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一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。 もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?  作者: たまご
第六部 消えた村

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休日。

「今日はお休み!」


ゴロゴロするぞー!


週に二日ほど、ドラゴンちゃんのお散歩も兼ねた休日を設定している。


何もない草原の真ん中にテントを張る。


「ドラゴンちゃん、行っておいで」


ドラゴンちゃんが、空高く舞い上がる。


普段は無限収納の中だからな。


キャットハウスには、さすがに入らないし。


「みんなも遊んでおいで」


猫達も自由行動だ。


くぅ、言っておくけど、ここら辺はドラゴンの生息範囲外だからね?


めったに人も通らない場所を選んでいるので、猫達もドラゴンちゃんも気兼ねはいらない。


そして、私は。


「ふふふふふ」


女神様からお詫びの品として受け取ったルゥを使って、大量のカレーを作る事にした。


こちらの世界にも辛い料理はあるが、まず香辛料が高価だ。


なので、大抵は辛味のある野菜を入れたスープなどだ。


あっちのカレーとかラーメンとか、やっぱり食べたくなるしな。


インスタントラーメンももらったから、明日はそれを食べよう。


匂いがするから、街の中では食べられないし。


根菜とワイルドボアの肉を入れる。


んー?


ボーショという芋を入れるとピンク色になってしまうから、今回は見送る。


「あー、この匂い」


たまらん。


久しぶりのカレーの匂いに、お腹が鳴る。


カレーうどんもいいな。


真珠国で買ったうどんもお米もある。


デザートは、どうしようかな。


ビックサイズのバニラアイスがあるから、スカイビーの蜜とルッコのジャムをかけて食べよう。


ご飯を食べたら、草原の中でこちらの世界の絵本でも読んで。


夕焼けを眺めながら、猫達の帰りを待とう。


夜は、星空の下でコーヒーを飲む。


本当なら、こんな生活をずっと続けていたいが、しはらくは無理そうだ。


多分、街に戻れば、またギルドから依頼が入るだろうし。


しかし、私の休日ってもしかして、ソロキャンプ……?






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