英雄
「あっみえてきました!あそこが私の故郷のピサイド村です」
なんともめでたくなるような笑顔でこちらにいってくるが
まだ村まで3kmちかくある
現代の高校生には3kmというのは案外ながいものである
「あっ!そういえばききたいことあるんだけどいい??」
「はい!どうぞ。」
俺は自分の翼をだしてルルにみしてみた
「これなんだが・・・みんなにもあるのか??」
少しオドオドした感じできいてみた
ルルはというと
放心状態になっている
「おい!!ルル」
そう何回かいってるうちにルルは我をとりもどしたらしい
「大丈夫か?」
「あっ・・はいなんとか」
そういいつつもかなりしんじられないという顔をしている
「やっぱりこれって変のなか?」
「んーーー変ですね」
ズコッ
おもわずこけてしまった
「とある昔話があります。話すとすこしながくなりますけどいいですか??」
「おう!大丈夫だ」
「はい。昔この世界は混沌にみちあふれていたといいます。そんな時でした神様が2人の少年に翼をさずけました。1人は両方が白い翼、もう一方は黒い翼だったそうです。白い翼に聖魔法、黒い翼には黒魔法がやどっていました。その2人は協力してこの世界をたてなおそうと努力しました。そんな2人のまわりにはいつのまにか仲間がたくさんできて、そしてとうとうこの世界をたてなおしました。そのことからこの2人の少年は英雄とよばれていたそうです。」
「へぇ~~そうなんだぁ」
「はい!だから桜花も英雄なんじゃないですか?」
「は?そんなことはないさ。あっルルこの翼のことはしたしくなった人にしか話さないことにするからルルも他言無用な!」
「はいわかりました☆したしいだなんて・・・」
ルルがほほえをあからめているがなんのことかわからないのでスルーしておくことにしよう
「あっ!村につきました。桜花とはなしていると時間がすぎるのはやいですね」
「おう!もうついたのかはやいな。」
実際にもすこししかあるいていないきがしたが・・・
案外たのしいと時間ははやいものだな
「ちょっとまっててください!今お母さんとお父さんにはなしてきますから。」
「うんわかった」
・・・10分後
「桜花~~こっちきて!」
「おう!」
それにしてもいいかんじの村だなぁ
「この人が私がゴブリンからたすけてくれた桜花さんだよ!」
「この度は娘をあぶないめからたすけてくれてありがとうございました」
「ありがとうな!兄ちゃん」
やさしそうなおかあさんと元気なかんじのお父さんだった」
「いえいえ、僕は当たり前のことをしただけです!」
「本当にありがとうございました!桜花さんは事情があって家がないんですよね。うちでよかったらしばらくの間とまっていってください」
「ありがとうございます。ではお言葉にあまえさしてもらいます!!」
ふぅ~よかった
ルルが家にとめてくれるていってたけど
もしだめだったら
野宿だったからなぁ
金もってないし笑
「じゃあ私案内するね!こっちだよ桜花」
「おう!」
ありゃ??なんか女の子の部屋っぽいぞ
「あの・・部屋があまってないいんで私の部屋をつかってください!」
「いやいやいやいやむりでしょ」