表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
みんなで綴る物語  作者: サラサ
6/73

幼児期1

ステータス機能が使えるようになった。


目で見る機能のため、視力に左右される。

伝い歩きができるようになった頃に大分周りが見えるようになった。

狩人仲間達と山から山へ移動しつつ魔物狩りする両親のレベルは父が47、母が48だった。

我が母に付けた加護はステータスで確認できなかった。

人や獣が付けた加護なら見えるらしい。

他の狩人も近くを通る際にステータスを見させてもらった。

15~35レベルで両親よりも強い狩人はいないようだった。


「ミズちゃん、こっちおいでー」

「ミズ、こっちだ」


今日も両親がどっちに来るか競争している。


父は明るい茶髪で青い瞳の人間で、狩人仲間の中では高身長である。

ステータスを見れば職業が剣士になっていた。

母は金髪で薄い青色の瞳の人間で、小柄である。

ステータスを見るとこちらは職業が薬師となっていた。

剣士???薬師???

ステータスの職業と実際の職業は違うようだ。


自分のステータスを確認すると、職業は幼児となっていた。

幼児って職業として成り立たない気がする。

また人に問うことにした。


「ステータスの職業は適性職業なので、実際は違う職業に就いている場合も多いです。」

「レベルは本人の経験値で、職業が適性職業と一致していると経験値が二倍に増えます。」

「ミズ様はまだお小さくて、本来なら職業補正がかからないのですが、経験値二倍にするために職業は現状を反映する仕様になっています。」

「これならどんな職業になっても経験値二倍です。」


...やはり過保護な気がする。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