ニューカレドニア 後編
「撃てェェェッ!!!」
メガホンの声がジャングルをこだまする
構築された塹壕や機銃座が次々となぎ倒され、
占拠される
「戦況は?」
車内に戻り、
状況を確認する、
「抵抗が予想より激しいです」
無線を捻りながら答える
「まずいなぁ、このままあれと対敵すれば...」
言いかけた途端、
あっと言う間に陸軍のチハが五輌破壊される、
「まずい!!奴だ!!十三分隊!!」
外の燃え盛るチハを目に焼きつけ無線機に叫ぶ、
猛特訓の成果があったのか、
第十三分隊は西住の指示した方向に牽制を掛け始めた
「おい、九mm貸してくれ、」
そう言って、
西住は隊員の九mmを腰から引き抜く
「ちょ!隊長!!」
塹壕に西住を引き戻そうとする隊員
「大丈夫だ!この茂み具合だ、ばれる訳が無い」
そう言って行こうとするが何かを思ったのか、
また振り返り、
「マジにならなきゃ、勝てねぇぞ?」
そう言って、
匍匐前進でジャングルの茂みの中に消えた
「残弾確認、即効性の麻酔弾、出し惜しみは無しだッ!!」
M1のハッチをこじ開けると内部に向かって二丁の九mmを乱射する
「弾倉交換ッ!!次ッ!!」
すばやく茂みの中に身を伏せこむと、
隣のM1が異変に気が付いたのか、車載されたM2重機関銃が先ほど居た位置に撃ち込まれた
「畜生、作者はこの後編を書く気は有るのかよ!?」
いや~、すまん、バトンが溜まってまして...
「ここに日常生活を持ち込むな!!」
ガッと二輌目のハッチもこじ開け乱射する、
素早くその身を茂みに隠す
ここで、無線のスイッチを入れる
「もしもし!、歩兵員は今すぐ俺が制圧した二輌に乗り込め!!」
乱暴に無線を切ると再びその目を次の目標に向けた
まるで、鷹が獲物の兎を狩る様なそんな目付きである
「ここはせんじょ...」
全力疾走でハッチに向かおうと姿勢を立たせると、
目の前に一〇五mm砲がポッカリと口を開けていた
「じょ、冗談です...、はい、調子こき過ぎましたぁ...」
(作者ァ!!何とか頼む!!)
全然反省して無いだろ!?
分かった、何とかするから動くなよ
「すまん!!体の方が正直だ!!」
その場で、何と西住はあくまでもハッチを目指そうと走り出した、
動くなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
その瞬間、
一〇五mmの砲が火炎を吹いた
飛び出してくるのは凄まじい勢いの砲弾であることは説明しなくても分かる
「作者ァ!!南無三ッ!!!」
はいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!
「一発避ければこっちのもんだ!!」
そのまま砲弾を危機一髪で避けきり、
ハッチをこじ開け麻酔弾を惜しみも無くぶち込む
「歩兵員!!ここもだ!!!」
そう言い残すと
また、茂みの臆に身を隠した、
「未だ三輌か、こんな時の司令官は海の上かぁ...」
とにかく、
腰に巻いてある弾倉を空のと取り替える、
すると、
「気安く呼ぶなぃ、わりぃな、ここじゃ、弱ぇとこ見せた方が負けなのさ、俺は向こうの五輌を潰しておいた、一気に片をつけるぜ!」
隣で九mmの弾倉を確認する矢川、
使用してるのはゴム弾である
「よし、いきま...って、えェ!?矢川司令官!!」
その場に取り替えるはずの弾倉を落とす
「し!大声出すな、残った二輌は相当焦っている筈だ、そこを一気に制圧、分かるな?」
横でコクコクとうなずく西住、
「じゃ!俺が考えることはただ一つ、いいな?作戦開始!!」
ポンと西住の肩を叩き林の中に消えた
「「(コンコン)すみませ~ん、基地からのピザのデリバリーです」」
異口同音...。
「お、気が利く~、入ってって~」
何気に言葉につられ、
ハッチがゆっくりと開く
「「あ、間違えました、麻酔弾(ゴム弾)の直送です!!」」
い、異口同音...。
グイッとハッチを力いっぱい開くと中に向かって惜しげも無く弾を叩き込んだ
矢川が担当した車両では全員がゴム弾の威力に悶絶していたほどである
「さぁ!!捕虜になろうか!!」
そう言って、車内に叫ぶ
中にはゴム弾が当りすぎて『殺してください...』まで言い出す人も居るほど、
ゴム弾は、威力が強いよ...。
「歩兵!こっちだ!、後は任せた、」
戦車の中に入り込む歩兵員の肩を一人ずつ叩いていく
「さぁて、俺も帰るか、お~い、下ろしてくれ!」
しかし、それを矢川が自分の手で制した
「殺気かぁ、慣れっこだ!!かかって来い!!!」
そう言って途端、まわりの茂みから米兵がこれでもかと飛び出す、
「貴様ら全員、捕虜だ」
コートの中に両手がのびる、
そのコートが風に巻上げられたかと思うと、
ジャングルにけたたましい銃声が響き渡った
「や、矢川さん、貴方って人は...。」
ヘリを操縦しながら『希』が話しかける
「いいんじゃねぇか、人の勝手だぜ...」
アイマスクを着用し寝る体勢万端
「二十八人も居たんですよ」
ヘッドホンから流れる情報に驚く
「あーこわいこわい、こわいから寝る!!」
何とかして誤魔化す
「...。意外と子供なんですね」
そうは言うが顔は笑っていた
「レンジャーはとうとう捕まえられんかったな」
史実では大西洋方面で第二次世界大戦を生き残った幸運艦、
その幸運が今となっては日本の脅威と成りつつあるのだ、
「話をそらさないで下さい...」
ムスッとした態度で矢川に話しかける
「よし、俺たちも早く帰ろう」
そう言って、矢川は意識が薄くなるのを感じ、
眠りの海に沈んだ、
「もう...」
その様子を、
希は笑って見届けた
作者:う~ん、最近パソコンの...
遠龍:問答無用だ!!
作者:理由ぐらい聞いてくれぇぇぇぇぇぇ!!!
遠龍:Have a nice day!!!!!!
畝傍:じ、じゃんけんぽん!
パー




