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2010/2/16

 今日、市役所に婚姻届を提出してきた。

 私の運命は完全に変わった。

 なんとなく空を見る。

 あいかわらず、曇り空だ。

 いつもそうだ。

 人生の分岐点では、必ず曇り空。

 まぁ、雨じゃないだけマシなのかもしれないが……。


 「あおくん!! どうした、そんな顔して? わたしとの結婚がそんなに不服かい?」

 「いいや。最高だよ」

 「だったらしゃきっとしなさい」


 「あおくん! あおくん! 雪だ!」

 「雪なんて珍しくないでしょ。なんでそんなにはしゃいでるの?」

 「だって、お祝いしてくれているみたいじゃない!?」

 「そうだね」


 誰からのお祝いだろうか?

 過去? 未来?

 「世界が祝福してくれてるんだよ。もっと笑顔になろうよっ!!」

 「そうだね」

 「そうだねじゃないよ! 踊ろっ」


 楽しそうにくるくる笑顔を振りまき回る『葵』は、ひまわりのようだと思った。

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