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平瀬紫乃舞

 翌日、傘を貸してくれた心優しい男子にお礼を言うべく、凛音は各クラスを回ってその人物を探す。俺も教室の中まではついていかないけれど、廊下からそれを見守る。一組から順番に覗いていったため、八組だった彼を発見するのにメチャクチャ時間がかかる。凛音が「あの子だ」と言ってそちらへ向かっていったので、俺は教卓に貼りつけられている座席表で名前を確認する。平瀬紫乃舞(ひらせしのぶ)。平瀬くんか。教卓からこっそりと平瀬くんを窺うと……へえ。パッと見だと女の子と間違えてしまいそうなくらい可愛らしい顔をしている。色も白い。体が小さめで、髪型もおかっぱっぽいから、遠目だとますます男子感が薄い。凛音と向かい合って話していると、もう普通に女子同士で駄弁っているようにしか見えなくなる。あんまり言うと失礼に当たるかもしれないけれど、でもあそこまでちゃんと整った可愛らしい顔立ちは、俺なんかからしたらナチュラルに羨ましい。ともあれ、何の話をしているんだろう? 平瀬くんはおとなしそうな印象だが、お喋り好きなのかもしれない。止めどなくずっと口が動いている。凛音はうんうんと聞く方に徹している。


 やがて平瀬くんと別れて凛音が廊下へ出るので、俺もあとを追う。「長話してたな」とコメントする。


「平瀬紫乃舞くんっていうんだって」と凛音が既知の情報を教えてくれる。「昨日はいきなり声かけられて傘渡されたから、顔もぼんやりとしか見れてなかったけど、改めて見るとメッチャ綺麗な顔してるね」


「女の子っぽい顔してるよな」と俺は頷く。


「可愛いよね。私が今まで目にした男子の中でもずば抜けて可愛らしい顔してる。びっくりした。モデルの子みたい」


「モデルにしては背ぇ低かったけどな」


「背はね。体格も、華奢~な感じだったね。まああの顔で体だけマッチョだったら嫌だけど」


「そりゃそうだ」と俺は笑う。


「ふえ~って感じ。衝撃的だったな」凛音は夢現な様子で、ぽーっとしている。


 俺は思い出す。「あ、そっか。凛ってああいう可愛い顔した男子が好きなんだったな」


 前に言っていた。弟っぽい可愛らしい、おとなしい男子が好みなんだと。平瀬くんのことじゃん。


「あ、うん。そうだね」と凛音は遅ればせながらに思い至ったような反応をする。「たしかに。でも、まだテレビでも見てるような気分。現実感なかったよね、あの子」


「そこまでか」と俺は苦笑してしまう。けれど、まあアイドルグループに所属していそうな整い加減ではあった。


 次の休み時間、授業を終えた先生が出ていったので、凛音のところへ駄弁りに行こうとしていると、廊下の方からスタスタスタと平瀬くんが小走りで入室してきて俺より先に凛音の傍らに立つ。平瀬くんの通ったあとには白い輝きの残像が漂う。そんなイメージに俺は囚われる。


 まあ平瀬くんが来たならいいやと俺はあきらめて席に座りなおす。見ていると、平瀬くんは本当によく喋る子で、会話になっているんだろうか?と心配になるほど一人でずっと何やら言葉を発している。凛音は笑顔で頷いているけど、返事をしている様子がない。


 次の休み時間も平瀬くんが現れる。俺は先を越される。いや、取り立てて凛音に用事があるわけではないからいいんだが、平瀬くんは喋りまくっているわりにはネタが尽きないようでその大量の引き出しを俺にも少し分けてほしい。


 ぼんやり凛音と平瀬くんを眺めていると、「博希くん」と背後から声をかけられる。


「わ」と振り向くと檻本京架さんがいる。


「何をぼーっとしてるの? 凛ちゃんは……あ」檻本さんはそこでようやく凛音と平瀬くんの姿を見とめ、口ごもる。「凛ちゃん、新しい男友達見つけたの?」


「お、檻本さん、ひどい」

 俺は少し傷つきながら言う。別に凛音が平瀬くんと話していたって一向に構わないんだけど、第三者からそういうふうに言われるとちょっとズンって来る。


「わあ、ごめんごめん。ごめんね?博希くん」


「や、や、そんなに謝らないで」謝られると余計に憐れになる。


「……じゃああの子は誰?」と檻本さんは不思議そうに首を傾げる。「綺麗な子だねー。あんまり見かけないね。四組の子じゃないよね?」


「八組の子」昨日の放課後、凛音に傘を貸したことで縁が生まれたのだと檻本さんに説明する。「名前は平瀬紫乃舞」


「ふうーん」と檻本さんはあまり興味がなさそう。「まああの子、凛ちゃんのこと、どう見ても好きだよねー」


「やっぱ好きなのかな……?」

 俺一人の直感ではなんとも判断できないので、檻本さんの意見も聞いてみる。


「狙ってないと、わざわざ八組から遊びに来ないんじゃないかなー。そもそも傘を貸したのだって、凛ちゃんのことを可愛いと思ったからじゃない? 可愛いと思わない子になんて、傘は貸さないんじゃないかなー」


