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天啓的異世界転生譚  作者: ウスバー
最終部 最後は魔王とガチバトル編
101/102

第九十章 逃れ得ぬ悪夢、迫り来る絶望


「ソシテ、トキハ、ウゴキダス……」


 魔王がそうスタイリッシュに言った途端、止まっていた鋼の時間が動き出す。

 同時に『魔王煉獄万物滅尽炎殺撃』のダメージ、つまり、魔王の通常攻撃の三倍×一億二千発、単純計算でも魔王の攻撃三億六千発分ものダメージが一気に鋼を襲う。


 当然鋼の体はそのダメージに耐え切れず、パッカーンと破裂して……


「ナ、ニ…?」


 ……とはならなかった。

 壮絶とすら言える威力の攻撃を受けたはずの鋼は、ただ自分の振り抜こうとした木の枝を止めて、


「ああ、やっぱりそっちも使ったのか……」


 とつぶやいただけ。



「ナゼダ? ナゼ、オマエハ、シナナイ?」

 その魔王の言葉に、鋼は不敵に笑う。

 そして、万感の想いを込めて、言った。


「お前には、分からないんだろうな。

 こんな場所で、生まれてからずっと一人きりでいたお前にはさ」

「ナニ…?」

 その言葉を侮辱と受け取って魔王はいきりたつが、鋼は穏やかに笑う。


「僕は今から半年前は、平凡で普通な、ただの学生だったんだ。

 だけど、死んで異世界に転生させられて、そこで色々な人たちと出会って、本当に色々な経験をして、気付いた。

 本当に強い物、真に恐れるべき物は、強力な攻撃でも、便利なスキルでも、誰かの悪意でもないんだって……」

「ダッタラ、ナンダトイウノダ?」

 魔王は不機嫌にそう返す。

 もし鋼が、人と人とのつながりとか、人間の強い意志などという世迷言を言ったら、一笑に付してやるつもりだった。


 それに対して鋼は、


「この世界で、本当に恐ろしい物。それは……」


 無知な魔王を嘲笑うように、そして無知な魔王を羨むように、憐憫と羨望が等しく混じった不思議な顔で、宣言した。







「――ストーカーだよ!!」







 そして、その言葉を聞いて、魔王は、


 ――え、こいつホントに何言ってんの、と思った。


 想像以上にリアルに世迷言を言われて、笑うことも出来ない。

 第二段階で顔が凶悪になったままもどらないが、そうでなければとても微妙な表情を浮かべていたことだろう。


 だが、鋼は止まらない。

 かなり逝っちゃった目をして、



「あいつらはホント怖いぞ。

 全然あきらめないから怖い。

 どこにでも出て来るから怖い。

 人の迷惑かえりみないから怖い。

 しかっても喜んだりするから怖い。

 いつもパンチラを狙ってるから怖い。

 転生してまで追いかけて来るから怖い。

 知らない内に天井にいたりするから怖い。

 千年単位で失恋ひきずったりするから怖い。

 とにかく全員、ものすごくしつこいから怖い!」



 何かのトラウマが刺激されたみたいに、ブルブル震えながらそんな台詞をつぶやく鋼。


【おぬしがこの半年で学んだのがそれじゃったら、さすがに不憫なのじゃ。

 あ、そういう時はワシが最近見つけたアレを読むといいのじゃよ?

 『零夜の奇妙な転生』というのじゃが、これが初めて読んだとは思えないほどワシ好みの……】

(そ・れ・は・や・め・ろ!!

 記憶をなくしたはずなのにまた見つけて来たのか……じゃなくて、仕方ないだろ!?

 この世界のストーカー率が異常なんだよ!)


 ある意味鋼のこれまでの冒険の日々は、ストーカーたちとの交友録でもあった。

 特にこれまで鋼が出会った神様は色々残念すぎる奴が多く、その辺りについてシロニャに問いただしたかった鋼だったが、しかしそこで、脳内で会話を交わす鋼に魔王の方が先にしびれを切らした。


「ソンナ、コトハ、ドウデモイイ!!」


 威圧を込めて、叫ぶ。

 鋼がなぜ死ななかったかはよく分からないが、『屈従の誓約』がきちんと発動したことはたしかなのだ。

 おかしな言葉でいくら幻惑しようとも、もう鋼に魔王を攻撃する手段はない。


「モウ、オマエニ、カチメハナイ!

 ソレデモ、ワレニ、カテルトオモウナラ……」

 しかし、魔王の言葉をあっさりとさえぎると、



「あーいや、もう僕は、お前にこれ以上何もするつもりはないぞ?」



 割と衝撃的な言葉を吐いた。



「ナン……ダト……?

