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一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。 もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?  作者: たまご
第一部 異世界探索

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知らされた真実。

「そういえば、女神様に聞きたい事があったんだけど」


「はい、何でしょう?」


よつばのもふもふボディに手をうずめて、女神様はご満悦だ。


「私は向こうの世界でアレして、こっちに来たんだよね?」


あまり、はっきりは覚えていないのだが。


「何で、元の姿のままなの?」


普通、赤ん坊に生まれ変わったりするものだと思っていた。


「あー……」


女神様の目が泳ぐ。


……正直に吐いちまいな。


「当初の予定では、辺境貴族の娘さんに生まれてもらう予定でした」


なるほど、領地経営というとこかな。

けっこう好きなジャンルだ。


それがどうしてドタバタ珍道中に……?


「猫さん達はご存命だったので、そのまま、こちらに来ていただいたんです」


「うん」


「つかささんが成長するまでの間、自分の身を守れるようにとスキルを授けたのですが……」


「ですが?」


何やらかしたんだよ、女神様。


「魂だけとはいえ、つかささんの気配があるので安心したのか遊び始めてしまって」


まぁ、猫だからねぇ……。


「そうしたら、よつばさんが結界を解除してしまいまして。皆さん、外に出てしまわれたんです」


……女神様の結界を解除するとか、どんだけチートなのよ。


「前にお話しした通り、このままでは世界が滅んでしまうので、急遽つかささんに元の姿になってもらったんです」


「は?」


「成長するまで待っていたら、手遅れになってしまいますし」


「……」


つまり、全部あんたのせいか、ぽんこつ女神!


……どうせなら、もう少し若くしてくれたらよかったのに。



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