「そうかもしれないけど」まあそうなんだろうけど、檻本さん、意外とズバッと言うなあ。「平瀬くん、実は腹黒い男子だったりする?」


「それはなさそうかなー」と檻本さんはまたはっきりと言う。「腹黒い子だったら、わたしはわかるから」


「え、なんで? 腹黒センサー内蔵?」


「腹黒センサー内蔵だねー」と檻本さんは笑う。


「便利なセンサー持ってるんだな」俺の凛音限定嘘発見器より遥かに役立ちそう。「羨ましい」


「おんなじタイプだからわかるんだよ?」


「え?」


「わたしも腹黒いからねー」


 俺はもう一度「え?」と言い、檻本さんを眺める。


 檻本さんはほわほわ笑っていて、笑顔の周りに薄ピンク色の小さな花びらが舞っているようで、腹黒さとは無縁って感じしかしない。「わたし、よくボケてるねーって言われるけど、本当はそんな女の子じゃないんだよ? 悪いこともいっぱい考えてるし、ずるいこともいっぱい考えてる」


「……そんなの誰だって考えてるでしょ。俺だってそうだよ」


「博希くん、どんなこと考えてるの?」


「え、うーん……」悪いこと、ずるいこと……何かあるか?


「わたしはすぐに言えるよ? 例えば……」檻本さんは凛音と平瀬くんを指差す。「凛ちゃんとあの子がくっつけば、博希くんはわたしのところに来てくれるよね?」


「…………」


「ふふふ。冗談だと思う?」


「……うん。だって、檻本さんは俺のこと、別にそこまで好きじゃないでしょ?」


「どうかなー。そんなことないよ。どうしてそこまで好きじゃないでしょーって思うのかな?」


「…………」

 檻本さんが俺なんかを好きになる理由がない……からなんだけど、凛音は檻本さんがわりと本当に俺を好いているっぽいなどと言っていた。やはりその理由まではわからないみたいだったが。


「でも、博希くん。わたしが博希くんと仲良くしたがってるのはなんとなくわかるでしょ?」檻本さんが俺の両肩に手を置き、ぐにぐにと揉んでくる。「それはわたしの本心だし、博希くんに対しては悪さもずるさも、わたしは抱いてないから。あんまり警戒しないでね?」


「警戒なんてしてないよ」


「よかったー」檻本さんは息を吐く。「じゃ、わたし、教室に戻るね。そろそろホントに遊びに行こうね? スケジュールの調整、なかなかできなくてごめんね。頑張って空けるようにするからー」


「うん。また連絡してね」


「うん!」


 平瀬くんも八組へ戻るようで、凛音の席から離れる。凛音は平瀬くんを見送る際に、視界の端で捉えたんだろう、こちらを向き、俺……ではなくて檻本さんと目を合わせたっぽかった。檻本さんは特に何も言わず四組の教室を出ていく。


 午後からの休み時間も平瀬くんは現れ続け、もはや皆勤賞でレギュラーメンバー入りって感じだった。スマホをかざし合っていたので連絡先も交換したようだった。で、だからというわけでもないが放課後はさすがにもう来ないだろうと思い凛音と合流したら……来た。


「凛音ちゃん、一日お疲れ様。これから部活? 僕は卓球部なんだけど、凛音ちゃんは何部? あ、ちなみに昨日は卓球部の顧問の先生が急用で急遽お休みになったんだ。だから凛音ちゃんに傘を渡せたの」平瀬くんは一頻り喋ってからようやく俺の存在に気付く。「凛音ちゃんのお友だちですか? 平瀬紫乃舞です。はじめまして」


「岡部博希です。よろしく」

 あー……と俺は思う。檻本さんの言う通り、たしかに腹黒くなんてなさそうだ。なんとなくわかる。


「私は帰宅部だよ」と凛音が平瀬くんに応じる。「平瀬くんは卓球部なんだ? 私は中学んときはバドミントン部だったから、似てなくもないかもね」


「形は全然違うけど、ラケット使うもんね」と平瀬くん。「動き方においても何か通じるものがあるかもしれないね。僕もバドミントンやってみたいかも。機会があったら教えてもらいたいなあ」


