも良い。
有斗にとっては癒し的な存在である。
【統率】45【武勇】16【政治】83【謀略】74【交渉】88
■有斗
→夕雅有斗を参照。
■アルイタイメナス
カトレウスお気に入りの四男。現在のところ後継者に一番近いと目されている。
【統率】75【武勇】73【政治】65【謀略】72【交渉】58 【騎兵】
■イアネイラ
傭兵たちと行動を共にする豪放磊落な酒保の女。
■ウェスタ
ツァヴタット伯の姪。有斗を兵を伏せた場所までおびき寄せようとした。
【統率】68【武勇】77【政治】63【謀略】71【交渉】60 【忍び】
■右府
1関東の右府 → アドメトスを参照
2関西の右府 → ペイトンを上将軍にしようと画策した。左府とは仲が悪かったらしい。
■エテオクロス
関東王師にその人ありと知られた王師左軍の将軍。
派手さはないが命じられたことは確実にこなす有斗にとっては無くてはならぬ存在である。
攻撃した敵陣営を必ず落すことから、陥陣営と呼ばれる。
【統率】88【武勇】73【政治】72【謀略】75【交渉】65 【陥陣営】
■エレウシス
南部四衆のひとつロドピアの現当主。カヒを相手に篭城し、自領を守りきった武人。
王都攻略戦に参戦し、有斗を助けた。
【統率】73【武勇】65【政治】62【謀略】58【交渉】67 【忠義】
■エレクトライ
王都攻略戦で有斗に味方した南部諸侯の一人。その騎兵を用いた高速機動には定評がある。
別名、疾風のエレクトライ。
【統率】77【武勇】85【政治】52【謀略】24【交渉】58 【騎兵++】
■エヴァポス
関東の内府。四師の乱の首謀者の一人。御名はコーネ。クレイオスとは祖父の時代からの政敵である。
王師右軍を率いて有斗を迎え撃つが、青野原の戦いで敗北。最期はアエネアスに首を取られた。
油ギッシュデブというあだ名を有斗からつけられる。
【統率】40【武勇】23【政治】87【謀略】79【交渉】84
■エンケラドゥス
幼いアエティウスに代わってダルタロス家を支えていた。
■カトレウス・カヒ
河東の大諸侯カヒ家の現当主。常勝を謳われる騎馬軍団を手足のごとく自由自在に疾駆させる、戦国が産んだ生きた伝説。
カヒ家は支配下にある諸侯を動員すれば七万とも言われる大諸侯である。
【統率】100【武勇】87【政治】94【謀略】96【交渉】98 【騎馬++】【野戦+】
■ガイネウス
片目の男、カトレウスの軍師。人呼んで鬼眼のガイネウス。
【統率】75【武勇】56【政治】78【謀略】94【交渉】73 【鬼眼】
■ガウダ
武帝の功臣の家、南部カルキディア家の現当主。王都攻略戦に参戦し、有斗を助けた。
【統率】68【武勇】65【政治】48【謀略】67【交渉】61
■カストール
オーギューガの双璧。人呼んで攻めのカストール。
【統率】87【武勇】94【政治】72【謀略】63【交渉】75 【双璧】
■ガニメデ
禿かかった頭と不恰好に突き出した腹が悲哀を誘う中年の男。
地方の砦の隊長だったが、バアルによって激減させられた鹿沢城守備隊の補充として赴任する。
【統率】104【武勇】65【政治】42【謀略】84【交渉】63 【不屈】【鉄壁】【対バアル+】
■ガルバ
関西の商人。
関西の左府と懇意で、白鷹の乱の為に武装を横流しする。カヒと関西の同盟を取りまとめたりもしたやり手の男。謎の組織の一員らしいが・・・
【統率】70【武勇】48【政治】66【謀略】93【交渉】89
■カレア
食い詰めた傭兵上がりで、かつて道端で追い剥ぎまがいのことをしていたところをバラスが諭して南部の荘園に連れて来た男。藍葉荘に端を発する反乱騒ぎで反乱軍を指揮することとなる。
