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一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。 もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?  作者: たまご
第一部 異世界探索

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いざ、お化け屋敷! ……やめとく?




ここが依頼のあったお城か……。


うっそうと繁った木々。


なぜか昼間でも薄暗い。


「うん、出るな、これは」


猫しか連れていないテイマーの私が依頼を受けようとすると、お姉さんはいい顔をしなかった。


もっと簡単なものから始めた方がいいと、何度も念を押された。

結局、あくまで調査するだけという事で話がついた。


「十分に気をつけて下さいね」


城ごと吹き飛ばしたりしないように気をつけます……。




気配を探ると、チャビの名前が表示された。


やっぱり、ここにいたのか。


あれ、でも、待てよ。


「チャビだけって、どういう事……?」


チャビは姉弟で保護した猫だった。

シニアといわれる歳になったというのに、うちの猫達の中でも特に寂しがり屋だ。


こんな、初めての場所で一人きりでいるはずがない。


「まさか、くぅとはぐれた……?」


マズい。一刻も早く確保だ!


「りゅうたろう、大きくなって」


りゅうたろうが虎ほどの大きさに変化する。


「よつばは罠があったら『解除』。危ないと思ったら逃げなさい。……まあ、あんたは言われなくても勝手に逃げるだろうけど」


よつばがもふもふのしっぽをピンとたてた。


「福助は」


福助がじっと私の顔を見た。


「何もしないで下さい……」








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