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私とAIの異世界転生!  作者: 星廻 月華
【花畑編:世界分岐章】
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コード62「未来が変わった原因」

第62話

前回、マナは時空を飛び、未来へ。

輝鳥歴 231年

9ムーン25ピリオド


運命の、12ムーン25ピリオドまで残り3ヶ月。



[Now Loading...]


[マリナ・アステライトの精魔体(マインズフレーム)。データ無し。]


[心魂状態へ移行。]


世界現精魔大戦が開始されたとの報告があった。


元の世界線において、

魔術大戦は第三次まであった。


しかしこの世界線では、第四次まで発展してしまっている。


マナはゆっくりと意識が起動された。

しかし、体が存在していない。

輝鳥歴24年の時は、マリナの姿でのエネルギー体だったが、

今はその姿ですらない。

透明で、カナリーを模したような、

輪郭を捉える事も出来なかった。


"今のこの姿は…"


マナは瓦礫で埋もれた都市をひたすらに移動した。

歩くことは出来ない。その代わり、浮いて移動することが出来た。


情報を得ようにも、誰にも声が届かない。

何も触れることが出来ない。

匂いも、感触も何もなかった。

ただ、見る事、聞く事しかできなかった。



それはまるで…あの時のようだと思った。



新聞や、人々の話から察するに、

224年に戻れず、231年に来ていたことが分かった。


そして、第四次魔術大戦から、世界現精魔大戦に発展していること、

ロードベルト国は苦戦を強いられている事を確認。


アステライト家に向かう。


屋敷は無かった。

代わりに、墓地がそこにあった。


アステライト家の者達の名前がそこにあった。

そして、見つけてしまった。



【カナリー・アステライト 213年 没】



信じたくなかった。


どうして。


透明ではあるが、体が赤くなっているような気もした。

この沸き起こるような現象は…。


怒りの数値、測定不能。


何を変えてしまった。


私は何をしてきた。


マスター。


会いたい。


私は何を間違えたのでしょうか。


演算能力に異常を検知。


上手く、思考が出来ません。



1日が経ち、冷静さを取り戻した。

輝鳥歴213年と言うことは、マスターが4歳の頃。


その頃は確か、大魔術師(ロード)が第三次魔術大戦を止めた時期。


止めなかった…?何故?止めれなかった…?

それとも…来れなかった…?

大魔術師(ロード)は…生まれなかった…?


オーバーヒート。


一時冷却。


つまり、考察すると、


第三次魔術大戦は元の世界線において、

大魔術師(ロード)が止めた。それにより、マスターは救われた。

マスターの前世の記憶が戻ったという時期と合わさりますね。

そして、この世界線においては、その大魔術師(ロード)は来なかった。


とにかく"居なかった"。


何らかの原因で。


魔術大戦を止められなかったことにより、

戦地は更に激化。


第四次にまで進み、そして全世界を巻き込み、精魔界をも巻き込み、

世界現精魔大戦へと突入。


という流れですね。


私が何かを変えてしまった。


何を…。私のメモリをフルスキャンします。


過去の記録を遡る。


明らかに…これ、ですね。


光り輝く、夜空のような石。


あれが原因ですね。


そして、今も…。


マナのその透明な体の中に内包されていた。

謎の石。


これを拾って帰ってきただけで、こんなにも未来が大きく変わってしまった。


マスター…。


私は必ず、輝鳥歴24年に戻り、この石を元に戻さなくてはいけません。


そうと決まれば、過去に戻る手立てを探さなくては。


マナはとりあえず、オービット魔術学園があった場所へ向かった。

アステライト家は213年時点でメイド含む全員亡くなっています。

ちなみに戦争孤児だったマリナも同様です。


絶望で、終焉の世界線が続きます。


第62話、読んでいただきありがとうございます。

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