 ワレヲ、タオスノヲ、アキラメル、トイウノカ?」


 突然の戦闘放棄発言に驚く魔王に対して、


「さっき言っただろ?

 本当に恐ろしいのは、お前や僕みたいなものじゃないんだって。

 だから、お前を倒すのは僕じゃない。

 そうだな。強いて言うなら――」


 鋼はにやりと笑って、告げる。






「――お前を倒すのは、ある光の女神の、英雄に向けた女の執念だ」






「ナ、ニ…?」

 意味不明な言葉に、魔王が思わず考え込んだその瞬間、



「クロニャ!!」



 鋼は大声で魔王の知らない誰かの名を呼び、


「シマッタ!!」


 それが何かの魔法のトリガーだったのか、直後、鋼は転移魔法の輝きに包まれていた。

 かつて異世界勇者が鋼に仕込んだ転移術式の存在を知らない魔王にも、それで鋼が逃げるのだと知れた。

 しかし、魔王が鋼を引き留めようと手を伸ばす、その前に、



「悪いね、魔王。……がんばれよ」



 そんな言葉を最後の置き土産に、鋼は消えてしまった。





 ――魔王と鋼の直接対決は、こうして意外な決着を見たのだった。









































「……ニゲタ、カ」


 動く物一つない、赤い荒野で魔王はつぶやいた。

 当然答えるものなどない。

 しかし、魔王は無言と退屈には慣れている。

 それに、今回の退屈には明確なゴールが設定されている。

 あと数年もすれば、結界がさらに弱まって外に出ることだってできる。

 焦る必要などどこにもなかった。


 だが、やはり退屈がそうさせるのだろうか。

 魔王はなんとなく、さきほど自分の前から逃げた少年、鋼の言葉を反芻していた。

 ……自分を倒すのは、一体何だと言っていただろうか。

 特に意味もなく、思い出しながら口にしてみる。



「アル、ヒカリノ、メガミノ、エイユウニ、ムケタ、オンナノ、シュウネン……ダッタカ?」



 だが、実際に口にして、魔王は気付いた。

 気付いて、しまった。













「ワレ、マッタク、カンケーネー!!!!」













 なんか真面目に繰り返してしまったが、魔王と関係する要素ゼロだった。

 もし万が一そんなのにやられたとしたら、ぶっちゃけ完全にとばっちりだった。


 しかし、辺りに生き物の気配など微塵も感じられない。

 女神はおろか、英雄でもいれば魔王にだってその存在を感じられるだろう。

 つまり、鋼の言葉は苦し紛れの負け惜しみだったということだ。



「ツマラナイナ……」



 そうつぶやきながら魔王はなんとなく上を見上げ……そして見た。


「アレハ…?」


 今はまだ遠くにあって小さい何か。

 それは、こちらに向かって一直線に落ちてくる、どこかで見た覚えのある石だった。

 記憶の底を探って、ほどなくその正体に気付く。



「ソウダ。ケットウヲ、ハジメルトキノ……」



 決闘を始める前、鋼は地面からあれと同じような白い石を地面から拾って、空に投げた。

 決闘開始を告げる石を、もどってこないほど遠くまで投げれば決闘は始まらないという浅はかな計略で、それは失敗したはずだが……。


 しかし、と魔王は首をかしげる。



 ――そもそも、この赤い月の上に、あんな白い石など落ちていただろうか。



 そして、魔王にはもう一つ気にかかることがあった。

 鋼がまっすぐ上に投げたはずのあの石が、『こちらに向かって一直線に』、つまり地面ではなく自分に向かって落ちてきているように見えるのは、はたして気のせいだろうか、と。