【統率】74【武勇】78【政治】17【謀略】76【交渉】23
■クィントゥス
鼓関の副将軍。軍規違反でバアルに処刑された。
【統率】69【武勇】57【政治】74【謀略】65【交渉】70
■グラウケネ
長い間空席だった典侍の一人として東西王朝合一後に新任された女性。
四師の乱以前から有斗に近侍する一人で、有斗が文字を読めないことを恥じる必要も無い心安い存在。
美人ぞろいの後宮においては美貌で目立つことはないが、話し上手で明るくて気立てが良い、何より気配りの人。
【統率】43【武勇】2【政治】71【謀略】64【交渉】68
■グルッサ
老獪ながらも地味。王師右軍に長く勤め兵士の信頼は得ていたが、特に目立った戦功もなければ、
政権の端に連なる係累も持たぬが故に今まで出世できなかった。だがそれを見込まれ有斗に右軍の将軍に選ばれる。
だが功を焦ってバアルに敗北し、死亡する。
【統率】81【武勇】62【政治】66【謀略】57【交渉】32
■クレイオス
関東の左府。四師の乱の首謀者の一人。有斗を召喚の儀で呼び出した一人でもある。
御名はクジョウ。王師中軍を率いて有斗を迎え撃つが、青野原の戦いで敗北。最期はプロイティデスに討ち取られる。
有斗の第一印象は悪人顔。エヴァポスとは祖父の時代からの政敵である。
【統率】48【武勇】1【政治】78【謀略】69【交渉】67
■ケイカ
バイオス家の家臣。熟練した物見。
■コス伯
関西の諸侯。第二次有斗包囲網で、カヒと盟約を結ぶ。反乱を起こし、野戦を挑むも敗北した。
■ゴルディアス
有斗の治世下での初めての科挙で状元(主席)になった男。
腐った朝廷に嫌気を指して河北の山中に隠れ住んだ名高い賢人。その名を慕って教えを請いに全国から人が訪れるほどである。百名を越える弟子を持つ賢者。
【統率】60【武勇】35【政治】89【謀略】81【交渉】92
■サキノーフ
遥か昔四百年ほど前にアメイジアに降臨した天与の人。八年でアメイジアに統一国家をもたらした。
戦術や武具や稲作や文字や文化、暦から政治機構までをこの世界にもたらした傑人。
1 その子孫。 → セルウィリア参照
■サビニアス
カヒの家臣。外様衆の中でも、攻城と離間工作の名手として知られ、さらにカヒ二十四翼のひとつの翼、千の軍を与えられたカトレウスの寵臣として知られている。
南部にて流浪するバアルに接触し、河東へと連れて帰った。
【統率】84【武勇】55【政治】67【謀略】89【交渉】99 【攻城】
■左府
1 有斗が召喚されたときの関東の左府。四師の乱の首謀者の一人。→クレイオスを参照
2 関西の左府。息子をセルウィリアの王配にしようと企む陰謀家。なにかとバアルを失脚させようとする。
■ザラルセン
七尺の長身、さらには常人より長い手を持ち、五人張りの強弓を使う河北の流賊の一人。
有斗に敗れて解放されるが、帰順。以降は河北の鎮圧に大いに功をあげた。
配下の者は全員騎射に優れている。
【統率】77【武勇】76【政治】12【謀略】5【交渉】23 【射撃+++】【騎馬】【速度UP+++】
■少沙黄門
京郊外にある巨池の岸に広がる砂岸の一角である少沙に屋敷を持つことから少沙黄門と呼ばれる、見栄えのしない中年の小男。
権勢争いを避け、数を集めて党を組むこともない温厚で実直な人物で知られていた。
かつて吏部尚省を務めたこともあり、新法派に協力を要請され助力する。
【統率】2【武勇】1【政治】63【謀略】64【交渉】68
■スクリボニウス
マシニッサの副官。油断できない主人の行動にいつも胃を痛めている。
