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010 俺の販売戦略(エロゲの)

お小遣い、それは高校生にとっての命綱。

お小遣いのない夏などあってないようなもの。

小遣い0宣言をされた茨木桜花(桜)は、夏休みを有意義に過ごすために全力をつくすと誓ったのだった!

お金ウマー!

「で、お前は攻めるのと攻められるのではどちらがいいんだ?」


 卑猥な台詞に俺は眉をゆがめた。

 結構でっかい声で言いやがって、周囲の視線がやたらと痛い。


「どうしたんだ? もしかして攻めるのも攻められるのもどっちのいいとか? いや、それだと万人受けしないぞ?」


 しかし、目の前の親父は顔色ひとつ変えない。周囲をまったく気にしてない。


「違う! 親父の声がでかいんだよ! 見られてて恥ずかしいんだよ!」


 なので思いっきり現実を伝えてみた。


「恥ずかしいって、18歳になったら俺の相談に乗ってくれるって約束だったよな?」


 でも、通じてないし。そうじゃないし。


「いや、したよ? 確かに俺も興味があったし、親父のお店を手伝いと思ってたけどさ……」

「だったらいいじゃないか!」

「だから……」


 俺は今、某秋葉原の喫茶店に来ている。

 そこで親父からエロゲーの次回仕入れに関して質問をされているのだ。

 本当はこんな場所でこんな話をしたくなったのだが、先日仕入れたエロゲーが在庫を抱えてしまい、この先の仕入れをするお金が限られてしまったらしい。

 もう失敗は出来ない。

 だからうまく売れる商品を一緒に考えてくれと言われたのだ。

 そして聞いたら締め日が今日だとさ……。おい!

 くっそー! 親父のお店の主力商品はエロゲーだし、だからエロゲーが売れないと俺のお小遣いすら出ないからって……。


「お願いだからもう少しボリューム下げてくれよ」

「これでも最大に下げてるんだが?」

「さ、最大? ……親父」

「アメフトしてた時はすっげー声を張り上げてたぞ? あげろと言われればすぐに対応しよう!」

「……いや、いい」


 どうやらお願いするだけ無駄らしい。

 しかし、周囲の視線がすっげー痛い。

 女になってからすっげー周囲の視線が気になるようになった。

 特に男子からの視線に。

 そのほぼ90%がまず胸を見やがる。

 まぁ俺も男だから理由は言わなくってもわかるんだけど。

 でも、ここでの視線はちょっと違う。

 あの親父と援助交際でもしてるの? 的な視線だ。

 いやいや、卑猥な話は出てるけどそういうのないから!


「で、今日の締めは和姦ものだ。抜くにしてはおかず要素が少ないと思うんだが、お前はどう思う?」

「いや、今の売れ筋っておかず要素メインじゃなくってストーリーじゃないのか? 雑誌とかで特集されてるのとか仕入れれば間違いないだろ?」

「それがな? 人気作は他店がいっぱい仕入れる。他の店舗が販促グッズをつけて販売するとうちの店じゃ対抗できないんだ」

「なるほど、販促グッズかぁ……じゃあうちもつけて貰えばいいじゃないか」

「そうだな。でもそうするには大々的に仕入れなきゃだしな」

「……そう言えば在庫になったエロゲーって売れ筋の限定版だよな? なんで余ったんだよ?」

「すぐ完売する予定だったんだ。だけど売れ残ってな」

「……なんであんなに大量に仕入れたんだよ」

「ん? そりゃ、オリジナル特典をつけてもらったからな」

「へっ!? 特典?」

「ああ、オリジナルポスターだ」

「は、初耳だよ! じゃあ、特典付きって宣伝したのかよ?」

「してないな」


 俺は頭を抱えた。って言うか、今までどういう商売してきたんだよって怒鳴りたくなった。


「前は色々してくれるバイト君がいてな? その子がHPも更新してくれたんだけど、半年前にやめちゃってな。今回残った奴は発売日が延期になって発注はだいぶん前だったんだ」

「……で、特典あるのにホームページも更新してないと?」

「そうだ!」

「笑顔で答えるな!」


 思わず怒鳴ってしまった。するとまたしても視線が集中する。

 カーッと顔が熱くなる。はずい。めっちゃはずい!

 しかしここで逃げる訳には行かない。

 在庫が売れないと俺の小遣いがないんだ!


「おい、その在庫が捌けたら小遣いくれるか?」

「おっ? いいぞ? 全部売り切れたら二万円やる」

「にっ!?」

「少ないか? じゃあ三万だ」


 いや、何も言ってないのにっ!

 でも三万だと? 三万……こ、これは全力で売るべきか?

 そうだよ、ここで三万はでかい! これは全力を出すべきだ!