「そだね。何か機会があったらね」


「うん。帰り際、引き止めてごめんね。また明日ね」平瀬くんは小さく頭を下げて立ち去る。「岡部くんも、また明日。さよなら」


 俺は反応が遅れる。「あ、うん。また明日」


 まあ俺は明日平瀬くんと喋る予定はないんだけど……と思いながら凛音を見る。凛音はどこを眺めているのやら、なんだかぼーっとしたまま突っ立っている。


 俺の視線に気付き、「帰ろっか」とようやく言う。


「帰ろう」帰る。


 今日は雨降りもなく爽やかな空だった。だけど俺と凛音はなんとなく無口で、天気は最悪だったけど昨日の方が楽しかったなとぼんやり思う。そんなバカみたいな思考が浮かんだのは入学して以来初だった。


「ねえ」と凛音が口を開くが、ほぼ同時に俺も「あの」と声を発していて、譲り合うのも面倒だったので俺がそのまま続ける。「平瀬くん、メッチャ来てたな。仲良くなれた?」


「あー、メッチャ来てたね」と凛音は苦笑している。「すごい勢いで喋って、いろんなこと教えてくれたよ」


「いろんなことって?」


「平瀬くん自身のこと。趣味とか家族構成とか、いろいろ」


「一日にして平瀬くんマスターになったんじゃない?」


「ホントにだよ」と凛音は笑う。「ずーっと話してたからね。今日は全部の休み時間、四組に遊びに来てたよね? 来なかった時間あったっけ?」


「ないよ。凛が八組を訪ねた時間以外は全部来てた」


「そっか」


「好きだよね?」と俺は質す。「平瀬くん、凛のこと」


「うーーん」と凛音は目を細め「だよね」と頷く。「たぶん、平瀬くんってもともとはあんなに喋る子じゃないと思うんだよね。おとなしい、引っ込み思案な子だと思う。でも、私のためにいろいろ話すこと考えてきてくれて、それをわーって一生懸命に放出してるんだと思う。なんていうか、すごい、好き!好き!ってのが伝わってきて、むず痒いっていうか、眩しいんだよね。ありがたいことなんだけど」


「……伝わるんだ?」


「平瀬くんの愛のエネルギーみたいなのが、メチャクチャ体に流れ込んでくるのがわかるっていうか……。まあ、好きだと思ってくれてるんだろうね。平瀬くんは、私を」


「ふうん……」

 あの程度でっていうとちょっと口が悪くなってしまうかもしれないんだけど、好き好きっていう愛のエネルギーなるものがあるとして、あの程度で凛音に伝わるんだとしたら、俺が普段凛音を思いやっている気持ちはどんなふうに凛音に伝わっているんだろう。愛情としては伝わっていないんだろうけれど、なんらかの形で伝わっているはずだと期待しているんだが、ひょっとして何も伝わっていないんだろうか? 俺がいろいろと考えて凛音にしていることは、エネルギーとなって凛音の体に流れ込まないし、凛音をむず痒くさせることも眩しくさせることもないんだろうか? ないんだろう。俺は別に凛音にアピールしたくて何もかもをやっているわけではないし、平瀬くんみたいに全身全霊で臨んでいるわけでもないし、気持ちの強さが足りていないに違いない。凛音にこういうことをしてやりたい、凛音をこういうふうにさせてやりたい……などと思考する段階ではそれなりの労力を払っている気もするが、アウトプットしたときに存在感が出ないというか、迫力がないんだろう。覇気がないんだろう。


 いや、別にいいのだ。そもそも凛音に何かを伝えたくてやっていたわけじゃないし、俺は地味なのだ。平瀬くんみたいな輝かしい派手なエネルギーは出せない。ルックスもたいしたことない。


 ……うわ、俺って今、平瀬くんに対抗意識を燃やしている? 凛音が檻本さんに燃やしていたみたいに? なんで平瀬くんは自分のことをベラベラ語っているだけで凛音から好意的に捉えてもらえるんだ?とかって思っているんだろうか? 嫌嫌嫌! そんなの気持ち悪いぞ?


 だけど……ああ、なんか頭で思うことすらしたくないんだけど、平瀬くんに凛音を盗られて悔しいんだろうか? 平瀬くんの愛情が一日どころか数時間で凛音に届いてしまって苛立たしいんだろうか? 凛音も檻本さんに対してこんな気持ちを抱いていたんだろうか? たしかにな、と思う。たしかに、いつだったかの凛音が言った通り、コントロールが利かない。暫定恋愛なんて解消されるためにあるはずなのに、なのに気持ちがぐちゃぐちゃになる。俺はあのとき凛音に『コントロールなんてしなくていい』『我慢しなくていい』などとデカい口を叩いてみせたが、そんなことをしたら大変だ。俺はコントロールをしなくちゃならないし、我慢しなくちゃいけない。


