最初
私は、井上サキ。高1。私はね、日本じゃなくて、アメリカのSSISS(Super Secret International Spy School) (極秘インターナショナルスパイ学校)にかよってる。女子は2人しかいない。入試では、命がかかってる、と言ってもいいくらいすごいの。もう1人の女子は、多岐メイ。私の親友。私は、空手、合気道、剣道、ボクシング、 の有段者。21ヶ国語話せる。医者免許ももってる。IQは500。声真似、変装が得意。メイはソフトボールが超高校級。18ヶ国語はなす。IQ350。ハッキングが得意。メイは同じ学校に通ってる小野走馬って言う彼氏がいる。私はシングル・アンド・フリー。。告白は嫌なほどされてるけど、やっぱあいつじゃなきゃ。。ね?
今は冬休みで先生たちはいない。ほとんどの生徒は家に帰ってる。ま、残る生徒もいるけどね?
「ね、さき?聞いちゃったよ、あれのこと」
「あれってなに?めい?さきそんな知らないよぉ!!」
「だーかーらー、あんたと高木のことよぉ」
「さきと高木?」
「付き合ってるんでしょ?」
「え!!!?ちがうよ!!」
「だってぇ、プールの見学のときぃ、ちょーいいふういんきだったよ、高木幸せそうだったし」
「そ、れ、はあいつの好きなひと捜してたの!!」
「あいつ、なんつってたの?」
「'アネゴハだけど、幼いところがあって、強そうだけど弱いところがあって、可愛い素直じゃないけど、本当はすっげー優しい鈍感で天然、でも怒ると怖いやつ'だと。」
「さきじゃない?」
「えー?そんなことないよ、さき当てはまらないもん」
「。。(全部当てはまってるっつうの!!)」
「「よぉ、い、じゃなくて高木」」
「何よ、淳ちゃんと関ちゃんまで!!」
「高木いんのかぁ?」
ゲームをやってたユウタ、私の今好きな人、が顔を出した
「高木いねーじゃん?」
「あいつだよ」淳ちゃんが言った。
「井、上?そ、そか」
ゆうちゃんが複雑な顔をして私を見た。すると、うしろで松田が突然、
「東がね、」
「東が?」
「秘密」
「・・・」
「さきが好きなんじゃない?」
「え~??ないないないないないない!!」
「(さききずいてなにのね、あんたモテモテなのに・・)」