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私とAIの異世界転生!  作者: 星廻 月華
【魔剣編】
31/273

コード30「リベラ・ミクスト」

第30話

前回、学園から衛星都市に出てきたところから

魔女帽を被った少女に連れられ来たのはミルキィリヴァーだった。


「ん…私は…このホテルの…えーっと、従業員をやってて、その…フィリナさん?の事は、少しだけ…知ってるです。」


フィリナさんだけでも情報を知れるのは嬉しかった。


「あ…申し遅れました…私…リベラ…。リベラ・ミクストって言うです。フィリナさんについて、彼女は…えっと、うちで働いていたんです…だから…私達も探していたんです。彼女について知っていることがあれば教えて欲しい。です。」


リベラと名乗った小さな女性はこのホテルの従業員らしいが、前に見た時も同じ服装だった。

私服なのかな。他の従業員の制服とは違うようだが、気にしないようにした。


「ん…てか…どうして探してるのです?気になる…です。」


「あ、それは…」

話そうとすると、マナが制止に入った。


「それは、私達が彼女に助けてもらったので、フィリナ様にお礼をしたいと思ったからにございます。もしよろしければ、リベラ様から見たフィリナ様の事も教えて頂けますか?」


マナが嘘をついていた。どうしてだろうか。

何か問題があるのだろうか、と思ったけどマナに任せることにした。


ちなみに、探偵部の皆さんには詳しい事情は話していなかったため、

特に何も問題はなかった。


「ん…あの子は…とっても良い子…です。優しくて…強くて…みんな頼りにしていた…です。でも……居なくなっちゃったです。」


「そうなんですね。それは悲しい事ですね。私達も探しているのでもし何かわかれば、オービット魔術学園に居るので、カナリー・アステライト、マリナ・アステライト、もしくは探偵部アライバルの誰かに連絡をくだされば嬉しいです。何かわかればお願いします。」


リベラさんは眠そうにしていたが、快く了承してくれた。


「んー…じゃあ、今日のところはこのホテルを使うと良いです。ゆっくりしていってくださいです。」


リベラが一礼をし、部屋を出ていく。


「マスター、初めに言っておきます。リベラ・ミクスト様は観測の結果、94%の確率で何かしらの嘘をついています。目的はまだ不明です。」


どうしてだろう。リベラさんもフィリナさんを探していて、

それで、嘘をつくってどういう状況なんだろうか。

分からないけど、注意しないとだ。


カナリー、マナ、ニハイル、アンセルの4人は

ミルキィリヴァーへ宿泊した。

4人でパジャマパーティーをし、楽しんだ。


リベラ視点

ミルキィリヴァーの控室で一人

「ん…あーあー、聞こえますか。隊長…アールエムです。フィリナ・ホウローを探している市民を発見したです。彼女達はオービット魔術学園の学生だと言っていました。どうされますか?見張りますか?もしかしたら彼女達について行けば、フィリナ・ホウローを見るけられるかもです。」


リベラ・ミクストはある者と魔道具で通信していた。


「…承知したです。引き続き監視を続けると同時に、フィリナ・ホウローも捜索するです。」


リベラは通信を止め、椅子に深く腰掛け、ため息をついていた。

「……。眠いです。」

新キャラ

リベラ・ミクスト

魔女帽を被った薄群青色の髪と目の見た目。

小さな体に肩に大きくて長い剣のようなものに布がかかっている。

何か秘密があるらしい。


第30話、読んでいただきありがとうございます。

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