「……クダラナイ」



 だが、すぐに魔王は思考を放棄した。

 考える必要も、悩む必要もない。

 どの道あんなにゆっくりと落ちてくる石に、自分が当たるはずがない。


 魔王は余裕をもってバックステップ。

 石の落下する軌道を回避した。

 だが、


「ナニッ!?」


 その直後、石がその軌道を変える。

 それは、明らかに魔王を直撃するコース。

 しかも、まるで魔王を逃がさないとでも言うように、その落下速度まで上げている。

 このままでは、時をおかずに魔王に石がぶつかることは必定だった。


「……イヤ、ダカラ、ドウシタ」


 あんなちっぽけな石がぶつかったところで、魔王にダメージを与えることなどできない。

 受け止めてやろうと魔王は石を見据え、


 ――その瞬間、魔王の戦士としての本能が警鐘を鳴らす。


 あの小さな白い石、あれにはとんでもない力が隠されている。

 例えるなら、魔王の通常攻撃三億六千発分、いや、それをはるかに超える攻撃力が秘められていると、生物としての危機感が告げていた。


 ――あれにぶつかったら、死んでしまう。


 そんな根拠のない確信が、魔王に湧き上がった。

 初めて感じる死の恐怖に、体が震える。


 だが、魔王が硬直していたのはほんのわずかな時間だけだった。

 簡単なことだ。

 あの石にそれだけの力がこめられているとしても、当たらなければいい。

 石が追いかけてくるというのなら、それがおよばない速度で回避すればいい。


 かつての何の装備もなかった魔王ならともかく、今の魔王は高速移動できる靴を装備している。

 鋼には説明する暇もなかったが、この靴は魔力を込めれば込めるほど高速で移動できる、一兆というほぼ無尽蔵の魔力を持つ魔王に最適なアイテムなのだ。


「ハッ!」


 魔王は、自らの胸に生まれた恐怖を振り払うように、必要以上と思われる距離を靴の効果で移動した。

 それは、敏捷100程度では到底出せない速度。

 地上に生きるいかなる人間をも置き去りにする、まさに神速の移動。

 しかし、


「ナニッ!?」


 それでも石を、避けきれなかった。

 魔王が飛びのいた瞬間、石も急激に加速、魔王とほぼ遜色のない速度で、魔王に向かって飛び始めたのだ。

 それだけではない。

 とっくに魔王自身は動きを止めているのに、石の速度は変わらない。

 このままではすぐにぶつかってしまう。


「クッ!!」


 魔王はさらに速力を上げる。

 バックステップではなく、今度は石に背を向けて本気で逃げる。

 ここはとりあえず距離を取って一度立て直しをと考えて、後ろを振り向いて愕然とした。


 ――石がついてきている。


 そこで初めて、魔王はその石の性質を知る。

 この石はおそらく、相手が逃げれば逃げるほどその速度を増す、悪魔の石なのだと。


「ナラバ……」


 だが魔王は、その程度のことに驚きはしない。

 石の加速が追いつかない速さまで、自身の速度を上げればいい。


 速度を上げる。

 ――振り切れない。


 さらに速度を上げる。

 ――だが振り切れない。


 もっと速度を上げる。

 ――それでも振り切れない!


 もっともっと速度を上げる。

 ――それでもなお、振り切れない!


 もっともっともっと、速度を上げる!

 ――それでもどうしても、振り切れない!!



 さらに、魔王は気付いてしまった。

 魔王が最高速を更新すれば、その分相手も加速する。

 だが、それだけではない。

 あの石は魔王が止まっていた時も、ごくゆっくりとだが、魔王に向かって落ちてきていた。


 それが意味するところは、一つ。

 石の速度は、常に『魔王の最高速+石の最初の速度』だという事実。



 ――つまり、魔王がどれだけ速度を上げても、必ず向こうの方がほんのわずかに速いのだ。



 魔王がいかに死力を尽くして高速で移動したとしても、このままではじわじわと距離を詰められていくことになる。

 だから魔王は、このままでは魔力が枯渇すると知りつつも、さらなる加速を試みるしかない。

 だが、やはり石は振り切れない。

 ぴったりと魔王の背後につけ、名うての暗殺者のように、あるいは優れた探偵のように、魔王の後を追い続ける。

 いや、この執念深さとしつこさ、これでは、まるで……。



「ストーカー、デハナイカ!!」



 魔王が叫ぶ。

 その間も白い石は片時も休まず、少しも倦むことなく、きっちりと魔王の後を追っていた。

 逃げる魔王には、休む暇もない。


「ナンナノダ? ナンナノダ、コレハ…?!」


 魔王は自分が『魔王』であることを自覚していた。

 万に一つの可能性ではあるが、ちっぽけな人間どもがちっぽけなりに力をつけ、自分を打ち倒す未来を想像しなかったかと言えば嘘になる。


 だがそれは、人間との死闘の末に起こることであって、こんな負け方は想定していない。

 誰もいない月面で、意味の分からない無機質な石に追われて負けるなど、そんな……。

 いや、負けるとは何だ?

