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一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。 もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?  作者: たまご
第一部 異世界探索

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猫神。



「やっぱり、女神様は人気があるんだねぇ」


肩乗りサイズのりゅうたろうを連れて、私はあちこちの神殿をのぞいてみた。


女神様の神殿は大勢の人が集まり、なにやら華やかだ。


運命神の神殿は、ここでもさびれている。


海の神様に、鍛冶の神様。


知の神様は、やはり学園都市のトパーズでは一番人気のようだ。


「……で、ここは何の神様なんだろう」


ほかより一回り小さな神殿だったが、参拝している人はわりと多い。


そして、神殿の敷地のあちらこちらに、大きいのから小さいの、陶器で出来ていると思われる置物からふかふかのぬいぐるみまで。

異常な数の猫がお供え(?)してあった。


こんな感じ、テレビとかで見た事があるような……。


あれは神社だったかな。


「すいません、ここって猫にまつわる神殿なんですか?」


近くにいた学生らしき少年達に尋ねてみた。


「ここは、猫神様の神殿ですよ」


やっぱり猫か。


「この猫達は?」


「猫神様は九つの命を持っており、その魂はそれぞれ別の世界におられると言われています」


ほう。


「それにあやかって長生きしたい人達が、猫の形をした物をお供えしているんですよ」


なるほど、それでか。


「教えてくれて、ありがとう」


「いいえ。お……姉さんも猫を連れているみたいですし、お参りしていったらどうですか」


……今、おばさんとどっちにしようか迷ったよね?


まぁ、この世界の平均寿命は六十才くらいだし、学生さん達はまだ若いし……。


…………………………。


福助、「風魔法」。


って、いやいや、冗談ですよ?









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