3 集団ホモに襲われてます(涙目)
「なあ、あいつ可愛くね?」
「は? お前嫁に愛想尽かされそうだからって、男にってのは…………可愛いな」
「お前らホモかよ…………いや、可愛いな」
「はっ、どうせショタかなんかか? 俺はロリ一択…………お、可愛い」
ヤバい。さっきからむさい男4人組の視線が……
「ふう……俺は一流冒険者。一流冒険者としての自覚を……いや、困ってそうだな」
「俺には嫁が、俺には嫁が、いや、困っている人は助けなきゃな」
「わり、俺ちょっと行ってくる」
「「待てよホモ!」」
「ホモじゃねえから!」
説得力ねえから!
ってか一流冒険者って何? 俺そんな危ない所にいんの?
俺が怯えている間に男の1人が俺に近づいて来ていた。
「なあ君、大丈夫? 迷子?」
「え? あ、あの」
「こんな所で迷子ってのも可笑しいだろ。ダンジョンの第2層だぜ?」
「そういやそうだな。ひょっとして結構な実力者だったり?」
「え!?」
ダンジョン? 2層目? まじで?
嘘だろ? いや、どうするべきか…………
「大丈夫? 落ち着いて? なんならおじさんとイイことする?」
「「「黙れホモ」」」
ぎゃーっホモだーっ
今や仲いい男子を見て「腐女子集合~」なんて言ってたのが懐かしい。
「俺、男性経験あるから優しいぜ」
「まじかよお前完全なホモじゃねえか」
「今は誇り」
「お前もう近寄るな」
「君大丈夫? 俺が介抱してやるから心配しないでいいぞ?」
「大丈夫だ。俺が家まで持ち……連れ帰ってやる」
「俺の泊まってる宿屋行こうぜ。あそこなら多少うるさくても大丈夫だから」
「お前らホモホモし過ぎだろ。なあ君、俺と付き合わない?」
「認めろ。全員ホモだ」
「え、あの……その……」
冒険者4人組の勢いに俺が圧されていれば、奥の方からもう1つ声がして来た。
「お前ら俺置いて何してんだ?」
もしかして、もう1人増えたりします……?
すいません更新忘れてました。
水曜にやった気でいたんですよね……