第2話「みなしご恐竜に愛を込めて」
こんにちは、( ◜ω◝ )/
草食恐竜ならイグアノドンが好きな作者です。あのフォルムと手の爪になんとも言えない良さがあるんですよね。
それでは本編どうぞ。
砂浜で目覚めた時のように僕は目覚めることは無かった。
『ゴツンッ!』
「いって!!」
目覚め方は目覚まし時計よりも不愉快でキレる1歩手前だった。思わず痛みを口にする。
僕は何かに頭をどつかれて目覚めたのだ。
しかめっ面で当たった方を見ると…
そこには昨日生まれたチビがピョンピョンとジャンプしていた。
「あぁ…次やったら許さないからね?」
優しく注意するが牙を剥き出して少し唸っていた。
「笑ってんの…?まぁいいや…おはよ」
「ギャウ!」
返事するように鳴いたチビ。すると僕の後ろに回る。
僕は立ち上がると全身を伸ばすように両手を振り上げた。するとチビも顔を上にあげるがその頭でっかち身体のせいで後ろにこてんと倒れてしまう。
真似をしてるのかな…?
少し可愛いと思いながら僕はまた歩き始めた。目的は…とりあえずご飯が食べたい…なんでもいいから…。
そして当然のようにチビも着いてくる。
なんでかって…?
まぁ…最初に見たのが僕だったから親だと思ってるんだろうね…。刷り込みってやつかな?最初は卵を食べちゃおうかと考えたけど、産まれちゃったら育てるしかないのかな?チビを食べようにも逆に食べられそうだし…。
そう思っているとチビが生まれてきた時を思い出す。擦り寄ってきたあの時、すごく安心したなぁ…。
そう思うと一緒にいるのも悪くない気もしてきた。
だけど後ろから着いてきて僕の尻をじっと見つめるのはやめて欲しい…いつか噛まれそうだからね…。
そんな中、生い茂ったジャングルで食べ物求めてチビと突き進む、
途中で突然出てきた巨大蚈にお互いにビビりまくって震えて抱き合ったり。
30cmは超えるであろう巨大蛙の捕食を見て気を失いかけたり。
チビが蜂の巣を続いたおかげで猛スピードで逃げる羽目になったり。
やっぱりチビに尻を噛まれたり。
大きな木の穴を見つけて少し中で休憩したり。
散々な目にあったがその甲斐(?)あってか…
「やった!川だよ!…チビ!」
少し遅れてチビを呼んだ。チビはそれを聞かず、川に顔を突っ込んでガブガブと水を飲み始めた。僕もそれを横目に手に水を貯めて水を飲み始めた。
かなり喉が渇いてたんだな…一心不乱に飲んでる。なんだかチビを見て微笑ましくなったのはここだけの話。
見つけた川は本当に綺麗で澄んでいる。ペットボトルの天然水とは訳が違う。美味しい水ならずまさにヤバい水と言えるぐらいにだ。
チビは落ち着いたのか、脚を下ろして寝る体勢になってくつろぎ始めた。
水は何とかなった。次は食べ物…実は見つけたんだ!この川でね。
気づいたのは水を飲もうと手を入れた時さ。
泳いでたんだよ!魚が!だから何としても捕りたい!何かないものか…。そうだ!さっきのジャングルだ!
僕は小川と反対方向を向くと出てきたジャングルの方に生き生きとした木の下で頑丈そうな木の棒を見つけた。
質感は…かなり硬い。武器としては最適だね。多分この木から折れたんだ…。次この木を見つけたら覚えておこう。生きる術としてね。
さらに折れたおかげで先が尖ってるから加工は今のところいらないかも。
これで一応道具は手に入れたしやる事は分かっている。
でもテレビで見た時みたいに1突きで仕留められるものか…?1回でも失敗したら…
いや、そこは逃げ道を防げばいいや、魚の場所を把握して石を置こう。幸い、日は高いし鱗が反射してわかりやすい!面倒だけど…
魚という食事の為に僕が上流、下流を防ぐように石を置き始めるとチビも加えられる程度の石を置いて手伝ってくれている。
おかげで時間はかからなかった。
後はこの聖槍で魚を突き刺せばいい!行くぞぉ…
「それっ!それっ!」
予想通りハズレが多い…けど!
