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片翼の纏輪  作者: 物語あにま
片翼の半天使たち
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半天使たちの纏輪講座

「いぃぃやぁぁ!」


 メディカルルームは絶叫で一杯だ。それというのも、医務室の主がレイを脱がそうとしたのが発端。

 いっとき怪しんで上着を脱いだレイに、彼女はこう言ったのだ。


『纏輪の一部を切り取らせてもらう』


 さあ、大事な金色翼のピンチ。レイは真っ青になって逃げ出した。


「落ち着きたまえ、片翅嶺」


 とレイのフルネームを連呼しながら、チェーンソーを構えて迫る美人女医。

 渋実シブミと紹介された彼女は、とてもワルい笑顔をしている。メディカルチェックにかこつけて、レイの纏輪を調べるつもりらしい。

 平日の朝っぱらから狭い室内を駆け回るなんて、レイに想像出来ようもない。


「痛くない、痛くない。むしろ気持ちいいぞ」

「嘘だ! ぜっーーたい、嘘だ!」

「あきらめろ、シブミさんには俺もヤられた……する必要はなかったんだけどな」


 レイは怪しい女医に追われながら、目を剥く。


(なんだって、クロが!?)


 もしかしてと思い、見守るフタバとホトリを窺った。


「なるようになりますよ」

「レイさん、ガンバです」


 ああ、もっと参考になる意見がほしかった。主に、シブミを止められるだけのものが。


「ぐふふ、君は世にも珍しい降臨型纏輪の持ち主と聞いているからね。気合いも入るさ」


 レイは降臨型纏輪が何なのか知らないが、シブミの電動ノコより怖いものではないはず。

 変態だ。まごう事なき変人だ。指をくねくねと踊らせるなと叫びたい。


「纏輪を出したまえ!」

「無理です!」

「なぜだ!」


 シブミが白衣を揺らして責め寄る。

 特に変わった髪色や虹彩じゃない。彼女は特に異能力もないただの人間。纏輪に興味津々で、悪感情はないのが始末に終えない。レイやクロたちをただ纏輪を使える人間としか見ていない、純粋な人。


「ち、近いですし、そもそも……」


 ドキドキしないとは言わないし、胸元が開いていて目に毒だ。

 しかし、身なりには相当気を付けているらしく、短く切り揃えられた黒髪に乱れはない。ちぐはくな印象をあわせ持つ女性。


(好きなタイプの人だけど……苦手だ)


