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私とAIの異世界転生!  作者: 星廻 月華
【夏休編:夏の大祭章】
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コード87「新たな力とゴール」

第87話

前回、スペルマラソン中にドラゴンが現れてから

「我は汝ら下等種族を滅ぼす為に蘇った。下等生物共、汝らがどれだけ束になり向かって来ようと、我は歩みを止める事はない。覚悟しろ下等生物。さあ、戦いの時ぞ。」


緑色と白色、木や蔦、花や自然なものが多く絡み合った

超巨大な龍。ドラゴンがベアトリクスへ向けて話す。


ベアトリクスは一瞬揺らめいた。

一瞬、突風が起こる。

そしてドラゴンに背中を向け、帰ろうとしている。


「何をしている。はっはっは、恐れをなして帰るのか。無様無様。やはり下等。まずは汝を」


ベアトリクスはため息をつき、長槍を担ぎながらこう答える。


「終わったよ。今までお疲れさま。」

ベアトリクスは背を向け、歩みを止めなかった。


ドラゴンの視界が上下反転回転する。

何故だ。どうして視界が。

そうか、魔術。奴の魔術で視界がおかしくなったのか…。


痛い。熱い。体の自由が利かん。


視界が…回る。

地面に向けて飛ぶ。


いやこれは…首が落とされ…!

自然治癒能力が間に合わ…



ドラゴンは一撃で首を斬り落とされた。

ベアトリクスの長槍居合斬りによって。



「50位に間に合うだろうか。私も走った方がいいのかな。」

そう言いながらゆっくりと歩いて帰っていた。



フェニ、ケーシィ、ノーマン、リルフは無事にゴールを果たした。

フェニ24位、ケーシィ25位、ノーマン38位、リルフ39位。


そして、残りが48位、49位と50位が残る。


ヤヌンは息を切らして、仲間と共に走り、ゴールが見えていた。

「はぁ…!はぁ…!ふんっ、やっとゴールさ。」

汗を拭きながら、ゴール出来る事に安堵していた。


「おい、ヤヌン、さっさとゴールするぞ。あと3人しか残ってないんだから。俺たちでぴったりだ。」



上空にて。

カナリー、エリナ、リーナは空を飛ばされている。


飛ばされた衝撃で、カナリーはエリナを紐で縛っていたのが、

空中で解ける。エリナは空に投げ出される。


「まずい…!あの人が…!手が…!届かない…!あ、あれは!ゴールの扉!」


リーナは辛うじて、空中で体勢を立て直している。

カナリーはエリナに手を伸ばす。


「届かないなら…!」


魔力之魔術<スペル・魔破片(フラグメント)


鎖を作りだしエリナに向け、投げる。


この時、この鎖というより、カナリーの体から雷が漏れ出ていた。

不要な雷が空気中に漏れ、魔術と共に排出されていた。

その電気が鎖を伝う。エリナの中に雷の力が宿る。

エリナの魔力核の形が変わる。

バリバリと、弾けては回転する。



エリナの心魂体に謎の手が伸びる。

まるで、こっちにおいでと言うように。

その手をエリナは掴んだ。光の方へ。



エリナは目を覚ます。そして彼女の目が輝く。

電気の力が彼女の体を駆け巡る。

肩くらいまでのボブカットから、魔力の輝く髪が伸び、束ねられた。

雷の紐のようなものでくくり、一時的に魔力のポニーテールとなった。

メガネが雷によって弾き飛んだ。


「え!?急に輝き出して…!え!」



エリナは空中で体勢を立て直し、ジグザグに

まるで雷が落ちるかのように扉に入った。

雷鳴が轟く。



「ああああああ!どけ!僕らが先だ!」

ヤヌンが仲間と揉め、取っ組み合いをしている。


リーナとカナリーもエリナの後を追うように、

移動魔弾魔術<スペル・魔弾Ⅰ(フライクーゲル)

魔流之魔術<スペル・魔衣風(ヴェンストル)


2人も無事にゴールをすることが出来た。


ゴールの扉が消える。扉のあった場所でヤヌンらは涙を流していた。


「そんな…僕たちの…」



エリナ48位、リーナ49位、カナリー50位。



「サマーデュエル予選!スペルマラソン!無事に終了~~~~!!!50名が走り切りました!最後の3名はどちらかと言うと飛ばされてきたかのように見えましたが…。結果は張り出されます!」


スクリーン魔術に50名の名前が張り出されていた。


エリナはアンフィテアリーナの中央、扉の先でへたり込んだ。

髪はもう元の肩あたりのボブカットに戻っている。


「…。ここは…どこでしょう…?」

エリナはきょとんとしている。

以前のような弱腰の表情さはなくなっている。

ベアトリクスさんは先制攻撃をしました。

流石に防がれるだろうかと思っていたが、

ドラゴンの治癒能力が間に合わず首が落ちる。


雷魔術を扱えるようになったエリナ。

しかし、少し様子がおかしいですね。


第87話、読んでいただきありがとうございます。

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