『ザスッ!』
「あっ!」
手応えあり!スっと引き抜こうとするが…
ありえない力で僕の身体が振り回され始めた。穏やかな流れの川が一気に激流の地獄と化す。
「うわぁぁあ!?なんだなんだァっ!?」
かなり強い!でも離したらダメっぽい…けど!
『ぐわんっ!!』
「うわぁっ!!」
僕は振り飛ばされた!僕の体重はせいぜい60kg。それをぶっ飛ばすんだからヤバいのがよく分かる!飛ばされた僕は川の石で傷ができちゃったよ…いてて…
ヤバいと思ったのか、チビも立ち上がって臨戦態勢なのか身体を低くして力を込めていたようだった!
「なんだよ一体コイツは!?」
僕がそう言ったらソイツがわざわざ正体を顕にした!!
『ザッパァァアンッ!』
飛び出してきたのは長い口と胴体を持つ2mはゆうに超えている巨大魚だった!!
「コイツは…!ガーだ!!」
まるで怪獣のように荒れ狂う巨大ガー。そりゃそうだよ…僕が土手っ腹にガッツリ木を刺しちゃったもん…
でもどうしよう…いくら僕でもこんな大きな魚は…。そう思い諦めるのあの字を思い浮かべようとした時だった!
「ギャオオオオオオオ!」
なんと僕より身体が小さいチビがガーに向かって走り…
『ガブッ!』
「ギェエエエエエエッ!」
首根っこに食らいついたんだ!だが力不足なのか僕と同じように振り回されている!だけど離さない…。
それを見ていると僕は何故か怒りが込み上げた。誤解しないでね?僕は僕自身に怒っているんだ。
僕より小さなチビがあんなに戦っているのに僕が諦めようとしてどうすんだ!?
食料とかもうそれどころじゃないな…。僕は僕がやるべき事を果たすんだ!!
「うおおおおおおおおおおおっ!!」
『ザシュッ!』
「ギェエエエエエエッ!」
僕は雄叫びを上げて刺さった木に手をかけて引き抜いた!!またガーが吠える!抜いた傷口から血が流れ、川を赤く染め始めた。僕はガーの尻尾に殴られまた振り飛ばされた!
そして激痛に首を振ったガーは噛み付いていたチビを振り払ってチビは川に叩きつけられた。
そしてガーは高く、大きく跳ねるとその特徴的な長い口を下に向けてチビを食らう体制になった!!しかもチビは怯んで動けない!!
それを見た僕は完全に怒髪天をつかれた!!チビが口に入る手前にチビの上に行き、木の棒をおったててやったんだ!!当然、ガーの口に木の棒が突き刺さり、串刺しとなった!!
ガーは声が出せ長くなり、バランスを崩して僕達が下敷きになることは免れた…。
僕はチビを抱えて川岸へ倒れ込む。お互いにビショビショだが清々しいものがあった。幸いどちらも無事だ。少し休んでお互いに立ち上がると動かなくなった巨大ガーをみて頷き、僕は拳を、チビは頭をぶつけて笑顔でハイタッチした!
なんだかとっても嬉しかったな。心からそう思った。
時間はかかったが石を割ってナイフ替わりにして巨大ガーを三枚おろしにする。よく考えたらガーを倒すとき、木にこれを付けたらより効果だったなと思ったがまぁいい。
後は木とか、石を集めたりして焚き火を作り、半身の巨大ガーの中骨と半身を丸焼きにした。もう片方の半身はチビの取り分だ。
「いただきまーすっ!!」
「ガルゥ♪」
僕達はガーに食らいついた!塩味とかそんなのはないけど味は予想通りだった。
「ガー…うめぇぇぇ…」
僕は泣いた。食べながら泣いた。どんなに高級で美味い料理でも努力して作ったメシが1番美味いんだとよく実感させられた。なんだか中骨が凄く硬い気もしたがお構い無し!
