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一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。 もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?  作者: たまご
第一部 異世界探索

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いらないから! 猫には必要ないから!

女神様と別れた私達は、次の目的地である港町トルマリンに向かった。


魚だ!


まぁ、うちの猫達は魚食べないんだけどね。


久し振りに、魚料理が食べられる!


鮭のムニエルに、アジフライ。

エビフライもあるといいな。


こっちの世界でありがたいのは、食事がほぼ向こうと同じだった事。

……材料は微妙に違うけど。


味付けなんかは変わらない。

味噌とか醤油に似た調味料もあった。


前にターコイズで食べたレッドバードの焼き鳥も、味付けはタレだった。




二日でトルマリンに着いた。

私もずいぶん旅なれたものだ。


「お、潮の香り」


だが、はしゃいでいられたのもそこまでだった。


確認すると、ここにはせりがいるようだった。


「スキルは……………………」


せりのスキルは「気配察知」と「隠密」


「はぁ!?」


いかん、詰んだ。


ただでさえ見付からないのに、何してくれてんだ、アホ女神!











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