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一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。 もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?  作者: たまご
第二部 魔導の塔

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旅立ち。今回は何事もなく……。

「え、旅にでるんですか?」


「うん、お金もたまったし」


薬草採取が楽しくなってきて、ついターコイズに長居してしまったが、そもそもの目的は旅の資金を稼ぐのが目的だった。


「さびしくなりますね……」


ギルドのお姉さんは、私の肩に乗っているりゅうたろうを見ながらそう言った。


……あんたもか。


まぁ、確かに、うちの猫達は可愛いからな! 反論は認めない!!


「どこに行くのか、決まってるんですか?」


「ううん、別に」


何も決めていない旅。


……ちょっと不安になってきた。

いや、せっかく異世界に来たんだし。


向こうじゃ、修学旅行くらいしか行った事がなかったからな……。




「行こうか、りゅうたろう」


ターコイズの街をあとにする。


しばらく拠点にしていたから、ちょっとだけさみしい気もするが、どきどきわくわくの方が強い。


キングの「空間転移」で、どこであろうと一瞬で行けるが、自分の足で歩くつもりだ。

旅というものは、過程も楽しまなければ。


向こうでは、時々やっていた駅弁フェアで路線に合わせた駅弁を買って楽しんでいた。

一週間ずっと、夕食が駅弁だったりもしたが、目的地まで食べ続けた。


この世界に駅弁がないのは残念だが、美味しそうなものを色々買って無限収納に詰め込んだ。


風も爽やかだし、いい天気だ。


……女神様のおかげかな。


そうだ、一度ラピスラズリに寄らなくては。

あのあと、女神様が結界を張ってくれたから大丈夫なはずだが。


そういや、何から隠れていたんだろう……?





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