■ステロベ
関西の鎮北将軍。バアルと並ぶ関西の武の柱。御名はキラ。
征西軍に奮戦むなしく破れ、その後有斗の説得で味方となり、関西は敗北へと傾くこととなる。
【統率】89【武勇】82【政治】80【謀略】84【交渉】83 【鉄壁】
■ストラダ伯
南部諸侯の一人。王都攻略戦に参加する。
■セルウィリア・サキノーフ
関西の女王。遠くサキノーフ様に繋がる高貴な血を引く女性。
関西の宝玉、崑崙の白百合とも称される美貌の持ち主。演技性の人格を持つ、少々厄介な人物。
【統率】45【武勇】19【政治】61【謀略】45【交渉】63 【サキノーフの末】【崑崙の白百合】
■セルギウス
主に関西を縄張りとするやり手の商人。ラヴィーニアの手下。アリアボネの命を受け、関西に亀裂を作ろうと画策する。
■セルノア・アヴィス
後宮のナンバー2である典侍。有斗がこの世界に来て最初に出会った人物でもある。
抜けるような蒼い髪を持つかわいい感じの少女。
天与の人である有斗に心酔し、新法派と有斗を結び付けたりなど何かと力を尽くすが、そのことがかえって朝臣の反発を呼び、四師の乱の遠因ともなってしまった。
有斗を逃がすため自ら囮となる。以降行方不明。
■ソフォニスバ
マシニッサの娘。
■ダウニオス
カヒ四天王の一人。
【統率】85【武勇】76【政治】78【謀略】59【交渉】66 【騎馬++】
■タネイアシア
ストラダ伯の配下。大双戟の使い手。青野原の戦いでヒュベルと一騎打ちを行うが、あっさりと切り殺された。
【統率】55【武勇】71【政治】38【謀略】27【交渉】39 【一騎打ち】
■ツァヴタット伯
河東の諸侯。カトレウスの代で支配下に入った諸侯、カヒ家では外様衆と言われる。三代前まではカヒ家と領土争いを繰り広げたこともある、河東の勇だった家系。カヒに攻められ有斗に救援を求める。
【統率】64【武勇】56【政治】68【謀略】73【交渉】72
■ディスケス
オーギューガの双璧。人呼んで守りのディスケス。一見すると白髪の好々爺だが、見かけはともかく、年並外れた膂力を持つ。
【統率】97【武勇】74【政治】68【謀略】72【交渉】74 【双璧】【鉄壁】
■テイレシア
越に支配圏を持つオーギューガ家の現当主。カヒ家のカトレウスと長年死闘を繰り広げている。
見たところ三十代の、若い頃は相当な美人だったことを感じさせる容姿を持つ女性。
【統率】120【武勇】91【政治】64【謀略】11【交渉】62 【軍神】
■デウカリオ
カヒ四天王の一人。カヒの五色備えのうち黒色備えを率いる猛将。バアルと折り合いが悪い。人呼んで嵩山の猛虎。
【統率】74【武勇】96【政治】60【謀略】48【交渉】52 【騎馬++】
■テュエストス
カトレウスの次男。周囲からは出来が悪いと見られている。カトレウスにツァヴタット公に任じられる。
【統率】42【武勇】60【政治】49【謀略】68【交渉】54
■テルプシコラ
アリアボネの家の小間使い。
十歳にも達しているかいないかといった年頃の可愛らしい少女。
■頭宰相
勅旨や上奏を伝達する役目を受け持つ侍中の長を兼ねる宰相位の者を他と区別するため呼ばれる名。
1 御名を持つサキノーフ様縁の名門の出。新法派に鞍替えをし、旧法派を嘆かせた。
■トリスムンド・ダルタロス・セナ
アエティウス、アエネアスのはとこ。
■尚侍
内侍司の長官。
1 有斗が来た時の関東の尚侍→ アリスディアを参照。
■掌侍
内侍司の判官。定員は六名。
1 背の高く、落ち着き、気品のある女性。四師の乱の時に王服を着て有斗の身代わりとなった。
