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作者: XI

 エッセイとはなんなのか。コラムとどこが違うのか。不勉強な私はそのへん、よくわかっていない。否、まったくわかっていない。わかろうとすらしていない。この時点ですでに、早速、ツッコミどころ満載なのではないだろうか。エッセイとコラム。じつは、もはやどうでもいいことだが、正しい定義があるなら誰とは言わないが暇なときに教えてほしい。しかし、そういった、いわゆる区分けについては、やはりどうだっていいのだと力強く述べておきたい。一部のヒトが謳う「エッセイなんてしょせんは『雑文』だ」という物言いは正しいのだと考える。そういった考え方こそ大切にしたい。「ブルース・リー」だ。「考えるな、感じろ」ということだ。尊い思考だ。見習いたい。


 「ある報せ」によりもたらされた、微妙としか言えないモノ、すなわち簡単な収集を終えたうえで得たきっと取るに足らない情報をもって、たとえば、己の考えに基づいた身勝手な話をする。


 少しまえに、エッセイジャンルにおいて、ある種、問題視される現象が発生したようだ。「とある勢力」を、「独占・寡占の権化だ」としてやり玉にあげた「書き手のみなさま」がいたらしい。ここで大切なのは、多かれ少なかれ、大小はあれど、間違いを犯すべきではないということだ。独占・寡占、それは「以前」から「見受けられた傾向」であり「事実」だ。あまり詳しいことは言わないし、詳しく言うまでもなく、目の肥えた読者さまには見当のつくことだろうから嫌われることを述べるのは極力避ける所存だが、考えてもみてほしい。「なにも持たない作者」からすれば「独占とか寡占とかは気持ち悪い」し、「そこに一石を投じてやりたい」という気持ちになるヒトも必ずいる。生まれる。「なにかを持ち合わせている作者」からすれば、どれだけの綺麗事を枕詞にしようが、そのじつ「独占も寡占もあたりまえじゃん」となる。それはそうだ。自然の成り行きなのだから。その点、多くのニンゲンが理解しているはずだ。


 「持つ者」と「持たざる者」が言い争うことは、必然だ。


 私は「なろう」の歴だけは長い。いろいろな事を見てきたし、いろいろな目にも遭ってきた、さまざまな方も見てきた。自分がまいた浅ましい種によって大切な友人も失ってしまった。反省すべき事柄はいくつもある。私は傲慢だった。だが、だからこそ、忠告したい。だからこそ、私はその人物に「いつのときも絶対に自分を見失うな」と伝えたい。しかし、新規参入者に対する古参の態度はあるいは「高圧的」で、「だったらやり返してみろよ」みたいな様子も見え隠れする。なにを勝った気でいるのか。嫌な話だ。その点についてだけは吐き気を覚える。


 こと「なろう」に関して言うと、いろいろと不満を抱えながら参加しているヒトのほうが、満足して活動しているニンゲンより、ずっと多いと感じている。


 最後に、「蠱惑的な集団」について話したい。作品を投稿するだけで「多くのなにかが得られる」参加者は少なからずいる。そういったニンゲンは、はたから見るヒトに「絶望感」と「無力感」と「腹立たしさ」しか生まない。だが、思考してみてほしい。「それ」すら、「なろう」の一部なのだ。「その現実」が嫌なのであれば、「なろう」なんて、とっとと放り出すことをオススメしたい。切りがたい縁だからこそ、思いきって切るべきなのだろうと考える。


 もう一度、示しておく。私は「なろう歴」、すなわち「歴」だけはほんとうに長い。成功している方に続きたくて、続こうとしているのに、いまだ芽が出ていない非常に無力な存在だ。


 ただ、思うことくらい、たまには、吐き出そうと考えた。


 次にエッセイをしたためるのは、来年になるかな?

 私はノンポリなので、また近々、書くかもしれないかな?


 私に似た、毒を吐くようなエッセイは感心しません。

 つまるところ、赤ん坊のようにだだをこねているだけですから。


 それでも、私はこうしてみなさまに思いを告げる機会に恵まれた。

 ただただ、主催者様に感謝したい。


 スッキリした――とまでは言えないようです(苦笑)


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― 新着の感想 ―
[良い点] 幼女作家「あ(察し)」 [一言] 政治の話はしたくないってことかな。創作だもんね。いやこれは、わたしのテーゼだなぁ。いつも考えちゃう。広告と創作物の関係。資本主義の創作物への影響。わたしは…
[良い点] 「持つ者」と「持たざる者」が歪みあってしまう。 悲しいですけど仕方のないことなんでしょうね。それもが社会の形なんだ、ということなんでしょうね。
[一言] 気に入らないの意味が異なるけど、日刊ランキングのっても一日で消えるタイプのエッセイが多いのが物悲しいかな。 エッセイ常連にしか読まれていない感は拭えない。創作論系のなまこ教授のとかまだTOP…
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