「博希、聞いてる?」といきなり言われる。


「あ」と俺は呆ける。「全然聞いてない。なに?」


「博希、大丈夫? 今日、なんか変だよ? もしかして朝から調子悪かった? 今日は博希とほとんど話せなかったから気付かなかったんだけど……」


 平瀬くんの登場で俺が動揺するとは考えないんだな、となんとなく思う。凛音がまだ「もしかして昨日……」云々と続けて何か喋っているが、俺はまた自分の世界に入り込んでしまう。あるいは凛音もまた平瀬くんにときめきすぎていて他の事柄に関して頭が回らない状態にあるんだろうか? それとも俺が平瀬くん程度では少しも揺るがないと高を括っているんだろうか? いや、まあ俺自身も凛音が誰とくっつこうが構わないし、凛音がリハビリを終えて恋愛に対して全力になれるなら喜ばしいことだと考えていたから、今の自分の心境は少し意外だったんだが、しかし俺だって『凛音が新しい男友達のところへ行った』とか『平瀬くんの一生懸命なエネルギーは眩しい』とかって言われるとさすがに凹む。俺はなんだろう?ってなる。修行が足りないか? でも落ち込むよ。


 自分の家まで来て、本来なら凛音を白都家まで送らなければならないのに、凛音のカバンを持ったまま帰宅しようとしてしまう。ボケている。ボケすぎている。


「わー!? 博希!」と凛音に呼ばれてハッとなる。「私のカバン。……今日も博希の部屋寄ってもいいってこと? 違うよね?」


「え? うん?」あ、そういうこと? 俺が持ってやっている凛音のカバンをそのまま岡部家に持ち込もうとしているってことは、カバンの持ち主である凛音にも『おいで』と暗に言っているのと同義ってこと? でも今日はまったくもってそういう気分じゃない。そもそも凛音が喋っていることの大半を聞き流してしまっているのだ。とてもじゃないけどいっしょにいられるコンディションじゃない。「ごめん。今日は帰る」


 付き合い始めてから凛音を白都家まで送らない日はなかった。連続記録がこんなところで止まってしまった……と俺自身ショックだったが、凛音も同様に衝撃を受けたようで唖然としたふうになる。「……博希、具合悪そう。ホントに大丈夫? ゆっくり休んでね? 何かあったら連絡してね?」


「うん」俺は凛音にカバンを返す。凛音はこれからカバンを持って一人で白都家を目指さなければならない。申し訳ないな、一人で大丈夫かな、などと思うけれど、それはさすがに過保護すぎる。一日もルーティーンを欠かすことのなかった俺の使命感が俺を苛んでくるが、耐えるしかない。暫定恋愛が解消されたらどっち道、俺は凛音のカバンを持つことも凛音の家までついていくこともできなくなるのだ。


 だけども、俺はもうちょっと凛音と話をするべきなのだ。俺は今現在の自分の心境を全部とまでは言わずとも、一部だけでも凛音に打ち明け、相談をしなくちゃならない。自分をコントロールできなくなるかもしれないこと、我慢していられないかもしれないことを凛音に知っておいてもらうべきだ。それから、凛音が平瀬くんを本命に定めようとしているのかも確認したい。一人相撲を取っていても埒が明かない。


 そんなわけで、夜、ルーティーンのひとつである寝落ち通話をしようと、いつもの時間に電話をかけてみるが、通話中で繋がらない。誰かと電話をしているっぽい。十分待ってから再度かけてみるけどやはり通話中で、ならばと三十分後、一時間後とかけてみるが変わらず繋がらなかった。もしかして……と思う。平瀬くんと電話しているのかもしれない。そう直感すると同時に、さすがに平瀬くんの愛のエネルギーを認めなければならない気になってくる。だって、学校であれだけ話して、夜の電話でまだそんなに話すことが残っているだなんて、怪物じゃないか? 少なくとも俺なんかには、いくら相手が凛音だからって、できない。話すネタがないし、それを頑張って捻出するモチベーションもないし、捻出できたとしてもそもそも話す気力がない。無理して話したいとも思わない。情熱がない。


 負けている……と明確に悟った。


 夜中に枕元でスマホが震えて慌てて起きる。見ると凛音からメッセージが届いている。『ごめん。電話かかってきてた。まだ起きてる?』


 起きているというか起こされて起きたんだけど、起きなかったことにして俺はまた寝る。話したいことや相談したいこと、訊きたいことや確認したいことがいろいろあったが、こんな時間帯から喋る気力がない。あ、また『気力がない』だ。情熱がない。俺には情熱がない。


 全然眠れなくなった。寝落ち通話の方の連続記録もストップしてしまう。

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