12 襲撃
遅くなりました!
今までvitaで書いてたんですけど、ぶっ壊れて使えなくて……
どうにかパスワード思い出してスマホでログインできたんで、これからは週一くらいでは投稿すると思います!
本当にすいませんでした!
俺達は8階まで降り、パックの容量とミテリーの残り矢がまだあったために、キャンプに戻らずここで泊まることにした。
テントなんかはないので野原に寝る。
見張り番は初野宿ということで外して貰った。俺はやっても良かったのだが、どうせ3人だけ、とミテリーが外させたのだ。
以外と寝れるものだ。
草の上に転がって直ぐに眠気が襲ってくる。
俺は目を閉じた。
(._.)(._.)(._.)(._.)(._.)(._.)(._.)(._.)(._.)
大きな音がした。
俺は瞼を擦りながら体を起こす。
目の前は異常事態だった。
俺達を囲うのは群れになったゴブリン。
今日何度かこいつらを見たが、大抵が3,4匹の組だったのに対し、今は十数匹。下手をすれば数十匹いる。
こいつらは1匹なら余裕で勝てるのだが、2匹以上になるとカズでも手こずる。ネット小説では最弱モンスターのくせに。
それが二桁。
そのうえ弓や近接などが役割分担されており、ゴブリンの上位種であり魔法が使えるホブゴブリンが回復を担当している。
やはり厄介なようで、みんなが一途に手こずっているのは言うまでもない。
「ワタル、起きたか!? 早く逃げるぞ!」
焦った表情でカズが叫ぶ。
「ワタルごめん! 荷物をまとめて!」
「その量、時間かかる。耐えられない……!」
マトルの指示を、ミテリーが否定する。
俺の背後にはこれまで狩ったモンスターの素材が大量に転がっており、この量をまとめるには相当の時間がかかると想定される。ミテリーの言葉は的確だった。
「このまま行くぞ! 素材は後回しだ!」
「地図がない! 丸1日かかるよ!」
キリアの案もまたレータが切る。
地図がなければ来た時間の2倍近くかかる。食料も散らばっているのでこれもやはりレータが正しかった。
「やっぱ倒すか耐えるしかないか……でも、どうやって?」
カズが呟く。
俺は体を動かさないぶん、全能をフル回転して考えていた。
場面変える記号何にしようか悩んでたら、なんか気持ち悪くなりました……