タイトル未定2025/12/22 01:49
第十話
家中の物を売り飛ばし節約生活をしていたミャオ君も、ついに売る物もお金も尽きてしまいました。そして悩んだあげく、ミャオ君はこの別荘を売りに出す事にしました。買い手が現れるまでの数日間、金欠のミャオ君は数年ぶりに空腹にじっと耐えていました。家が売れればきっと数百万は手に入り、再びエンジョイ生活ができると信じていたのです。
そんな中、誰かが家に入ってきました。鍵はかけてあるはずなのに誰かが開けて入ってきたのでミャオ君は状況がいまいち掴めずパニックになりました。なんとこの家の本物の主の我集院さんが刑務所から出てきて、たまたまこの別荘を思い出して気まぐれで帰ってきたのだ。ミャオ君は帰ってきた我集院さんが本当の別荘の主人である事など当然知らず、不法侵入してきた不審者だと思い込み、恐れて床に転がっていた石で我集院さんの頭を思い切り叩き倒してしまいました。その後ミャオ君は急いで通報しました。我集院さんは自分の家なのにも関わらずまたしても不法侵入罪で逮捕されて刑務所にブチ込まれてしまいました。
その後。家の買い手が見つかり600万で売り飛ばしてしまいました。大金を手にしたあまりにミャオ君は嬉しすぎてキャバクラに行き豪遊しましたが、勢い余って女の子にお金をあげすぎて一晩で全て金を溶かしてしまいました。だからミャオ君はショックのあまり頭が真っ白になり記憶喪失になり、別荘を売った事も600万溶かした事も忘れてしまいました。だから昨日売ったばかりの別荘にしぶしぶ帰ってきました。ミャオ君が部屋に上がったら昨日家を買ったばかりの買主のボビーオロゴンが家でくつろいでいました。記憶喪失で何もかもを忘れているミャオ君は、ボビーを不法侵入してくつろいでいる不審者だと思い込み、恐れて床に転がっていた石でボビーに襲い掛かりました。ボビーは鋭い反射神経で攻撃を避け、そのまま不法侵入してきたミャオ君を恐れて警察に通報しようと50メートル3秒のスピードで受話器の方向へダッシュしていきました。一方、ミャオ君も、ボビーを不法侵入者だと恐れて警察に通報しようと100メートル6秒のスピードで受話器の方向へダッシュしていきました。そして2人で同じ受話器を同時に手に取り、警察に通報し、二人で声を合わせて「家に不法侵入者がいる!!」と慌てて助けを求めました。
警察が来るまでの間ミャオ君とボビーはお互いに我が家を守るために全力で戦っていました。しかし圧倒的なボビーの力を前にしてミャオ君はボコボコにされて力尽きてしまいました。ボビーはさすがにやりすぎて少し反省したのか、ミャオ君に謝りました。ミャオ君もボビーにいきなり襲い掛かったことを誤り、2人に謎の友情が生まれました。ミャオ君とボビーは話し合い和解しました。そしてこれからこの家で永遠に2人きりで共に生活することに決めました。そこで警察が家に急いで訪れましたが慌てて呼んだにも関わらず2人は仲直りしたので居留守をして、警察を無視して返してしまいました。
第十一話
ボビーと永久に共同生活を誓ったミャオ君でしたが、ミャオ君はキャバクラで一晩で600万を使い果たして金が無く、そしてボビーも無職でニートのくせに600万も借金してまで家を買ったものだから、2人そろって金がありませんでした。
ミャオ君は600万も払って家を買ったボビーだから金持ちだと思い込んでいたため共同生活を誓い、同じくボビーもミャオ君がまさか自分が払った600万を一晩で使い果たしていたとは思ってもいなかったから共同生活を誓いました。
しかしお互いに金が無い無一文である事がすぐに発覚してしまい、再びバトルが始まっていました。
ミャオ君はボビーと生活するにあたり、ボビーの借金600万を一緒に返さなければならないのでなんとかボビーを家から追い出そうと全力で殴りました。
ボビーも、もはや1円の金も持ってない糞野郎であるミャオ君との生活にメリットが見つからずなんとか追い出そうと全力でチョップをしました。
激闘の末、窓ガラスは割れ、天井は抜け、地は裂け、温泉が噴き出しました。勝ったのは圧倒的なパワーを誇るボビーオロゴンでした。ミャオ君は体中が痛すぎて急いで救急車を呼ぼうと電話しましたが間違えて3丁目の林田さんにかけてしまった為、救急車を呼べませんでした。しかし林田さんがあとで長年お墓のお供え物に置いていたようかんを届けてくれると話してくれたので空腹のミャオ君とボビーは喜び合い、その勢いで仲直りしました。しかしいつになっても林田さんからようかんが届けられる事はありませんでした。