「親父、俺、売るよ!」

「おお、売ってくれるのか?」

「うちの家計も大変だし、俺が売れば助かるんだろ?」

「ああ、お前は可愛いし、きっと飛ぶように売れるだろうな」

「セットで売ればいいんだよな?」

「ああ、セットだな」

「よし、じゃあ売る! 俺の体を張ってうるさ!」

「おお! お前の体なら売れる!」

「ああ!」

「可愛いしな! 胸でかいし!」

「へっ!?」


 おやじの大声にハッとした俺。

 いや、ちょっと今の台詞は……すっげー勘違いされるパターンじゃないのか?

 俺は懸命に耳を澄ませる。そして飛び込むオタクそうな二人のお客の声(男子)。


「おい、あの子が体を売るんだって」

「すげー……可愛いのにな。あんな子が体売るのか。でもそういうのってまだ日本にあったんだな」


 やっぱり勘違いされた! って言うか、ないです! 俺、体売りませんから!


「お、親父! さ、早速と色々してみるよ【在庫が売れるように】!」

「おお、わかった! で、後で例の和姦の話もよろしくな?」

「ぶっ」


 さっきのオタクを見る。すると真っ赤な顔で俺を見てた。


『わ、和姦って……』

「ゲ、ゲームの話ですよ!?」

『……』

「ゲ、ゲーム売りに先に行くな!」


 俺はそう言い残して喫茶店を飛び出した。


 ☆★☆


 調べた結果、秋葉原で例の限定版の店頭在庫はほぼなし。

 もともと売れ筋だった商品だ。なくてもあたりまえだ。

 しかし、親父の店では100本は残っている。

 元々がパーツショップだった店だし、知名度もない。だからこそ残る。

 エロゲの陳列が二階というのもダメ要素なんだ。

 10本程度なら常連で売れてしまうが、流石に200本の仕入れはおおすぎだな。

 しかし……まだ今なら売れる!


「待ってろよ、三万」


 まずは店頭に限定版のカラーPOPを作成する。

 そして特典のポスターの予備のやつを張り出して、そこで銘打つ【特別入荷!】

 在庫に残っていたとするよりも、急遽入荷した方がきっとインパクトがあるはず。

 そして夏休みに入ったばかりの地方から出てきたお客に売り込む。

 売り込むにはポスターだけじゃ弱い。弱いから呼び込みもする。

 するならやっぱりインパクトが大事だ。

 このゲームの売りはストーリーとキャラクターだ。

 一番人気の子のコスプレでもすればきっとすっげー注目度なんだが……。

 ……でもやりたくないなぁ……。

 だが、頑張れば二日で三万だ。

 ……ここは俺も♀になるしかない! と言う事で……。


 ★☆★


 週末になった。


「か、可愛いわね」

「恐縮です」

「あなた、元が男ってほんと?」

「はい、いちおう」

「あなた、お母さん(仮)みたいにネカマだったの?」

「いや、ネットゲームってあまりしませんので……」

「……ふーん」


 俺の正面には母さんとおなじくらいの年齢の女性が立っていた。

 名前は永井菫【ながいすみれ】さん。

 母さんが元男だと知っている人だ。

 もう四十歳はゆうに越えているはずだが、結構可愛くってドキっとしてしまう。

 聞けば独身で、昔は親父の店に働いていたらしい。

 そんでもってかなり有名なコスプレイヤーだった。

 今は着るよりも売る為につくっているらしいけど。


「しかし『水色フレンド、桜散る恋』のコスプレしたいとか……」

「したいんじゃないです! しなきゃいけないんです!」

「例の在庫を裁くため?」

「いや、裁くじゃなくって捌くです! 文字でしか解らないボケはしないでください(ってどっかのキャラがおなじボケしたような)」

「まぁいいわ。わかった。要するにヒロインのコスプレさせればいいのね?」

「そ、そうです」

「ふっ……久々に血が騒ぐわ」


 いきなり菫さんの顔つきが変わった。なんか怖い。


「思いっきりあなたをヒロインにしてあげるわ」

「いや、普通にヒロインにしてください」

「そうね、やっぱりメインヒロインじゃなくってサブヒロインで人気のある【金森かなもりさなえ】にしてあげるわ」

「えっ? なんでメインヒロインじゃないんですか?」

「ふっ……サブヒロインだってメインヒロインよりも上になる事だってあるのよ。メインだからって威張らないで!」

「いや、言っている意味がわかりませんが……」

「大丈夫よ、わからなくって……大人になれば解るわ……・」

「は、はぁ……」(わかりたくねぇ……)


