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あな嫁~あなたの目の前に野生のお嫁さん候補(お嬢様)が現れた!!入力コマンドは!?……だがしかし、コントローラーにシカトされてしまったようだ。~  作者: 立花ユウキ/scarlet
第3章本編『そして、長い旅の始まり……』

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第39話 ……ああ、こりゃ確かに茶番だわ

 前回までのあらすじ!!

 魔神サタナキアの動力源とやらが切れ、天音が正気戻った。そして、妹である葵ちゃんの仇をとる為に、敵に立ち向かったのだが……その、コケて勇者天音は死んでしまった。そんなバカなことがあるのかよ!! っと思っていたら『戦闘チュートリアル』が終わってしまったのだった……



「……すっげぇ久々に見たわ前回のあらすじ」

「あぁ~、最近はずっとシリアス展開だからと作者の方が止めていたそうですよ」

「この作者にそんな『まとも』なところがあっただなんて、……驚き以外の何モノでもないわ」

「ま、腐っても作者ですしねぇ~」

「静音さんいつも作者のことディスって、ほんと大丈夫なのかよ……」


 ピーピー。そして何処からともなく、変な機械音が聞こえてきた。


「何この音???」


 そう疑問に思っていると、農夫のおっさんが突如として動き出した。


「(ぶつぶつ)……オラ、家に帰えんねぇといけねぇべさ……(ぶつぶつ)」


 何やら独り言? うわ言? を言いながら虚ろな目をして家へと帰って行った。


「えっ? ……あっ、おい……おいってば!!」


 そう声をかけるも、農夫のおっさんには聞こえていないのか無視(シカト)されてしまった。


「一体何なんだよ……」


「くぅ~んくぅ~ん」


 クマBは「あれ? アルフさん帰っちゃうの? ……俺はどうすれば???っと頭にハテナマークを浮かべ、おろおろと戸惑っていた。


「ほら、あなたも森へお帰り。あなたが住む所はここではないのですよ……」


 静音さんがクマBに森へ帰るように優しく語りかけていた。しっしっ、っと手で追い払ってるのは見なかったことにしよう……。


「(コクコク、コクコク。お手手ぶんぶん)」


 クマBは静音さんの言葉を理解したのか、二度頷くとのっそりと歩きながら森の中へ消えていったのだった。

あとに残されたのはオレと静音さん、そして殺された葵ちゃんと……ドジっ娘な勇者天音先生の棺が二棺あるだけだった。


「……おいおい取り残されたけど、どうすりゃいいんだよ……ほんと」


 敵と戦わずにしてどうにか生き延びれたのは幸いだったが、仲間である勇者と武道家を殺されてしまい(内1人は自爆)、「今後、一体どのように行動すればよいか……」っと迷ってしまう。


「あの、静音さん……。オレはこれからどうすればいいのかなぁ? もしかして二人だけで魔王を倒さなきゃいけないのかな?」

「うーん……そうですねぇ~……」


 オレは弱気になり、いつでも助けてくれる静音さんへと問いかけた。僧侶であり、またこの世界の管理人の役柄とはいえ、さすがの静音さんも腕を組みすごく悩んでいる様子。


(やっぱ、さすがの静音さんでもこればっかりはどうにもでき……)

「とりあえず、天音お嬢様と葵お嬢様のお二人を復活させない(・・・・・・)といけませんしねぇ……」

「……パドゥン(なんだって)?」


 今静音さんがオレの心の中のセリフ途中で、すっごく大事なことを言いやがったと思うんだけど……オレの空耳クオリティのせいか???


「……あ、あのさ……今静音さんは何か重要なことを言わなかった?」


 オレは自分のお耳を信じきれず再度静音さんに聞いてしまう。


「えっ? ……ああ、空のペットボトルを8万円でお買い上げになった事ですか?」

「……いや、全然違うからっ! そもそも誰が使用済みの空のペットボトルを8万も出して買うんだよ!! ボッタクリかよ!? ……いや、だから違くてさ、天音や葵ちゃんを『復活させる』って件の話だよ……」


「そんなヤツがこの世にいるのか!」っとツッコミたくなったが、話を円滑に進めるために我慢した。

※あなたがお買い上げになったのです(笑) 詳しくは第38話参照のこと。


「あぁそっちですか……確かに言いましたけど……それが何か???」


 静音さんは可愛げに首を傾げながら右の人差し指を頬に当て、自らの可愛さアピールをしていた。


「(チクショーその行動自体があざといんだけど……すっげぇカワイイわ! っとと、いかんいかん。ま~た流されるところだったわ)」


 俺は自らを律することで自制心をどうにか保ち、話を進める。


「つまりは、この世界では人が死んでも『復活させること』ができるわけなんだよね?」

「ええ、そうですよ。それがどうしたんですかね?」


 まるで「えっ? そんなの常識でしょ。今頃何言っていやがるんだコイツ?」と言った感じでケロっとした表情の静音さん。


「…………」


 だが当のオレはというと、その事実に言葉を失っていた。


「(だってだって、今までのチュートリアルが全部意味のないことになるわけだろ? そんなのありかよ……。そういや、誰かが言ってたっけな。『そんな茶番(・・)いつまでやってるんだって』ほんとそのとおりだよ)」

※第24話アルフレッドのセリフです


「アナタ様は何か勘違いしておられるようですが、この世界は『RPG』をモチーフ(元ネタ)にしているのですよ。そりゃ~『死んだら復活できる』でしょがっ(笑笑笑)」


 そう述べる静音さんは草を大量に生やし大草原にする勢いだった。



 物語中であろうとも大草原を作って地球温暖化抑制に貢献しつつ、お話は『第40話 新魔王が二人誕生?』へとつづく。

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