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一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。 もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?  作者: たまご
第一部 異世界探索

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そんな気はしてました……。

しばらくすると、せりがそろーっと近付いてきた。


私はチャビをそっと撫でた。


「チャビ、『回復』」


チャビがごろごろ喉を鳴らし始めた。


チャビの「回復」は強力だけど、副作用もある。

ごろごろ喉を鳴らしているのを聞くと、眠くなってしまうのだ。


案の定、せりもうとうとし始めた。


慎重に、焦らず、落ち着いて。


私はがしっとせりを捕まえた。

せりはそのまま膝の上に乗ってきた。


本来は甘ったれなのだ。


「本当に、あんたって子は……」


よしよしと撫でてやる。


「チャビもありがとう」


いや、もうごろごろはいいから。


ところで、せりさんや、そろそろ撤退したいんだけど。


いい加減、心が折れかけています……。


くわっとせりが目を見開いた。

耳を伏せたイカミミ状態で、警戒態勢を取っている。


これ、「気配察知」……?

あれ、そういや、食堂のおじさんが……。


大きな水音がして、港の近くに巨大な影が現れた。


クラーケンだ。


「でか……」


何、あれ。


たこ焼き何個分だよ!








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