■典侍
内侍司の次官。定員は四名。とはいえ有斗が来たばかりの関東では一人しかいなかった。
1 有斗が来た時の関東の典侍→ セルノアを参照。
2 関西平定後の新任の典侍→ グラウケネを参照。
■内府(ないふ、だいふ)
朝廷の首座、三公のひとつ。左府、右府に次ぐ重職。
1 有斗が来た時の関東の内府→ エヴァポスを参照。
2 関西平定後の新任の内府→ 相次ぐ内乱、戦争により空席となった大臣位に押し出される形で就任することになった実務畑を歩いてきた謹厳実直な男。
■ニクティモ
カヒ四天王の一人。カヒ家の河東西部攻略に大いに活躍した武将。河東西部のことであるなら二十年に渡る戦陣での生活で誰よりも詳しい。カヒの五色備えでは白色備えを率いる。
【統率】94【武勇】90【政治】71【謀略】86【交渉】82 【騎馬++】
■ヌメリアヌス
南部四衆のひとつ、ハルキティア家の当主。
■ネストール・カンタグルウ・ヴェイ
亜相にして羽林大将軍。四師の乱の首謀者の一人。青野原の戦いで、王師右軍を率い有斗と戦う。
その戦いで深手を負い、その傷が元で死亡する。
【統率】62【武勇】46【政治】73【謀略】71【交渉】63
■バアル・バルカ・ツダ
関西の重鎮。鼓関の主将として幾度も関東に苦杯を飲ませた。銀の髪を持つ美青年。
武帝の血を引く関西有数の名家の出。セルウィリアの幼馴染。
セルウィリアに対して憧れを抱いている。
【統率】110【武勇】102【政治】87【謀略】88【交渉】84 【対有斗+++】【騎馬++】【一騎打ち】
■パウサニアス
関西王都前の決戦で一軍を率いた関西の将軍。行方不明。
■パッカス
カヒの若き青年将校。韮山崩れでは病気の父に代わって一翼を担い、バルカの指揮下に入った。
【統率】74【武勇】76【政治】58【謀略】54【交渉】49 【騎馬+】
■バラス
組織の所有する南部の荘園を管理している男。
■ヒュベル
王師左軍の第三旅長。左軍にその人ありと知られた万夫不当の猛将。武挙でアエネアスに勝利し、武状元になったほどの腕前。
アエネアス、アエティウス、ベルビオ三人がかりで来られても互角の戦いを見せた。
【統率】78【武勇】100【政治】63【謀略】60【交渉】62 【一騎打ち++】
■フォキス伯
南部から王都へと進軍した有斗たちに最初に立ちはだかった南部諸侯。アエネアスの策略にかかり戦う前に敗北する。
後に所領を没収された。
■ブラシオス
亜相。四師の乱の首謀者の一人。ティトヴォの戦いで、王師下軍を率い有斗と戦うが、アリアボネの計略にかかり死亡。
御名はケイティオ。
【統率】40【武勇】26【政治】80【謀略】64【交渉】57
■プリュギア公
関西の諸侯。第二次有斗包囲網で、カヒと盟約を結ぶ。反乱を起こし、篭城するも最後はリュケネに平らげられた。日曜朝のテレビ番組とは一切関係は無い。
■プリクソス
セルノアと同族で左少丞として仕えている中級官僚。新法派の急先鋒。
セルノアを通じ、有斗と共に新法を進め、従三位宰相となるが、四師の乱で殺された。
【統率】58【武勇】37【政治】75【謀略】58【交渉】57 【新法】
■ブリタニア伯
南部諸侯の一人、南部から王都へと向かう有斗に敵対し、一旦は朝廷に味方するも、フォキス伯の敗北に慌てて有斗に下る。
■ブルテウス
ロドピア候の配下。20斤(12キログラム)の大斧を軽々と操る剛のもの。
青野原の戦いでヒュベルと一騎打ちを行うが、軽々と切り殺された。
【統率】59【武勇】74【政治】17【謀略】21【交渉】16 【一騎打ち】