空腹のミャオ君とボビーは待ちきれずまたしてもピリピリしていました。いつまで経っても林田さんは来ない、何故なら林田さんは、ようかんを届けに来る途中に飛行機にひかれて帰らぬ人となっていたのだ。そんな事も知らずに待ち続けていたミャオ君とボビーはついに怒りの沸点を超えてしまい、林田さんに怒りの電話を掛けました。そしたら間違えて救急車を呼んでしまいました。ミャオ君とボビーはダメ元で「お腹がすきすぎてお腹が痛い!!」と救急隊員に訴えてみたものの、呆れられて電話を切られて着信拒否されてしまいました。
その後はまた激しいバトルが始まりました。ミャオ君はボビーの圧倒的なパワーを前に手も足も出せずボコボコに殴られて力尽きてしまいました。一方、ボビーも空腹に耐えられずついに泣き出してしまいました。
その後2人はこの家を売り、得た現金で安いアパートを借りて共に生活する方向に話がまとまりました。
ボビーの提案を受け入れてミャオ君は強気の700万で売りに出しましたが、激しい戦闘の末、家が廃墟のようになっていた為、全く売れませんでした。
いつになっても売れなかった為、2人はピリピリしていました。そこでミャオ君は知恵を極限まで絞って考えた結果、家がボロボロだから買い手が現れないことに気づきました。そこでミャオ君は1000万の借金をして、家を綺麗にリフォームしました。そしたらあっという間に買い手が現れ、見事700万で家を売り飛ばす事が出来たのです。
ミャオ君とボビーは嬉しすぎて抱き合い、友情がいっそう深まりました。空腹の2人はその夜、お祝いに高級ホテルで贅沢な食事をたくさん食べ、6年ぶりにお風呂に入り、酒をガブガブ飲んだ後、高級なベッドでぐっすりと眠りにつきました。
第十二話
次の日、2人は高級ホテルを後にして安いアパートと自給の高い職を探しに行きました。
すると家賃1000円のダンボールでできた激安ボロアパートが見つかり2人は喜び合いました。
そしてアパートに住む事2日、ミャオ君とボビーはどうしても高級ホテルでのあの食事やふかふかなベッドが忘れられず、再び高級ホテルに泊まって豪遊してしまいました。
次の日ボロアパートに戻りタウンワークを開き2人で職を探してみるものの、寒いし狭くて集中して職を探せないとか言い訳を言い、みたび高級ホテルで豪遊しながらタウンワークを片手に職を探しましたがすぐに酔っぱらって寝てしまいました。豪遊中毒になってしまった二人はその後もボロアパートでの生活にはもう耐えられず毎日高級ホテルに何の意味もなく泊まり続けました。
そしてついに恐れていたことが起きてしまいました。
2人は豪遊しすぎて700万を全て溶かしてしまったのです。そして二日間しか住んでいないダンボールアパートの家賃のたった1000円さえも払えなくなってしまいました。
それどころかミャオ君は700万で家を売るために1000万借金して家をリフォームしていた事を思い出し、そろそろ借金取りが来そうでどうしたら良いか分からず頭が真っ黒になっていました。
ボビーもこのままミャオ君といたら、共に毎日豪遊してしまったので自分の借金600万に加え、共にミャオ君の1000万の借金も一緒に返していかなければならないと思い、どうやってミャオ君から逃げ出そうか考えていました。
2人はしばらく考え込み、その後、無言で激しいバトルが始まりました。ボビーの圧倒的なパワーを前にしてミャオ君は手も足も出ずボコボコに投げ飛ばされて、池に落ちてしまいました。
なかなかミャオ君が浮かび上がってこないもので心配になったボビーは池に飛び込みミャオ君を救出に向かいました。しかしミャオ君は重傷を負いながらもなんとか自力で池から這い上がりました。一方、救出しに池に飛び込んだボビーは泳げずそのまま溺れて沈んでいました。
ミャオ君はボビーにコテンパンにやられていたにも関わらず、結局もう一度池に入り、水を飲みまくって沈んでいたボビーを助けました。なぜならばボビーが死んだらミャオ君は自分の借金に加えてボビーの借金600万までも払わなければならなくなるような気がしたからだ。その後、ミャオ君は病院に行き手当や手術をたくさん受け、奇跡的に一命をとりとめました。