チビも鼻息を吹かしながら一生懸命に、あるいは嬉しそうに食べていた!
僕達は食べに食べた。待ちに待った食事を。
巨大なガーだから残したかと思えばせっかくのご馳走だったので僕達はガーを骨だけにして完食しちゃったんだよね。
当然お腹は張りに張りまくったけど…
「ウプ…食べすぎちった…」
「ガプゥ…」
お互いに丸々としたお腹を見て少し笑ってしまった。
とりあえずお腹が落ち着いた僕はガーの中骨を見て長考する。ピンと閃いたらさっき使った木を何本か長めに折って集め、次にカラムシと呼ばれる植物を集めれるだけ集めてからチビにも手伝って貰ってジャングルの巨大な木の穴で焚き火を焚いて作業を始めた。
「よしっ!やるか!」
チビは丸々としたお腹を僕に向けて不思議そうに僕の方を見た。
まずはカラムシという植物の長めの茎部分をありったけの量の水にありったけの量のカラムシの茎をぶち込む。今回は巨木の少し上に雨水が溜まってる大きな場所があったからそこに浸けたよ。
その間に手に持てる程度の少し太めの木の左右を尖った石で削って少しだけ平にする。その木を中心にしてなんとか2つに割ったガーの中骨を木の先端のスペースと持ち手用のスペースを開けるように調整する。
いやぁ…ガーの骨の加工が大変すぎるんだよ…だって鉄並の硬さがあったんだもん…もう少し長いはずだったんだけど何度か失敗して短くなっちゃったよ…。中骨も刺さって痛いし…でもあんなに硬いもんなのか…?ガーの骨って
次はガーの頭蓋骨を加工しよう。嫌だけど
まずは顎と頭を分ける。そして石をガーの口先に置いてチビの出番!
チビのでっかち頭をハンマー代わりにして…割る!
とりあえず一発目で成功。チビはめちゃくちゃ痛がってた…ごめんよ…。
口の先端は刃物のように尖らせて頭蓋骨側にギリギリ入る木をねじ込む。
後は夕方になるまで待とう。その間はチビと遊んだり、木の実とか集めようかな。
―そして夕方―
木の上のカラムシを取り出して茎の皮を剥いでいく。時間が良かったのか案外剥ぎやすかった。次に平らな岩の上で尖った石を使って皮裏の余った部分を削ぎ落とす。
それが透明になったら糸用の繊維の完成だ!
これを紡いで糸にすれば使い勝手抜群の糸ができ上がる!
ちなみに別の繊維を繋げて長くする時は繊維を二又にして絡むようにして紡げば繋がるよ。
水に少しつけてから中骨を太い木にいくつか頑丈になるまで括りつけて…
そして頭蓋骨に取り付けた木ごと糸で巻きつければ…。
僕作!ガーの槍剣とガーの頭蓋ナイフの完成だ!耐久性と威力は保証しません!
