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200文字小説集 vol.2

投票する基準は?(200文字小説)

作者: 日下部良介

「なあ、誰に投票する?」

統一地方選挙のことだ。

「○○○○さんかな」

「どうして?」

「美人だから」

立候補者のポスターが貼り出された掲示板を見ながら彼は言った。

「そんなことで僕らの未来を託していいのか?」

「未来? 誰がやっても同じだろう? 」

「まあ、そうかも知れないな」

「しゃあ、俺も○○○○さんに投票しよう」


翌日、開票結果が発表された。

彼女は見事に当選した。

「やっぱり美人は得だな」

「それは違うと思うけど…」

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― 新着の感想 ―
[良い点] 自分の地元の人が出てないと、どっちに入れていいか、よくわかりませんよね。 地方選の選挙ポスターなんか、曖昧なスローガンばっかりだし。
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