■プレイストアナクス
関西王都前の決戦で一軍を率いた関西の将軍。行方不明。
■プレヴェサ伯
南部諸侯の一人、南部から王都へと向かう有斗に敵対し、一旦は朝廷に味方するも、フォキス伯の敗北に慌てて有斗に下る。
■プロイティデス
ダルタロスの家老の家系で、軍を率いても、民を統治させても有能な人物。アエティウスの片腕。
【統率】75【武勇】72【政治】74【謀略】76【交渉】79
■ヘイシオドス
中書省の次官、中書侍郎を勤めるラヴィーニアの同僚。内府の腰巾着。それもあって有斗の凱旋以降は地方に飛ばされた。
【統率】55【武勇】46【政治】76【謀略】57【交渉】72
■ペイトン
関西の将軍。王師右軍を率いて十津を襲ったリュケネらを追い散らしたかに見えた結果、関西全軍をまとめあげる上将軍に任命される。
だが王城前の決戦で敗北し、重傷を負う。
■ベッソス
ダルタロスの家宰。求賢令で中書の官に任じられる。
■ベルビオ
ダルタロスの家臣。アエティウスに心酔している。ひときわ目立つ巨大な体躯の持ち主。
双戟の使い手。別名は不死身のベルビオ。
【統率】63【武勇】98【政治】25【謀略】12【交渉】35 【一騎打ち+】
■マイナロス
カヒ四天王の一人。
【統率】90【武勇】78【政治】54【謀略】62【交渉】51 【騎馬++】
■マザイオス
ダルタロスの家司。求賢令で中書の官に任じられる。
■マシニッサ・ヘクトール
南部四衆のひとつ、トゥエンクの僭主。トゥエンクの現頭首である幼い我が子に代わってトゥエンク家を切り盛りする。
親族、同僚、姻戚、主君を何人も謀略で葬った南部きっての謀将。別名を不動のマシニッサ。
南部の者は不道のマシニッサと呼び忌み嫌う。
【統率】84【武勇】80【政治】78【謀略】95【交渉】87 【裏切り】【暗殺】【欺瞞】
■マッシウァ
マシニッサの長子。現在のトゥエンク公。
■ミルタイウ
吏部省の次官、吏部侍郎の一人。新法を通すために塩政官の次官の座を与えて買収する。悪い噂の絶えない男。
■メッサ
暗闇に潜む謎の組織の関西を担当する女。関西の重臣を焚きつけ白鷹の乱を引き起こす。
■メテッルス
鹿沢城主。山賊団退治に出兵したところでバアルと抗戦し、敗北。戦死した。
■メネクセノス
傭兵団『火吹き蛇』の元百人隊長。
【統率】62【武勇】73【政治】27【謀略】45【交渉】58
■夕雅 有斗
主人公。線の細い特に秀でたところが感じられない少年。
現在の日本から召喚の儀で呼び出された。王としてこのアメイジアを平和にすべく奮闘することになる。
【統率】60【武勇】45【政治】61【謀略】58【交渉】67 【天与の人】
■ラヴィーニア・アルバノ
アリアボネと同じ科挙で探花になった稀代の策士。
新法を盲目的に押し進めようとする有斗に危機感を抱き、旧法派を纏め上げて四師の乱を引き起こした。
アリアボネの嘆願によりなんとか命だけは助けられたが、中央政界からは追い払われた。後にアリアボネに推挙され有斗の謀臣となる。
【統率】32【武勇】7【政治】91【謀略】100【交渉】97 【鬼謀】
■リュケネ
王師下軍の一旅長だったが、ティトヴォの戦いで敗れて有斗に降伏してからは、下軍を任されるようになる。
青野原の戦い、河北侵攻、征西と重要な戦には常に付き従うなど有斗の信頼も篤い。
【統率】98【武勇】75【政治】72【謀略】64【交渉】64 【鉄壁】
■リュサンドロス
関西王都前の決戦で一軍を率いた関西の将軍。重傷を負う。
■ルツィアナ・アヴィス
セルノアの妹。
■ロドピア候
→ エレウシスを参照