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一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。 もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?  作者: たまご
第一部 異世界探索

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猫に小判。

「ここがオニキスか」


山岳地帯にある城塞都市オニキス。


石造りの建物が並び、街の周囲を堅牢な塀で囲んでいる。

ここはたびたび魔物の襲撃を受けるらしく、衛兵らしき人達が警戒態勢を取っていた。

街の外れでは、崩れた塀の修復作業が行われている。


なるべく早く猫を見つけて、ここから離れた方がいいかもしれない。


「あれ?」


ここにも神殿があるのか。


「んー?」


女神様の神殿と比べて、随分と寂れている。


「ま、いいか」


とりあえず、拝んでいこう。


「猫達が無事でいますように」


ついでに、何もやらかしていませんように……。


「お姉さん、拝んでもムダムダ」


「え?」


地元の人らしきおじさんが、ひらひらと手を振った。


「運命神様は、人間の願いなんか聞いてくれないからな」


運命神?


「そうなんですか?」


「何があっても、『それが運命だと思って受け入れろ』ってのが運命神様だからな」


「あー」


なんとなく、人気のない理由が分かった。


運命って言われてもねぇ……。

いろんな神様がいるもんだ。


それはさておき、猫を探さなくては。


この街にいるのは、おこん。

うちの猫達の中では、最年少のおてんば娘だ。


「スキルは……」


創成魔法(無制限)。


「………………」


無制限!?

そんな無茶苦茶な……。


いや、待て。


相手は猫だ。そして、おこんだ。


どんなにチートだったとしても、自分の知っている、というか、自分の興味があるものしか作り出さないはずだ。


まぁ、そんなには危なくはないだろう。


……ほかの猫達と比べての話だけど。







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