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一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。 もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?  作者: たまご
第三部 黒のキャラバン

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風の噂。

「買い取りもお願いできますか?」


「おう、いいぜ。モノはなんだ?」


「魔物とかです。ちょっと大きいのも、あるんですけど……」


「じゃあ、外でやるか。ちょっと行ってくる」


受け付けのお姉さんに声をかけると、裏口へと案内された。

ギルドの裏は、広い空き地になっていた。


無限収納から、猫達が狩ってきた獲物を取り出す。


「レッドバードが七羽。ワイルドボアが三頭。いい状態だな」


ふむふむとマスターが、確認しながらメモを取っていく。


「こりゃマーウか。珍しいな」


「あと、これも……」


ワイバーンを見せると、ぎょっとした顔になった。


「これ、まさか、あんたの猫が?」


「一応……」


ため息をつくと、マスターはやれやれと首を振った。


「猫ってのは、すげぇもんだな」


「いや、あの……」


多分、くぅしか出来ません……。


「そういや、あんた、アレキサンドライトの噂を聞いたか?」


「……魔導の塔の事ですか?」


「一晩で、塔も魔導師達もみんな消えちまったらしいな」


……一晩もかかってないけどな。


「あんた、何か聞いてないか?」


ギルドマスターがため息をつく。


「この辺は田舎だから、あんまりよその情報が入ってこなくてよ」


「分からないですね」


本当は、よぅく知ってますけどね……。









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