 こんな石に当たったからと言って、魔王である自分がやられるはずがない。


 そう思っているはずなのに、速度を緩められない。

 理性より、本能が悟っていた。

 これに当たったら死ぬと、絶対に助からないと、知っていた。

 絶望が、魔王の心を覆う。

 だが、


「ハカイ! ソウダ、ハカイ、スレバ!!」


 突然、魔王の頭に妙案が浮かんだ。

 そもそも、相手の得意な分野で張り合う必要などないのだ。

 予想外の出来事に、思考の柔軟性を失っていた自分を恥じた。


 魔王の攻撃力は絶大だ。

 どれだけ石が強大な威力を持っていても、破壊できるかもしれない。

 そこまではいかなくても、何かにぶつかれば石の威力が弱まる可能性はある。


「クラエ! ゲチュガ、テンチョウ!!」


 嬉々として、魔王は剣を振るう。

 剣から生まれた衝撃波が石に向かって一直線に飛び、


「バカナ…!?」


 石をすり抜けた。


「バカナ、バカナ、バカナァ!!」


 何度も何度も撃つ。

 だが何度撃っても当たらない。

 いや、当たっている。

 狙いは驚くほど正確だ。

 だが、ただ石をすり抜ける。


 生まれた希望がくじかれた時の絶望は深く、大きい。

 それが、魔王を乾坤一擲の賭けに向かわせた。


「コレナラ、ドウダァ!!!!」


 魔王はふたたび剣を振り抜き、今度は衝撃波ではなく、剣そのものを投じた。

 これを失えば、魔王の攻撃手段はほとんど失われる。

 大きな賭けだったが、剣は狙い過たず、石を直撃し、


「ウ、ウソダッ!!」


 やはり、そのまますり抜けた。

 この期におよんでは、魔王は悟らざるを得なかった。


 ――あの石は、自分にぶつかるまで、いかなる物理、魔法攻撃も受け付けはしないのだ、と。


 剣を失っては、もう魔王に攻撃手段はない。

 距離が近過ぎて、『エターナルポースブリザード』は使えない。

 他にできる遠距離攻撃と言ったら、『悪食の獣』だが、


「ヤハリ、ダセナイ、カ……」


 それもまた、使用不能だった。

 前回の使用で取り込んだ物を全て消化するまで、このスキルは使えないのだ。


 あの封印の巫女の人形を食べてから、もう一週間近くが経った。

 通常であれば、とっくに消化しきっているところだ。

 実際、封印の巫女の人形も、その服も、封印の魔力の残滓すら、魔王は数時間足らずで消化した。


 だが、一つだけ。

 人形の身に着けていた装身具、ペンダントについていた宝石か何かだろうか。

 ちょうど今『自分を追いかけている石と同じくらいの大きさ』の、ほんの小さな異物だけが、なぜだかどうしても消化できないのだ。

 いっそ吐き出してしまいたいが、スキルで取り込んだ物は、消化する以外になくす手立てもない。


 ――つまり、もう、魔王には打つ手はない。



「ナゼダ、ナゼダ、ナゼ……?!」


 なぜあの石を振り切れないのか分からない。

 なぜあの石から恐ろしいほどの力を感じるのか分からない。

 なぜ全てを統べる魔王であるはずの自分が、こんな目にあっているのか分からない。


 分からない、分からない、分からない!!


 だが、それでもはっきりと分かるのは、絶対にあの石につかまってはいけないということ。

 そして同時に、あの石から逃げ切ることなど絶対に不可能だという事実もまた、魔王には分かってしまっていた。


「ワレ、ガ、シヌ? ココデ、オワル、ノカ…?」


 呆然と、つぶやく。

 そして、終わるという自身の言葉に想起されて脳裏によみがえる、ある一つの言葉。


 ――あの鋼という少年は、この石を投げる時、なんと言っていた?


 そうだ、たしか……。






『この一投で、お前は終わるってことさ』






 明確な恐怖に、魔王の背筋が震える。

 そして同時に浮かび上がる、一つの可能性。


 ――もしもあの台詞が、この瞬間のことを予見した言葉だとしたら…?


 しかし、魔王は必死で首を横に振った。


 ありえない。

 そんなはずはない。

 もしそうだとすれば、あの人間の少年は、今この時までの自分の行動全てを読み切っていたことになる。

 だからありえない。

 魔王たる自分が、ただの人間の意のままに動かされたなど、考えるだにバカバカしい。


 ――しかしならば、今のこの状況はなんなのだ?


 現に自分は今、あんなちっぽけな石一つに怯え、逃げまどい、それでも逃げ切れずに、今、その生を終えようとしている。

 これは、やはり……。




「クソ、クソ、クソォオオオオオオオオオオオオオオ!!!」




 結局魔王は、その現実を受け入れることはできなかった。

 ひたすら口汚い罵倒の言葉を叫びながら、さらなる魔力で加速を行う。

 それが、自らの命を縮める行為だと知りつつも……。



 ――運命への怒りを、そして自分をこの状況に追いやった人間の少年、結城鋼への呪いを叫びながら、魔王は絶望的な鬼ごっこを続けるほかなかったのだった。








まさかこの作品まで年をまたぐことになるとは、夢にも……


ともあれ、次回はとうとう感涙必至の最終回

ティッシュをボックスで用意してからお読みください


たぶんチョコ食べ過ぎて急に鼻血が出た時とかに便利です

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