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最近投稿場所と記入場所を変えているせいで、記入後に寝落ちていることが多々あります。。

 私ってそんな暗い性格しているんだろうか……。

 当たり前のように断言されたが、普通に考えて悪口と言ってもおかしく無いと思う。


 まぁ、そんな世界は全て自分中心に周っているとは考えてはいないが、将来のことを考えて前向きに生きてきたつもりだった。それともギルベルト様とパートナーなのにぐじぐじと辛気臭いと言われているのか。

 それならば、実験して欲しい。「突然舞台の主役に選ばれたと言われたら貴方はどうする」と田舎で農作業しかしたことがない農夫達に尋ねるのだ。

 誰もが、「なぜ自分が、どうして、何をしたら良いか」と困惑し戸惑うことだろう。


 私はその農夫だ。

 しかもヒロインの有名女優に恋されるというおまけ付き。

 これは世界をまたにかけた驚かし企画なのでは無いかと毎日戸惑うに違いない。


 と、こう考えてしまうから暗いなんて言われるのかも知れない。


「それはいいとして、何でレシーの魂を自分の背後霊にしたのですか?」

「正確には背後霊ではないんだが……単純にエターナル姫は勇者が好みの性格の人間を呼んだだけだ」

「なるほど、それも……呪い?」

「そうだな」


 アカはチョコを食べ終わって気分が良くなったのか、空中に浮かびながらあぐらをかいた。

 そのままそこに椅子があるように後ろに手をついて口から火を吹き出して遊んでいる。


 エミリはその光景をただ茫然と見ていた。

 とてもわかる。口から火を吹く人間で、実はそれがドラゴンだなんて今までの生活からすれば考えられない光景なんだろう。

 肩に手をかけて、うん、と首を縦に振ると目を細められた。


「さっきから色々話してるけどさ、あれなんなの?どう言うこと?呪いとか魔法とか」

「ん?運命のパートナーについて確認というか」

「うわ……聞きたくない情報だった。やっぱりそうだったの」


 エミリが、そうじゃなければ私たちが選ばれて、魔法陣を必要に覚えさせたりなどしないはずだ。と、ぼそぼそと文句を言っていた。魔法陣は特に大変だったらしい、かなり精密に書かれ見本を見ながら必死覚えて、その後は魔法自体の発生までのスピードを高めさせられたとのこと。


 魔力の使用は学校で習った内容よりも遥かに難しく、魔法陣の細かな配列までを記憶して書き出すなんて、絶対に無理だと断っていたはずなのだが、シャックが人質にされた状態だった為に必死に覚えたようだ。


「呪いの解き方はあるんでしょうか」

「悪いがここまでの呪いの事例がなくてな、分からないんだ」


 アカはそう言って空中に寝そべってしまった、

 どこから共なくブランケットを取り出して空いているお腹にふわりとかけて明らかに寝る大勢に入っている。


「さて、少し寝る。もう一度チョコを持ってきてくれたら、もっと話してやろう」


遅れてすみません!


お読みいただきありがとうございます!!

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