「僕、纏輪の出し方知りません」

「何? それは本当かい、鳳凰寺双羽」

「当たり前ですよ……」


 そいつは計算外だとシブミは頭を抱える。彼女はそこそこの付き合いがあるフタバすらフルネームで呼んだ。


「じゃあ、仕方がない」

「でしょ」


 シブミは仕方がないと言いつつ、ノコのエンジンを焚く。振りかぶるまで、動きにまるで淀みが無かった。


「ああ、仕方がない……から斬る!」

「ああー、あっ!?」


 背中の金色輪が、意識から離れて動き出す。瞬時に翼状の盾となり、レイを守る。

 チェーンソーと纏輪の衝突。

 シブミは、フタバたちの纏輪を切った時と変わらないと思っていた。が、電動ノコの刃はきゅるきゅると頼りなく擦れる。


「なぜ切れない? 他の奴らだとこいつで一発なんだがな」


 モーターの駆動音を唸らせ、回転刃とレイの纏輪を見比べる。シブミの予想では容易に済むことだったらしい。


「はぁ……死ぬかと思った」

「貴重な降臨型纏輪覚醒者をみすみす殺めるなどありえんよ。はっはっはっ」


 それを先に伝えろ、とは言えないレイだった。


「さて、もう一回イクぞ」

「はい?」


 シブミはもう一度チェーンソーを構える。どうしても纏輪のサンプルが欲しいと見た。


「心配するな。一度出せれば、未熟な片翅嶺にも多少は動かせるはずだぞ」

「へぇ……本当だ」


 伸びろよ縮めよと思えば、その通りに変形する。


「うむ、では纏輪を伸ばしてくれ。切断しやすいようにな」


 せっかくの翼を差し出したくないが致し方ない。レイは右側の背中から突き出る金色翼をなるべく細くして見せた。

 だが――。


「なぜだ。今までのデータから、覚醒直後から半年の纏輪なら電動ノコギリで十分な硬度なはず……尾美鳥黒、君なら斬れるか?」


 突いても引いても傷付かない。さしものシブミも驚きを隠せず、クロに助けを求める。


「まあ、斬るのは得意だけどよう」


 と言いつつ、クロは左上腕の纏輪を呼んだ。流麗な纏輪捌きでソードシルエットに変態させる。

 レイが感嘆のまなざしでその光景を眺めていると、クロは申し訳なさそうに断りを入れた。


「ちっと失礼!」


 反応を示す間もなく剣態の一閃が走る。斬るのが得意と言うだけあり、所作に無駄が無い。


「痛つ……」

「斬れねえ。少し切れ込みができただけか!?」

「信じられん、通常の倍以上の硬度と耐久力を持っているのか」


 やんわりとして見えて、実はとてつもない硬さを誇るレイの纏輪。あまたの金色輪を調査、研究してきたシブミでさえ、その堅牢ぶりには舌を巻く。


「どうすんのよシブミさん。これじゃあ切り取れないっつーか、見れないぜ。俺の纏輪でも少し切れ目を入れるのがやっとだ」

「みたいだな、尾美鳥黒でも無理となると鳳凰寺双羽はもちろん島崎畔では傷一つ付かんな」


 ああとシブミはうなだれる。今日はもう寝てしまおうとか言いだしそうだ。


「尾美鳥黒の纏輪を開放させるわけにはいかんし、片翅嶺が己の力を制御できるようになるまで待つしかないか……」

「纏輪開放は戦闘以外じゃ許可要るしな」


 結局、レイの纏輪をカットすることは叶わない、という結論に至る。ともあれ、執行猶予はあるようで安心だ。


「結果どういうことですか、シブミ先生」


 あらすじでは満足いかなかったのか。それとも話から置いて行かれた不満からかフタバは説明を求める。当事者のレイがさっぱり理解していないからタイミング的には助かるのだが。


「つまり、降臨型纏輪は従来の纏輪よりも遥かに打たれ強いということさ」

「それは頼もしいです! クロ君とホトリちゃんは攻撃特化していますから。私はどっちつかずですし」

「ふふ、ロマンと言いたまえよ隊長」

「フォール倒せればいい、です」


 ロマンとは一体?

 レイが素直な疑惑を考えていると、不意にシブミの視線を感じた。


「ではメディカルチェックを終わるとするか」


 そう告げたシブミの表情は、やはり物足りなさそうで同情するべきか否か迷う。


「まだ大したことしてないですよ?」

「それはそうだ。身体検査とその他諸々だけだからな、本来。むしろ最後がメインであり、私の趣味さ!」

「アンタ最低だよ!?」

「ちなみに、次の纏輪講座も私が担当だ。嬉しいだろう?」


 レイは、いいえと即答を返さなかった自分を褒めたい。

 研究者というのは、有害無害に関わらず独自のスタイルを貫くもの。そうカテゴリして後は触れないのが賢明なのだ。


「何を言っても連れて行かれるんですね。そうなんですね」

「その通り! 休憩を十分間とってから、多目的ホールに移動しようか」


 シブミの素敵な笑顔を無碍にはできまい。

 されるがまま医務室から出る……前にレイは焦り始めた。


「あ、あの!? 僕の纏輪、どうやってしまえばいいんですか……?」

「おお、出し方が分からないのだから引っ込めないのは道理だった。しかし、私にそう言った感覚は理解できん。お前たちが手伝うと良い」


 レイが言いださなければ、まるで見世物のように支部内を移動することになっただろう。今朝のことが思い起こされて、少しだけしょぼくれた。


「ここは先輩に任せろ! なあ、フタバ」

「任せるも何も、心を落ち着かせていれば数秒で鎮まるじゃないですか」


 クロのノリに冷静に対応するフタバ。何だかんだ仲が良いのは、初期二人組を思わせる。


「心を……鎮める」


 レイは一人、瞳を閉じる。同時に、うなじから腰上にかけて迸る熱。人肌チックなその温もりをゆっくりと、時間をかけて冷ますイメージで。


(……戻れ)