不思議な目でそれを見るチビ…
「これは君で言う牙みたいなもんだよ。武器だよ、武器!」
言っても分からないだろうが何となく言いたくなった僕であった。
まだ繊維も残っていたので乾かして簡単な籠を作った。耐久性は雑魚だけどね。
さぁこれである程度は戦力になりそうだ。日も暮れ始めたし、今日はここで寝ようかな…。
「チビ、おいで」
僕がそう言うと初めて一緒に寝た時みたいに寄り添ってくれた。可愛いヤツめ。
ガーのおかげで夜ご飯は要らなそうだ。朝は木の実を食べよう。チビはさっき虫を食べてたし、なんだかんだでどうにかなりそうだ。
「いいかげんお前の名前決めないとな…おやすみ、相棒…」
心地よい眠気が僕達をつつみ眠りの世界へ誘った。
2回目の朝が来た。案外ぐっすり眠れたし良かったと思ったが思いのほか虫が多く湧き始めていた。気持ち悪くて寒気がするのですぐにチビを起こして退散しようとしたが餌だと言わんばかりにみんな食べ始めたんだ。
お腹壊さないのかな…
満足したチビは僕の後ろに着いてくるようになった。
昨日、激闘を繰り広げた川に着くと僕らは水を飲んで一緒に魚を捕る。
さぁ待ちに待った僕の朝ごはん!取れた魚は…多分まだ大人になってないであろうピラルクー2匹、アロワナを4匹も捕れた!
どっちも焼いてピラルクーは食べてアロワナは昨日作った籠に入れてお昼ご飯にしよう。焼いたからお昼までには持つ…よね?
ピラルクー1匹とアロワナ2匹はチビの取り分なので贈呈。余すことなくみんな食べてたよ。
そして川を渡ってジャングルへ、山道になっていたが下り坂が多くてで楽だったのが良かった。
そしてさらに進み、着いたのは大木が天然の橋となっている峡谷だった。下は大きな川だが落ちたら一溜りもないだろう。
「高所恐怖症じゃなくて良かったけど…嫌ァな予感がするなぁ…」
チビは幼いながらこの高さの意味は理解しているようだ。元気に歩き回っていたが少し慎重になっているのが分かる。
…しかし、ホントにでかい木だな…太さなんて軽く7~8mはあるんじゃないかな…?長さは…読んで字のごとく計り知れないや。
でもビビるもんはビビるよね…
僕達は歩き始め、広大な自然を感じながらその天然の大橋を渡る。ちょうど中間地点に来た時、事件は起きた。
「ギャーッ…ギャーッ…」
突然の声に僕達は身を少し低くして歩みを止めた。来た道からその嫌な予感のする鳴き声が聞こえた…!
僕達は後ろを振り向く…すると…
少し小さめの何かが走ってくる!なんだ!?
「キャオオオオオッ!」
小さめのソイツは僕を襲うことなく、すぐ横を自慢の脚で走っていった!
鳥のように頭と腕に生えた羽毛にスリムな顔と身体!さらに足には武器となる鉤爪を1本生やし、そしてやたらと長いその尻尾が特徴的な二足歩行竜!
多分…コイツは!
「デイノニクスだ!」
小型肉食恐竜代表の1匹のコイツらが僕やチビを襲うことなく横をすり抜けて逃げていくのは何故だ…?
そう思っているとその理由の元凶が現れた!
「「ブモォオオオオオンッ!」」
聞いたことがある鳴き声だった。確か…最初に恐竜を見た時に聞いた鳴き声…!
現れたのは…三本のトサカ、無いはずの鋭く長い2本牙を持ち筋肉質な身体と赤い眼光をギラつかせた…
パラサウロロフスだった!!
「えええっ!?なんだあのパラサウロロフス!?」
どうでもいいが動揺してる中、噛まずにパラサウロロフスって言えたのは後に自慢話にした。
しかしあのヤバいパラサウロロフスにはびびった…何せ生態系ピラミッド上ならデイノニクスが上のはずなのに3匹まとめて加えて噛みちぎってんだもん!!
いや…パラサウロロフスとは呼べない生物だ。コイツのことは…「ドライカム」とでも呼ぼうか…。
「「ブモォオオオオオオオオオオッ!」」
口から血を流しながら雄叫びを上げるドライカム。その勢いは大型の肉食恐竜に劣らない気迫があった。躊躇なくデイノニクスを食っていたあの衝撃は今でも忘れられない
あまりの雄叫びに僕はドライカムを見ながら後ろに後ずさりする。だが…!!