 俺は生まれてこのかたやった事のない、化粧というものをされた。

 顔にぺたぺたと色々と塗られ、細々とした細工をされているのがわかる。

 その行為は一時間にも及び、手の爪にまで色々されてしまった。

 そして用意された衣装に袖を通した。

 その衣装は、サブヒロインのさなえが通っている学校の制服だ。

 かなり良い出来で、普通に高校の制服にしてもおかしくないレベルだった。


「完成ね! これでばっちり!」


 俺は正面に用意された姿見を見て固まった。


「こ、これが俺ですか?」


 姿見にはとても可愛い女子高生の姿があった。

 あんなに塗りたくられたと思っていた化粧も、ぜんぜんケバくなくってナチュラルな感じだ。

 そっか、眉とかまつげとか、そういうが揃ってる。そういう細かい事をしてたのか。

 俺は思わず関心してしまった。そして思った。化粧こえぇ。

 ハニートラップできそうだなこれ。


「ふふ、あなたのお母さん(仮)とおなじで化粧のノリがよすぎね」

「えっ? 菫さんが母さんのお化粧もしたんですか?」

「えっと、私が教えてあげたの。あなたのお母さん(仮)にね」

「そ……そうですか」

「あなたのお母さん(仮)はね、私の想いにまったく気がつかないで男に走ったのよ」

「……え、えっと?」

幸桜こはるちゃんに負けたのなら納得したかもだけど、よりによって男に走りやがって! あいつ!」

「あ、あの?」

「男から女になって、最終的に男とひっつくとか、どんなTSF系BLだって言いたいわ! ふざけるな! 私はそういうの大好物じゃないからっ!」

「す、菫さん?」

「ヒロインがいたんだから、どっちか選択しなさいよ! よりによって主人公を助けてくれている親友系キャラとひっつくとか! ありえない! それじゃまるでときメ○の早乙女好雄と結婚じゃん!」

「えっと、そのゲーム、僕しらないと言うか……古いと言うか……」

「伊集院なら許すわよ! だって男装だったから! でも、リアル男子はないでしょ!」

「だから、僕の知らない話題で怒らないで……」


 この後も散々と毒を吐きまくった菫さん。

 ずっと俺の母さんを「おかさんかっこかり」とかっこもちゃんと呼んでいた。

 いや、まぁ……元が男だからそう呼んでるってわかりますが……。


「と言う事で、あなたは行幸みゆきみたいにならないようにね?」

「は、はぁ……俺、一応は彼女もいますので……」

「そっか。うん、じゃあその子を大事にね?」

「はい、わかりました」

「対男子フラグは立ったら折るのよ?」

「は、はい?」

「よしっ! OK!」


 菫さんは満足そうに帰って行った。

 ……えっと、販売が終わったら俺ってどうすればいいの? これ?


 ☆★☆


「あの名作『水色フレンド、桜散る恋』が緊急入荷しましたぁ~。限定版のポスターもセットになっております~。在庫があまりございませんのでお急ぎくださいっ」


 俺はコスプレをしたまま看板を片手で持って、店頭で呼び込みを始めた。

 販売元の会社も話せばノリノリで、なんとメインヒロインの立ち看板まで貸してくれた。

 お陰で集客効果は抜群でどんどんと売れてゆく。

 HPにも緊急入荷と書いたせいもあるかもしれない。

 何度か一緒に写真をと言われて撮ってあげた。

 仕方ない、これもリピーター確保の為だ。

 そして、在庫も少なくなった時、招かざる客がやって来た。


「あの、まだ在庫はありますか?」


 背後から聞こえた男性の声。


「はい、まだ大丈夫ですよ」

「では、お持ち帰りでお願いします」

「あ、では店内……って!? な、なななな!」


 気がつけば俺の右手がしっかりと握られていた。


「君をお持ち帰りでお願いします」


 笑顔でそんな台詞を言い放ったのは五反先輩だった。って五反だと!?


「な、なんで先輩がここに?」

「緊急連絡網で君がここにいると聞いてね♪」


 どんな緊急連絡網だよ!