 纏輪は応える。いや、粒子となって散る辺り、ケンカ別れに近い。


「いつ見ても纏輪の散り様は美しいな。ずっと見ていられないのが残念だよ」


 シブミの金色輪の想い方は、信仰と呼べるものだろう。熱烈な視線を受け、レイの顔は赤くなった。


「では鳳凰寺双羽隊の諸君、多目的ホールへ向かおうか」


 今からでも駆け出しそうなシブミの案内で、レイたちは退出する。

 多目的ホールとは、少しばかり暇になるくらいの距離があった。


「イベント事にしか使われないからな、ホコリっぽいのは我慢してくれ」


 とシブミが忠告した通り、ホール内の空気は気持ち吸いづらさがある。早く換気扇でも回したい。みんながそう思うのは当然の流れだった。

 レイだけが講義を聞くわけではなく、各々が話を傾聴しやすい位置に座る。

 プロジェクター付きの部隊には女医が立つ。彼女は壇上から、扇状に広がる室内を見渡す。


「ふむ。ここに立つのも一年くらい久しいな。諸君、これより纏輪及びフォール、ヘヴンズの指針、反政府組織ついての講義を始める……筆記用具の用意は、できているかね?」


 子供のように無邪気なシブミの問いかけに、レイ、フタバ、クロ、ホトリはいそいそとペンを出した。


「纏輪よりも先にフォールから話そう」


 シブミは一人きりの舞台で、語り部として説明を始める。


「神々が住まう場所である天界、そこから下界に……つまり地球に降りてきた者たちを、私達は堕天使と当てはめてフォールと呼んでいる。そしてこれをフォールダウンとして警報として利用しているのは、片翅嶺も知っているだろう。奴らの注意すべき点は『既存の兵器が一切効かない』こと、もう一つは『あらゆる物体、物質を吸収してしまう』ことにある」


 レイがに撃った拳銃は、まるで痛手にならず、足止めとしても不十分だった。

 その事実は苦い経験として残っている。

 正直、二度と味わいたく無いものだ。


「フォールの目的は、地球を限りなく平坦にすること……というのが有力な説だ。奴らは、生物を取り込むことは二の次、いや毛嫌いしている」

「じゃあ、僕が襲われたのは……」

「十中八九、片翅嶺ではなく近くの建築物が標的だっただろうな。まあ、触れると死んでしまうのだから、逃げたのは賢明な判断だよ」


 その後、無謀にも突撃したことに目を瞑れば。


「他にも、吸収能力を成しているのは、体の表面を覆う膜が原因だとか。そう言う説もあるが、私からしてみれば纏輪の方がよほど興味深い代物さ」


 話はフォールから纏輪へ。そして、ほどなくしてシブミの声音が軽くなる。

 レイも初めて纏輪を目にしたときは、感動を覚えた。未知に遭遇した恐怖心をどこかにほっぽり出して。

 シブミの気持ちを察することは出来る。


「纏輪は現状フォールに通じるただ一つの力。特徴として一人一つのリングを持ち、一枚の翼状の突起物を有する」


 勿論、例外はある。

 シブミはフタバに話を投げた。


「鳳凰寺双羽、前に立ち纏輪を呼んでくれ」

「はい」


(フタバの纏輪は、そういえば……)


 レイが思い出す前に、フタバのくるぶしから外側に向かって、小さな金色輪が姿を見せる。特段用事が無いからか、彼女の纏輪はプレーンな翼状を保っている。


「彼女のケースは少し特別でね。纏輪を二つ扱っているのさ」

「それってすごいんですか?」

「腕が余計に二本あると思えばいい。普通のウィジェルはまあ、一本増えるだけだから、頭に入ってくる情報が少ない。一方、鳳凰寺双羽は君らの倍覚えることがある」


 それも単純な倍ではないがなと、シブミは言う。


「彼女は唯一の双纏輪ダブル覚醒者さ。珍しさなら片翅嶺とどっこいどっこいだ」

「僕ですか?」


 それは考えるに降臨型纏輪が関係しているのだろう。


「そう。そして同じく先日現れた少女も君と同型だ」

「僕と同じ纏輪」


 レイは右翼。一昨日の少女は左翼。

 対のように並ぶ、一対の翼。


「可笑しな偶然は、あるところにはあるものだね。君は知らないだろうが、降臨型纏輪が目撃されたのはその日が初なんだ」


 偶然。たまたま。そういう巡り合わせだったと言われると不思議と不快に聞こえない。

 しかしロマンチストな女医である。てっきり、シブミは必然や確実性を重んじていると、レイは勝手にイメージしていた。

 シブミはなお金色輪について語る。


「ここからが本題だ。纏輪には攻撃形態が二種類と特殊技能が一つ存在する。ちょうどいい鳳凰寺双羽、やってくれ」


 フタバは心得たと自信有り気に了解。


「これがソードシルエット」


 左くるぶしに生える羽が細く、鋭利になってゆく。レイピアのような切っ先とロングソードの刃を合わせもつような剣状の金色翼。


「こっちがガンシルエットです。と言っても、見た目変わりませんけど」


 クスリと微笑むフタバ。なるほど、双纏輪である長所を伸ばせば、いっぺんに近接と遠距離で攻められる。何もわからないレイでも頭で理解しやすい図だ。


「いよいよ最大の要素だが……片翅嶺は尾美鳥黒を見て知っているはずだ。その名も纏輪解放」


 シブミが真後ろのプロジェクターを起動させる。するすると降りた幕にライトが当たり、そこにはレイとクロ、フォールの三者が映っている。

 レイはピストルを構え、クロは剣態の金色翼を携えていた。


(あの時の……)


