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一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。 もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?  作者: たまご
第三部 黒のキャラバン

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お稲荷さん。

「うう、食べ過ぎた……」


お腹が苦しい。

まだ、食べたいものがたくさんあったのに……。


まぁ、急ぐ用事もないし、しばらく真珠国に滞在してもかまわないだろう。

温泉もあるらしいし、楽しみだ。


「ん?」


赤い鳥居が、目に入った。


神社があるのかな?


「お参りしていこうか、りゅうたろう?」


鳥居をくぐると、石造りの階段が上に伸びていた。


うん、腹ごなしに丁度よさそうだ。


木に囲まれた階段を登ると、狐の像が立っていた。


「へぇ、お稲荷さんもいるのか」


不意に、せりがキャットハウスから顔を出した。

ぴくぴくとひげを動かしていたが、すぐにハウスに引っ込んだ。


……ここの神様の気配でもしたのかな。


こじんまりとした、けれど、しっかりと手入れされている社が立っていた。


「猫達が、元気でいますように」


ついでに、何もやらかしませんように……。


「もしかして、相田つかささんでいらっしゃいますか?」


「あ、はい」


声をかけられて振り向くと。


「…………」


狐が座っていた。


「良かった。こちらに来るとお聞きしたので、ずっとお待ちしておりました」


「はぁ……」


誰から聞いたの?


待っていたって、何で?


お稲荷さん、ですよね?


ダメだ、突っ込みどころが多すぎる……。







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