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眠れない時に見る夢は…

作者: 神名代洸
掲載日:2019/06/16

最近夜中に目がさめる。

決まって夜中の3時前後だ。

部屋で寝てるのは私1人だから静かだ。

仕方がないので起きるが、そうなると朝の7時頃に一度眠くなる。

そのわずかな時間に夢…らしきものを見るんだ。

それはごくごく普通の日常だったり、全く違う誰かになってもう1人の自分がそれを壁際から覗き込んでいるというものも。

ただみているだけの分ならまだいいんだけど、起きる頃には汗ビッショリとかいて気持ちが悪いことこの上ない。

今朝もそんな感じだったんだ。



今日見た夢はホラーものだった。

だって知らない誰かに追いかけられるって怖くね?

私は怖いわ。

しかも姿が見えないのは怖い。

泣きそうになりながらもひたすらに走った。


「はぁ、はぁ、はぁ。なんなんだって?一体…。え〜?誰?なんで?」

分からないけれど、怖さがハンパない。

周りに誰か人がいればまだ良かったんだけど、なぜか誰も居ない。

何で?

そもそもココハドコ?

見たこともない場所だった。

振り返る勇気はない。



ダレカタスケテ…。



心の声に応える人はいない。

喋ってないから無理だろう。

もしかしてこれは夢なんじゃないかって思ったのはその時だった。

なら起きればいいだけじゃん。


私…起きて!


祈っても起きることはないのか状況は変わらない。

もうどうにもならないと考えたからか泣き始めてしまった私は泣きながらも足を止めることはなかった。

そしたらさ、なんか目の前に壁らしきものが見えてきた。何で?運は私に味方してはくれないの?

それでも走っていた。

そしたらやっぱり壁が立ちふさがっていた。

ここからどこかにいけないの?辺りを見回すが周りは壁に囲まれてなんともしようがなかった。

その間にも何かが確実に近づいてくる。

両目をつぶりしゃがみこんだ私は両耳を塞いだ。音を聞きたくなかったから。

何が聞こえるのか不安だった。




静かだった…。


何も聞こえない。



なら…もう大丈夫?



恐る恐る両耳を塞いでいた手を離して目を開けた時、目の前に黒い塊が。


「キャーーー!!」


そのショックのせいか目が覚めた。

汗で顔はベタベタだった。

体も同じだ。

疲れ切った私は気持ち悪いのでシャワーを浴びてこようとお風呂に入りに行った。

頭を洗い終わってタオルで顔をふいたあと目にしたのは鏡に映る自分の背後に移る真っ黒な影だった。

すぐに振り返るもそこには何もなく、再度鏡を見てもそこには何も写っていなかった。

何だったの?


怖さのあまり叫んでしまったが、一人暮らしなので誰も助けは来ない。


すぐにその場を離れたが、風呂から出たばかりなのでどこにも行くことができず、ただただ震えるだけだった。


その夜は怖かったが、眠さに負けて寝てしまったのは夜中の3時を回った頃でその日以降怖い夢は見ていない。

何だったんだ?

あの夢は一体…?


その日から夜寝る時も常夜灯をつけて寝ている。




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