『纏輪……解放!』


 動画内のクロの纏輪が黒く塗りつぶされる。


『大纏輪刀・黒漆剣くろうるしのつるぎ


 とそこまでのところで、シブミはリモコンの停止ボタンを人差し指でつつく。


「ああ!? 何してんのシブミさん、良いところなのに!」

「黙れ、尾美鳥黒。私は纏輪以外をじっと見る気などない」

「そんなあ」


 机に突っ伏すクロ。自分の活躍を見られなかったのが、残念で仕方がない様子だ。

 そこでシブミは、一つ提案を持ちかけた。


「わかった。尾美鳥黒の熱意を買おうじゃないか。纏輪解放とお前の能力を説明してくれ」

「おっしゃあ!」


 万華鏡のようにころころ変わる喜怒哀楽。立ち直りが早いのは、クロの美点だ。レイはそう思っているが、フタバやホトリは、うっとうしいゾンビ程度と認識してあるよう。

 クロはそんなのへのカッパも同然という態度で話し始めた。


「まず纏輪解放っつーのは、俺らウィジェルの切り札だ。特別な能力を使えるようになるんだぜ」


 特殊能力? と首を傾げるレイだが、話は止まらない。


「目覚めるには自分と向き合う? のが一番手っ取り早い。当然、レイはまだ使えないし、ホトリちゃんも使えないぞ」


 シブミとは正反対に、クロの語りは熱血の体育教師のようだ。


「使用できるのは三十分間。それを過ぎると、その後一時間はただの人間(、、、、、)に近い状態になる。纏輪を呼ぶこともできなくなるし、ウィジェルとしての体質すら一部機能が落ちるんだ」

「じゃあ、この前使った時は……」

「あん時は、レイが逃げる時間を稼ぐのに必要だったのさ。まあお前が気にすることじゃねえ。俺が助けたかったのと、ヘヴンズの義務が合致したっつー、要はそう言うことよ」


 危険を犯して纏輪を解放する。それがどれ程危ういかを知っていて、クロは奥の手を解禁した。


(たった一言二言、話しただけの僕を助けようとして)


 レイを気に入った。それがトリガーとなったのは、あながち外れたではないだろう。

 でも簡単に決断できるはずがない。レイも初めは、クロの手助けに行くか迷ったから。


「おうおう、湿っぽくなんのは後だ後! 次はお待ちかね、俺の特殊能力についてだぜ!」


 レイが胸をじんと熱くさせていると、クロは陽気に笑い飛ばす。


「このクロ様の力はずばり、斬ること断つこと刻むこと! 俺とこの《天絶あまだち》に絶てねえもんはねえ!」


 はきはきと力強い口上を叫び、クロは纏輪を出し、ソードシルエットにして高く掲げた。レイにはその姿が眩しくて、凛として見えてたまらない。


(凄いなあ……クロ)


 だが賛同するのはレイだけで、女性の視線は冷たい。

 シブミは高ぶるクロを手を上げるだけで制した。


「そこまでだ尾美鳥黒」

「ええー、いいじゃんよー」

「フタバの能力がまだだろう。チームメイト的に知らんでどうする」


 一方的な正しさにぐうの音も出ない。クロは唇を尖らせて沈黙する。

 語り部は代わり、フタバへ。


「ご紹介に与った鳳凰寺双羽です。私の纏輪解放時能力の名は《候空ときそら》、天候の具現化。口で言うと良く分からないですから、今度許可を貰ってお見せしますね」


 聞いただけで、さぞかし美しい力を発揮するだろう光景が浮かぶ。レイは、その時々で表情を変える空模様を思う。


「それは、楽しみにしておきたいな」

「ありがとうございます!」


 口の端を大きく動かして笑うフタバ。纏輪を褒められることは、あまりないことがわかる。


「僕の纏輪にも、クロやフタバみたいな素敵な能力があるんだね」

「ありますよ、きっと」

「纏輪には俺らの夢が詰まってんだ。レイもホトリちゃんのもスゲエ力が眠ってらあ!」


 だから早く一人前になってくれよと、クロが励ます。


「夢が詰まっているか、大きく出るじゃないか尾美鳥黒。研究者としてその言い回しは賛同できんが、私個人は好きな発想だよ」


 腕を組んで静観していたシブミは、軽い拍手を送る。

 役目の終わったクロはとフタバは、それを機に自分の席に戻った。


「ここからが本題というより、わたしたちの達成すべき目標とでも言い変えよう。ヘヴンズとこれに敵対する反政府組織ウィングズの話だ。心して聞け」


 シブミは声を硬くして話す。

 ――レイと謎の少女の関係に亀裂が入る時が、音もなく近づいていた。

お読みいただきありがとうございます。


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