「ギャオオオッ!ギャオオオオッ!」
チビがドライカムに吠えたのだ!
ドライカムはその赤い眼差しをギョロリと動かしてこちらを見た。
恐れ知らずのチビ。それは素晴らしいことだ。だけど、だけど今だけは…!
「それは勇気じゃなくて無謀だよ!!」
僕はチビを抱き上げてそのままドライカムから逃げ出した!!
するとドライカムはまた雄叫びを上げてこちらに向かって走り出した!!圧倒的大ピンチ!産まれたばかりのはずなのに案外重いチビを抱えて走る僕は恐怖と絶望を覚えた。
だがドライカムは僕達を追いかけるが途中で止まったのだ。何をしてるんだと思いながら走る僕だが…やらかした…。
『ガッ』
「うわっ!」
『ドタッ!』
そう、つまづいたんだ。つまづく瞬間、僕はチビを前に放り投げてしまう。怪我は無さそうだが僕は足をくじいちゃったんだ…!
チビが駆け寄ってきてくれたその時だった!
ドライカムから何かを吸う音がよぉく聞こえたのだ。考えられるのは…酸素…だよね…?
どんどん吸い込むドライカム、その時間は10秒ほど続き、胸は鳩胸のように巨大になっていった。そしてようやく気づいた。その空気をどうするかを…。
『『『『『バオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!』』』』』
そうドライカムはその空気で吠えたんだ。だが当然普通じゃない。その勢い凄まじく、大橋の大木は表面からバリバリと剥がれるように抉れていく!!空気が震え、地震が起きているようだ!吠えるというより、もはや「攻撃」そのものだ!!
僕はその時、チビだけは守ろうと躍起になってチビを抱えて吹き飛ばされる!!
幸い、大木の為、奈落へ落ちることは免れたが僕はダメージが大きかった…。でもチビは守れた…。しばらく動けそうにない僕をチビは頭を擦り寄せて心配する。
嬉しいけどそれどころじゃない!僕は薄い声ながらチビに必死に言った!
「ノフィ…走って…逃げて…」
僕がそう言うと、チビは名残惜しそうに走り出す…うん…?
今…チビって言わなかったよね…?
そう思うとノフィは僕の方に振り向いた。
「ふりむかないで…!ノフィ…!行ってくれよ…!」
あぁ…死にそうになってるなか、やっとチビの名前が出来たね…。
だが運命は残酷だ。ドライカムはさっきの大咆哮で疲れたのか、下を向いて息を切らしていた。だがしばらくするとゆっくりと歩き僕に近寄ってくる。
『ギャオオオ!ギャアギャア!』
遠くからノフィの声が聞こえる。きっと「やめろ!やめろ!」って言ってるのかも…。
息切れしているにも関わらずドライカムはフッフと口を動かしている。笑っているようにも見えた。弄ばれてるなぁ…。
ドライカムが2本の牙を血で光らせて大口を開いたその時だった!!
『ヒューーーッ…』
『ボガンッ!』
「「ブモモモオオオッ!」」
突然、ドライカムの鶏冠辺りで爆発が起きたんだ!ドライカムらたまらず吠えた!
『ヒューーーッ…』
『ボカガンツ!』
「ブエエエエッ!」
まただ!次は2回も!よく見るとすぐ横に折れた矢が落ちている!恐らく矢が飛んできたであろう方向を見ると…
そこには褐色肌の黒長髪のポニーテールで骨と皮で作った服を纏い、恐竜の頭蓋骨と顎骨で作った弓矢を構えている少女がいたんだ…。
日記はまだ続いている…。
読んでくださりありがとうございます。謎の少女きました。
しかしなんという弓さばき、俺でなきゃ見逃しちゃうね。そしてチビに名前が!可愛らしい名前ですね。とりあえず、主人公は生き残るんでしょうか?まぁ生き残るでしょうね(笑)
次回をお楽しみに!
日記はまだ続いている…。