ボビーも反省したのか毎日お見舞いに行きました。
しかしミャオ君はボビーに内緒で顔の整形手術など余計な所の手術までしていたため治療費がドンドンかさみ、ついに治療費200万円を超えてしまいました。
ボビーも毎日必要以上に花束を大量に買ってくるからミャオ君のベッドの周りが花だらけになり棺桶みたいになってしまった。しかも買ってくる花のほとんどがなぜか菊やユリなどの葬式用の花なのだ。それでもミャオ君はボビーがどこかでコツコツと働いた金で毎日花を買ってきてくれて勇気づけてくれているのだと思い、花粉症になりながらも陰で時々嬉しくて泣いていました。
否、ボビーはまったく働かずただあちこちの闇金から適当に借金して毎日適当に花を買っていただけなのだ。
しかも借りた金が余れば朝から酒を飲み、パチンコや競馬で金を全て溶かしていたのだ。
第十三話
ミャオ君はボビーに内緒で余計な整形手術を繰り返し、さらに病院での生活の居心地が良かったがために怪我は完全に治ってからも、仮病を使い続けてのんびり入院していました。
しかしボビーも、さすがに入院期間が長すぎるのと、ミャオ君の顔がなぜかどんどんハンサムになっていくのを見て疑問を持ち始めていました。
そしてついにミャオ君が恐れていたことが起きてしまったのです。なんと整形手術を62回も行っていたことが全てボビーにバレてしまったのです。
激昂したボビーはスーパーサイヤ人になってものすごい勢いでベッドで仮病を使って寝ていたハンサムなミャオ君に襲い掛かりました。
ミャオ君も迫り来るボビーから逃げる隙が見つからず、やむを得ずダメ元でボビーに殴りかかってみました。
しかし圧倒的なボビーの力を前にしてハンサムになっても手も足も出ずにボコボコにされてしまいました。
ミャオ君はボビーに殴られまくって整形を繰り返しせっかくハンサムになった顔もあっという間に元通りの酷い顔に戻ってしまいました。
ボビーにボコボコにされてしまったのでミャオ君はまたしても重傷を負い、入院は継続してしまいました。
そして3週間後ミャオ君は病院を強制退院させられ、約4か月分の治療費と手術費で約200万円、内緒でやっていた整形手術費が約500万円、そして1000万円のリフォーム代に加えてミャオ君の借金の総額は1700万円になってしまいました。
一方家を買い600万の借金を背負っていたボビーも適当に闇金から300万円も借りていたにも関わらず借りていたことをすっかり忘れていた為、借りていた300万円は金利で4ヶ月で1400万まで上がり、ボビーの借金の総額は2000万円になってしまっていました。(2人合わせて3700万)
2人はダンボールのアパートでお互いの借金をどうやって返すのか作戦会議を行っていました。するとプンプンに怒った汚い大家さんのおじさんが訪れて2人に4ヶ月分の家賃である4000円を請求してきました。
ボビーは、ミャオ君が入院していた4ヶ月間、家賃を一切払っていなかったのです。
ボビーは借りていたとはいえほとんどアパートに住んでいなかった事を理由に大家に1000円しか払いませんでした。というか1000円しか払えませんでした。だからついに大家さんからアパートから追放されてしまいました。
第十四話
ダンボールアパートを追い出され、完全なホームレスと化した二人でしたが、今度は怖い顔をした闇金の兄ちゃんがボビーにお金を取りに来ました。
ミャオ君はこの4ヶ月間は、ボビーはどこかで必死に働いていたものだと思い込んでおり、まさかボビーが闇金に手を染めていたことなど考えてもいませんでした。
ボビーは兄ちゃんに金を請求されて闇金から多額のお金を借りていた事を思い出し、ミャオ君にバレそうだったので圧倒的なパワーで闇金の兄ちゃんを一瞬であの世へ送り、ボビーはミャオ君を担いで大急ぎで逃走しました。
その後、働かず闇金に手を染めていたことがミャオ君に全てバレてしまい、ボビーは7時間も土下座をさせられ続けて足の痺れは限界を超えていました。
一方ミャオ君も整形手術でお金を余計に500万も使っていた事に反省し、6時間も体育座りをさせられ、おしりの痛みは限界を超えていました。
二人はそれぞれの痺れや痛みに耐えながら深く反省していました。
2人あわせるとミャオ君の1700万円にボビーの2000万円で3700万円になりました。