「いや、だから、私は先輩とはつきあえないですから!」

「大丈夫だよ。僕がOKだから」

「そういう問題じゃないでしょ! スマホだって送り返したのに!」

「ふふ、その程度で諦めるような僕じゃないよ?」


 そういう間にもどんどんと店が離れてゆく。

 なんて強引なんだ。この人は。


「まだ仕事中なんです!」

「そうなのですか?」

「そうです! 見てわかりませんか?」


 脚を止めて振り返る五反先輩。

 そのまま俺の顔を、そして全身を見た。


「きょ……今日の君も奇麗ですね」


 ぽっと頬が赤く染まっている。


「って、違うでしょ台詞! 俺は仕事中ですっ! そういう台詞を求めてないですから!」

「なるほど、では終わるまで店の前で待っていますね」

「いや、待たなくていいです」

「遠慮しなくても……」

「してません。って言うか、先輩ってマジで鈍感ですね。私が先輩と付き合いたくないって理解できないんですか?」

「していますよ? でも僕は君が好きなんです。だからこうして何度もアタックしているんだけど?」


 妙にポジティブすぎるだろ、この人。


「何度アタックされても無駄です……」

「いいや、世の中に無駄というものはないよ。誠心誠意、僕は君を好きという気持ちを素直にぶつけてゆく。だって僕は普通に君に恋をしているのだからね」

「で、ですけど……無駄なんです。本当に何度来られても」


 別に根っから五反先輩が嫌いな訳じゃない。

 人間的にはおかしい人だとは思うけど、色々な話を聞く限りでは女性に手を出した事がないのは本当だったらしい。

 彼女にする時も、すぐに別れてしまうかもと前提をつけ、それでOKだった場合に付き合っていたらしい。

 でも、だからと言っても俺が先輩の好意を受け入れる理由にはならない。


「……無駄なのかな?」


 寂しそうに先輩は俺の手を放した。


「……すみません」


 俺は思わず頭を下げてしまう。

 すると、いきなり先輩が土下座をした。

 頭を道路にこするくらいに下げている。

 周囲は何があったんだと俺たちを見ている。

 いや、先輩!? 何してんの!?


「先に謝ります! 申し訳ない! 僕なんかが君を好きになってしまって申し訳ない! 君がいくら僕に諦めろと言っても、僕は諦められない! ずっと君を好きでいつづけてしまう!」

「せ、先輩!?」

『何あれ? イベント? なにかの台詞?』


 周囲の女子がそんな事を言いながら俺たちを見ている。

 いや違うよ? これ、リアルだから。なんて言えるはずもない。


「こんなに人を好きになったのは本当に初めてなんだ。それが君の迷惑になっているとは承知している。だけど、それでも僕は君にアタックをし続けたい! いや、し続けてしまうんだ!」

「あ、頭をあげてください。みんな見てるし!」

『すげぇ……あそこまで言わせるとかすげぇ……』


 別の男子ペアが盛り上がっている。


「君が好きです! 桜花が大好きです! これからもずっと好きでいる事を謝らせてください!」


 懸命に頭を地面にこする先輩を見て、何故か胸がキュンっと苦しくなった。

 俺には彼女がいて、そしてその彼女が大好きだ。

 だから人を好きになるって気持ちはよくわかってる気がする。

 だけど、俺の好きは先輩の好きよりも上なのかがわからない。

 もし彼女に別れてって言われてこういう行動に出られるだろうか?

 いや、俺はきっと泣き寝入りするだけだ。

 そう考えると、五反先輩はマジで俺を……好きなのか?


「わ、わかりました……だから頭を上げて」


 五反先輩はゆっくりと頭をあげた。

 おでこには小石がいくつもついている。


「ありがとう、桜花……」


 そして笑顔。

 俺はその笑顔を見て心臓の鼓動が早くなり、体が火照ったのに気がついた。


「……だ、だけど……私は先輩の彼女にはなれませんよ?」

「それでもいいよ。僕が君を好きでいても良いって言ってくれるなら」

『なにこれ!? なにこのシチュエーション? どんなゲームの台詞?』

『ありえない! リアルでこんなのないよね? イベント?』

『『水色フレンド、桜散る恋』のキャラだよね!? じゃあこういう台詞のシーンあるのかな?』


 いや、ないです。やったけどこういうシーンはないから。


「とりあえず私は戻ります。先輩ももう今日は帰ってください」

「えっと……一つだけお願いがあるんだけど」

「何ですか……」

「一緒に……写真を1枚だけ撮ってもいいかな?」

「えっ?」

「その可愛い姿をね……是非記念に納めさせて欲しい」

「え、えっと……」

「それもダメかな?」

「……」


 結局、俺は五反先輩と一緒にスマホで写真を撮った。


 ☆★☆


「ごめんなさい、ちょっと店を開けちゃって!」


 俺は慌ててお店に戻った。すると店頭には完売御礼の札。


「あ、桜花さん! すごかったんですよ? いきなりいっぱいお客さんきちゃって」


 バイトの男の子(と言っても俺より年上)が慌ててメインヒロインの立て看板をしまっている。


「へ? そ、そうなの?」

「なんか大通りの方でこのゲームのイベントをしいて、キャラが持ってた看板でうちがわかったとか……」

「あっ!?」


 俺は右手に持っていた看板を見たのだった。

次回の桜花さんは?

・桜花、メイドになる。

・桜花、未来と語る。

・桜花、現実と向き合う。

の三本だけではお送りしません。

だって小説だし……。

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