表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕のたび 第1章 -I go alone-   作者: 城間 奇成
9/19

1部 補足 「ラサの思考」

 この作品に出てくるヒロインのラサが、僕と出会う。少し前に考えていたことです。

 ちなみに作品のネタバラシに近いので最初に読むことはあまりおススメできません。

 お時間があれば読んでください。

 わたしの村は、海を越えて森を掻き分けて来た国によって滅ぼされた。別に資源を求めるわけではなく、領土を関係ない。多くの人が、殺された。ただ、10才以下の男の子達をさらうためだった。わたしは、弟の竜騎リュウキを守るために必死に戦った。だけど力不足でダメだった。竜騎は、その国の奴隷として連れていかれてしまった。

 村が、無くなった後、わたしは、何とかそこから生き残り竜騎を助けるために、わたしなりに力を求め、攻めて来た国について調べた。その結果、その国の目的は、幼い男に武道を教えて、ある程度成長したら彼等同士を戦わせて、勝敗で賭をするためだ。

 体が、弱かった竜騎には、到底生き残れないかもしれない。だから、助けるために力が必要だ。

 そして、わたしはついに家に代々伝わる魔石の力で知能の低い魔物を操る力を手に入れた。あとは、この魔力の力を上げ、さらに扱いやすく強い魔物を探すだけだ。そして、魔物を見つけた。「鬼」という魔物だ。だが、わたしの力は、不完全で弱いものだった。暴走した「鬼」は、村を襲いたくさんの死者が、出た。それも親達が、畑作業で留守の時、つまり多くの子供達・・・

 わたしは、自分の村でされたことを別の村でしてしまった。

 わたしは、わたしなりに謝る。殺されても構わないつもりで村に謝りにいった。村では、魔石について全くの知識が、なく放浪に近いわたしを村長が、引き取ってくれた。村長には、わたしより少し若い一人娘が、いた。だがその娘は、わたしが殺してしまった。

いつか本当のことを話そうかと思ったが、怖くなりいうのをやめた。

 そして1年後、噂を聞いて愕然とした。その攻めて来た国は、たくさんの奴隷達が、反乱しクーデターが、おき、地図から無くなってしまった。軍隊と奴隷の衝突で物凄い死者が出たそうだ。多分その死者に竜騎も含まれていたかもしれない。

 すべてが、遅かった。そして、わたしは、思った。第2の人生が始まると・・・

 今では、この新しい村で、好きの子がいる。年下で無垢な子だ。だが、その子は、明日、村を出て戦場に行かなければならない。俗にいう徴兵だ。どうすれば止められるかが、今の考え事だ。

 後もう1つ気になることがある。それは、時たま大きくなった竜騎が出る夢を見る。竜騎が、わたしをサイレント・ヒルで刺し殺す夢を・・・

 僕のたび 1章に続く



 今、第2章を書いてます。

 出来たら読んでね。

 それではまた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