表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夜勤族の妄想物語 4.異世界ほのぼの日記2~異世界でも夜勤になったので堂々と昼呑みします~  作者: 佐行 院


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

60/126

64

呑む前に仕事の確認をする2人。


-64 対決への意気込み-


 好美とピューアは各々のシフト表を見て、今夜は仕事が休みだという事を確認した。ただ好美は目の前にいる人魚ニクシーについて気になる事があった。


好美「ねぇ、そう言えば午前中に料理教室をするって言ってなかった?」

ピューア「うん、今日はそっちも休みなの。」


 どうやらピューアは幸運が重なったらしく、明日の夜まで仕事が休みだという。これは本人からすれば是非とも一緒に昼呑みしたい、今日は3人を誘っておいて正解だと嬉しそうにしていた。

いつもは銭湯に入らず、お風呂山で渚や真希子の記録に追いつきたいが為に愛車で上り(ヒルクライム)と下り(ダウンヒル)を繰り返し、タイムを計測するばかりだったのであんなにいい場所が身近にあったなんて思わなかった。

今日は流石に運転はやめておこう、その代わりいっぱい3人と吞んで楽しんでやろうと胸を躍らせていた。

 そんな中、渚がふと思い出したかのようにピューアに質問した。


渚「そう言えば、最近走っているかい?」

ピューア「そうですね、ただ中々渚さんに追いつきそうになくて・・・。」

渚「じゃあ今日、バトルやってみるかい?」


 それを聞いた光は急いで母親を止めた、流石に飲酒運転をさせる訳にはいかない。


光「お母さん、捕まるよ?」

渚「あんた何言ってんだい?まさか今からエボⅢに乗るとでも思ったのかい?」


 光は1人呆然としている、ピューアも同様に呆然としていた。


光「違う・・・、の?」

ピューア「私もそっちだと思ってました。」

渚「流石の私だって今日は乗る気もしないよ、今からするのは「酒の肴」での料理対決さね。各々が自信のある1品を作るっていうルールでどうだい?」


 すると、それを聞いた好美は急いで材料を調達しだした。参加するという意思の表明なのだろうか。


光「ちょっと待って、これって私も参加する空気?」

渚「あら?あんた、自信ないのかい?そう言えば好美ちゃんの姿を見ないね、どこ行ったんだろう。」


 渚は『探知』で好美を探した、どうやら屋台で生鮮物を買っている様だ。


渚「あの子・・・、どうやら本気みたいだね。」

光「何でそこまで?」

ピューア「多分、免許を持っていないから車以外でならと意気込んでいるのではないかと。」


 まさにその通りだった。実は普段、渚と光、そしてピューアの3人は真希子も交えて車や峠の攻め方にバトルの話ばかりしていたので、好美は話に付いていけなかったのだ。

 料理でなら自分も参加出来るとかなり興奮して奮発していた、自然薯を買っているのが何よりの証拠だ。それを知った渚は悪戯心に火がついたらしく顔をニヤつかせている。


渚「ちょっと、意地悪しちゃおうかね。(念話)追加ルールなんだけどね、予算は1人2000円までにしようかと思うんだけどどうだい?」

好美(念話)「えっ?!」


 驚く好美の購入額は既に5000円を超えていた、一体何を作るつもりだったのだろうか。


光(念話)「もう、人が悪いんだから。ごめんね、冗談冗談。」

渚(念話)「それにしても気合が大分入っているね、何を作るつもりなんだい?1品ってルールだよ。」

好美(念話)「え、えっと・・・、これは普段の買い物です!!」


 明らかに胡麻化そうとしているのが見て取れる、好美は物凄く焦っている表情をしていた。ただ普段の買い物で自然薯なんて買うのだろうか。


渚(念話)「今日は麦飯なんて出るのかい?」

好美(念話)「ほ・・・、細切りにするんです!!海苔と醤油で和えたら美味しい肴になるんでそれを作ろうかと。」

渚(念話)「今完全にネタばらししたね。」

好美(念話)「あ・・・。」


好美は勝てるのだろうか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