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恋愛ホリック  作者: 葉月希与
第五章 降り積もったナニかを払うように
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         ◇  ◇  ◇


 急に何かに押し上げられるように意識が上昇する感覚を覚えた。

 何かとても辛くなるような、でも、嬉しいようなそんな夢を見ていた気がする。晃仁が私のことで奔走してくれたようなそんな有り得ない夢…。

 ――雪音。

 美樹の声がする。柔らかく心地よい、まるで、何かを深く思っているようなそんな声だった。

 ――…美樹?

 ――今回は、ほんとごめんね。

 ――なんで、美樹が謝るの?

 ――だって、これって私の心のせいだもん。

 美樹の声はかなり沈んでいる。でも、強い芯があるようにも思えた。

 ――美樹は優しいね。

 ――…え? 私が…?

 ――うん。だってこんなことで私に謝ってくるんだもん。美樹は絶対悪くないのに。

 ――そんなこと。

 ――ううん。そう思いたいのかもしれないけど…、とにかく、ありがと。

 ――……。

 その沈黙を最後に私の意識は一気に上昇した。

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