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『小説家になろう狂い』・・・架空上の小説家としての狂い

『小説家になろう狂い』


  ・・・架空上の小説家としての狂い



一度は書いておかなければならないと、以前から思っていた。この小説家になろう、というサイトに来て、執筆、記載し始めたが、その作品数は、現時点で50作品にも及ぶ。以前どこかで書いていたものの転載や、此処に来てから書き出したものなど、種類はバラバラだが、少なくとも、自分は50の作品を載せた、これは事実である。


何も、小説に狂う必要性など、世間を見渡しても、無いのだが、しかし、小説を書くことが、楽しいし、また、読んで貰えることが嬉しい人間なら、このサイトはまさしく、今の自分には、適合していると言える。小説を書いて、小説家になろう、そういう歌い文句だが、当たり前の様に、それに報われない人々の数は知れない。



そして、現実の自分を見せずに、架空上の小説家として、ここで躍動することは、確かに不気味でもある。小説を書いている傍らで、執筆に狂っているのなら、確実に小説に憑りつかれているといっても過言ではあるまい。何れ死ぬなら、と思って、つまり人生に狂いを刻もうと思って始めていても、それが実際に小説となって世間の陽の目を見なければ、辛い狂いだけが、小説の背後に現象しているだけだろう。


今の自分は、このパソコンの前に向かって、小説家になろう狂いの、状態である。それについて、誰も非難しないし、かと言って、手を差し伸べられることも、今のところないなら、実生活の人生的容量を、今以上にもっと増やすべきだろうと、小説家狂いの自分の脳裏を言葉が掠める。



この章では、架空上の小説家としての狂いについて述べているのだが、結局、その狂いとは、自己満足の狂いであると言っていい。お金を稼ぐだけのための狂いなら、誰も此処に来はしないだろうと推測している。自分らしい自分としての自分の在り方を、自分で決定しているから、小説家になろう狂いの現象が勃発しているのだろうから。


しかし、確かに、この狂いは、悪い狂いではない。悪い狂いならば、誰も此処に寄り付かない。少なくとも、執筆の道の向こうに、雲から光が差すことを願って、また、信じて、或いは光に依拠しているからこそ、自分はこの暗闇を歩いて行けるのだ。まずは、小説家になろう狂いの端緒を寄稿しているが、長い道のりが待っていることだけは、確からしい確かだと認識している。

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