プロローグ2
キンコーンカーコン
「やっとおわった~」
「なぁなぁ桜花!カラオケいこうぜ」
となりの男子がさそってきた
「おういいぜ」
「うしじゃっきまりな」
「どこにする?」
「じゃああの~駅のちかくのとこでいいんじゃね」
「うん了解!」
ん・・・
まてよなんかわすれてるような
きがするぞ・・・
まぁ
いいか
おれはカラオケで十八番の曲をうたいまくった
どれも高得点!
おれの気分はアゲアゲだ!!
そのあともうたいまくった
フーーー
たのしかったなぁ
ありゃもう8時だかえんないとな
いえにはいつもだれもいない
「ただいま」
だれもいない家にそういってみた笑
あーあ
明日もがっこうかそうおもいながらも
携帯をひらいた
メールが30件もきてる
有里からだ!
「やっば」
そうおもったときだ
ドンドン
ドンドンドンドン
ドンドンドンドンドンドン
「いまあけますからね」
ガチャ
有里がいた
「有里!どした?」
「・・・。」
「約束やぶったのおこってんのか?ほんとごめんな」
「---ない」
「えっ??」
「ゆるさない」
「あっ・・ごめんな」
「やくそくやぶったらゆるさないってそういったじゃん」
そうだっけ??
そんなことおもいつつ
「いや・・マジごめん」
「ゆるさないゆるさないゆるさない」
いつもの調子とはいたってちがう
なんか変だ
「桜花!!私ねもうしにたい」
「えっ!?どした」
「学校では無視されるし、桜花にまでうらぎられるし、私ね桜花だけはわたしのこと
うらぎらないっておもってた、なのにみんなでたのしそうにカラオケなんていっちゃってさ!
わたしのことなんてどうでもいいんだよね桜花は」
「・・・」
だまることしかできなかった
「もういいや」
タッタッタ
「有里!!」
そうよんでも有里はもどってこない
「あぁおれなにやってんだよ」
くそっ!
「有里まってくれ!!」
自分のもてる最高速度で有里をおいかけた
つかれたぁ