しかもボビーの借金は闇金から借り続けている金なのでこれからもドンドン金利で増え続け、さらには闇金の兄ちゃんを粉々にしてしまったので次見つかったら2人はお金を請求されるだけではすみません。
ボビーはこのままでは相棒のミャオ君に迷惑が掛かると確信し、1人外へと出かけていきました。
2時間後、なんとボビーは1000万円を持ってミャオ君の元へ帰ってきました。ミャオ君は大金を前に空いた口がふさがらず、そのままあごが外れて苦しみました。ボビーはなんとたった2時間で金を1円も持ってなかったくせにパチンコで1000万円勝ったというのだ。
ミャオ君は飛び跳ねて喜びましたが実はこの1000万円は闇金からお金を少しでも返すために、他の闇金から新たに金を借りてきただけだったのだ。
ボビーがミャオ君に嘘をついたのには理由がある。それはこれ以上ミャオ君を悩ませたくないという優しい気持ちからついた嘘だったのだ。
ミャオ君は嘘つきボビーの言うことをすっかり信じ、ボビーをものすごく褒めました。あまりにもミャオ君が褒めるものだからボビーも本当にパチンコで1000万円勝った気分になり、いつしか新たな闇金業から借りてきた1000万円を自分が本当にパチンコで勝って手に入れた金だと思い込み、ミャオ君に対して偉そうな態度を取り始めました。
第十五話
ミャオ君の提案によりその日の夜は久々に高級ホテルに泊まり、1000万円勝利のお祝いをしました。
しかし1日楽な生活をしたらもうこいつらは辞められません。またしても高級ホテルに泊まり続けて何日にも及んでお祝いを続けました。
そして12日後、お金が底を尽きてこれ以上泊まれなくなってしまい、ホテルのスタッフさんから追い出されてしまいました。
そしてボビーは溶かした1000万円はパチンコで勝った金ではなく新たな闇金から借りていた金だと思い出して日汗が止まらなくなりパニックで頭が真っ黒になってしまいました。
すると偶然、新たに借りていた闇金のおじさんに似ているだけの人がボビーとミャオ君の前を通りました。
パニック状態のボビーは勘違いをして圧倒的なパワーでなんの罪のない人をぶっ飛ばしてしまい、発狂しながらミャオ君を担いで逃走しました。
しかしボビーは流石に2つの闇金業者からは逃げきれないと判断し、ミャオ君を担いでいるのを忘れてそのまま16メートルの高さの崖から飛び降り自殺を図りました。
自殺を図ったボビーでしたが驚異的な反射神経で無意識のうちにうまく地面に着地してしまいました。
一方、担がれて一緒に落ちてしまったミャオ君は着地に大失敗してしまい頭から落下、首がちぎれて重症を負ってしまいました。
ボビーは慌ててその場でミャオ君の頭をアロンアルファで繋ぎ合わせようとしましたが、体と頭はくっつきませんでした。ボビーは諦めず今度はミャオ君の頭と体をミシンを高速モードにして縫いはじめました。
ボビーの懸命の治療によりミャオ君は地獄からなんとか生還しました。ボビーは親友のミャオ君を救って安心し、再び崖に上って飛び降り自殺を図りました。
今度は反射でうまく着地しないように手と足を縄で縛ってから飛び降りました。
しかしまたしてもボビーは自殺に失敗してしまいました。なんとボビーの落下位置は、風に流され、いまだ重傷で横たわったままのミャオ君の頭上に落下してしまったからです。ボビーはミャオ君がクッションになってまたしても無傷でした。一方、ミャオ君はこの衝撃で頭がぶっ飛んで冥王星まで飛んでいきました。
下敷きになって死んでいるミャオ君を見てボビーは、ミャオ君が命がけで自分を自殺から助けてくれたのだと勘違いしました。
この勘違いによりボビーはこれからミャオ君の分まで強く生きていく事を誓い、ミャオ君を葬式場へ担いで運んで行きました。
しかし葬式場まで5キロも距離があったため途中で疲れてしまったのか、ミャオ君の遺体を引きずって歩きはじめました。そして葬式場に着いたボビーでしたがお金が払えない為、葬式屋さんに火葬を断られてしまいました。しかし火葬の必要はもはやありませんでした。
なぜならボビーがミャオ君を引きずり続けたせいで体中が削れてほとんど骨だけになってしまっていたからです。ボビーはせめてミャオ君をお墓に入れてあげようとも考えましたが、もう面倒なので知らない人のお墓にミャオ君の骨を勝手に入れてしまいました。
そして次の日、ボビーも釣り堀で池に転落して溺れて死にました。 …続く




